■ 全国100万人の読者の皆さま、パリ話を中断して、新店ご紹介をいたします。
速報はInstagramで上げていっていますが、このサイトでも、これどう考えても早い方がいいでしょう。
新しい和食店オープン情報です。
●2024年5月9日、
夷川通り柳馬場西入るに開店された、
「辻布紗(つじふさ)」さん。
祇園の「味ふくしま」さんで10年以上料理長を務められた、
辻 義勝さんの独立店です。
御所南で一軒家、
お祝いのお花で祝福されたお店に伺って参りました。
●夷川通り、柳馬場西入る、
「豆政」さんの斜め前で、まあ本当に、こんないいところに一軒家があったのねと驚きます。
●店主の辻 義勝さん、
ものすごく感じがいい方です。
辻さんは福岡出身、最初の料理修業を名古屋でされたのち京都にいらして、
「御料理はやし」さん、
「余志屋」さんで修業、
その後、祇園の「味ふくしま」さんで11年間料理長を務められました。
独立に向けて、御所南で物件を探していらしたということです。
●妻で女将の香織さんは、フランス好き、シャンパーニュとブルゴーニュワイン好きでソムリエの資格を持ち、さらに伏見の生まれ育ちで日本酒も大好きということ。利き酒師でもいらっしゃいます。
おふたりの組み合わせ、最強ですね\(^o^)/\(^o^)/
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●さてお料理です。どのお店でも、初回はできるだけお昼に行きたいので(撮影しやすい)、お昼の軽いコースです。
●毛蟹と湯葉
●鯉のお椀。葛を打って揚げた鯉、やわらかくて口当たりよかったです。
鯉の骨から取っただしにお酒たっぷりの吸い地でした。
●かつおのたたき
大根おろし、長芋おろし、白菜の芯。
ねぎ、茗荷、針生姜。
●丸茄子揚げだし。
あごだし。
●鮎の唐揚げ。おだしにおろした胡瓜。
●コースの最後に供された、
八寸風情の食事です。
つまり最後のご飯ね。
ますとえんどう豆の、ひょうたん形のご飯。
もずく酢
だし巻き玉子
鴨ロース
甘鯛塩焼き
丸十
一寸豆
とこぶし
ちまきの中は穴子寿司。
●食後に枇杷のコンポートとさくらんぼ。
本当にきっちり正統なものをいただいたという満足感がありました。
●店内は「味ふくしま」さんと同様に、靴を脱いで上がり、ほりごたつ式カウンターに腰を下ろすというタイプです。
メインカウンターの他にもう1部屋ありました。各6席です。
麻の布がお好きで、「辻布紗」という店名にしたということ。
すべてが真新しくてきれい、
高岡屋さんの、麻のお座布団も格別美しく、空間は清新な気に満ちて、とても気持ちよく過ごせました。
●昼夜共に1コースのみ、
昼 8500円(税サ込)
夜 20000円(税サ込)
いずれも現金払いのみ。
●辻 義勝さん、香織さん、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
●追記
2014年にいただいた「味ふくしま」さんでのコースはこんなでした。
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「辻布紗」つじふさ
電話 075-354-5349
京都市中京区百足屋町155
(夷川通り 柳馬場西入る 北側)
11時半~12時半(入店)
18時~19時半(入店)
日曜、祝日休み
★月曜の昼休み、祝日の翌日の昼休み。
2024年5月9日開店
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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は
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