■「天若(てんじゃく)」初訪問\(^o^)/

■ 全国100万人の読者の皆さま、「天若(てんじゃく)」さんという西陣の和食店に伺ったエリーでございます。
「研野」の研野さん、愛ちゃんに教えられて先週伺ってみて、
ほんとーーによかったーーーー\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
店主の西岡瞭(にしおかりょう)さんは31歳。幼少の頃からお祖父さまがお店をされる姿を間近に見て、自分が継ぐのだと心に決めていたということです。お祖父さまも高齢になられ、いったん閉められたお店を昨年12月、瞭さんが新たにオープンされたということ。
西岡瞭さん、ものすごく感じがよくて、好青年なのです\(^o^)/
西陣育ちにして慶應義塾大学卒業、京都に戻って「高台寺和久傳」さんで4年間修業。「研野」さんオープン時にヘルプに入ったりもされたそうです。
お料理はしかし「和久傳」さん風ではないの(^o^)
だってまず八寸が供されるから、わ、これは和久傳さん風を目指していないのだなと。八寸、お椀、お造りと出て、その後天ぷらが6品。さらに、お祖父さまもされていた、天ぷらの一品。
それで終わらずもうひと盛り上がりがあったのちに、ぴかぴかの白ご飯、所望すれば雑炊。フルーツ、その後粋な甘味。
すべて過不足なく決まり、おいしかったおいしかったおいしかった\(^o^)/\(^o^)/
店内カウンターのお部屋は、受け継いだひのきの一枚板のカウンター(尾州のひのきで、長さは7m弱、厚さ14㎝)以外は改造というより完全に新しく造り変えられており、網代の天井、名栗の扉などなど、木の美しさに見惚れる思いでした。いるだけで気持ちよかったです(^o^)☆☆☆
8席カウンター以外に、ビルは4階建てで、まだまだお部屋もあるようでした。何せ、西陣が隆盛を極めた頃、大繁盛されたお店だったそうで。
でもスタートしたばかりの今は、(おひとりでされているということもあり、さらに蔓延防止なんとかで、)18時一斉スタート、カウンターで2組くらいまでで、という営業にされているようです。
以下、写真30枚です。
「天若」さんInstagramはこちら

●千本通に面したお店です。今出川通上る、西側です。

●昨年12月4日に新装開店されました。お祝いのお花たくさんで華やかでした。

●ゆったり広々したカウンターで、いるだけで気持ちがよかったです。

わたしの他にいらしたお客さまがお帰りになった後です。

★撮影時、一瞬マスクをはずしていただいています。
●店主の西岡瞭(にしおか りょう)さん、31歳。若き俊英です。感じいいし頭いいし技術あるしお母さまやお祖父さま思いだしで、もうもう「出来すぎ・・・」の言葉しか浮かびませんでした。慶應時代の、研究テーマを聞かせてもらってまた仰天しました。学業と家業が一致しているのね。・・・母上もお祖父さまもどんなにお喜びかと、それを思うだけでも幸せになれるお店です。

●お料理スタートです。まず八寸から。
もろこ、車海老、ちしゃとう、ひらめの求肥巻き、金柑といくら、なまこ、このわたなど。

●はまぐりしんじょうのお椀。菜種。木の芽がふわりと香りました。

●お造りはぶり(氷見)と赤貝。ぽん酢と醤油。

●天ぷらの前に食材がプレゼンされました。

●天ぷらのために、塩と、レモン風味の大根おろしが供されます。

●天ぷらを揚げる姿も凛々しい瞭さん\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

●海老でスタートします。

衣はわりとしっかりついている天ぷらです。

衣じたいの食感も楽しみました。

●こぶ高菜

●黄にんじん

●ふきのとう

●有明産の海苔に、からすみ餅

●海苔で巻いてかぶりつきます。おいしかった香ばしかった(T_T)(T_T)

●さつまいもは紅はるかという品種。生から揚げているとのこと。

ここまでの天ぷらはすべて塩でいただいたのでした。
次の一品で天つゆが出てきます・・・

●そしてこれがお祖父さまのスペシャリテだった、天つゆで味わう豆腐の天ぷらです。揚げだし豆腐ですまさに。お祖父さまは、「京都なら豆腐だろう」とこれを出していらして、人気のお料理だったと。

●さっぱりしてくださいともずくです。沖縄の極細もずくにフルーツトマト。上にペリーラ、紫蘇の新芽です<(_ _)>

●島根のいのししを鍋仕立てにしてくださいます。
ごぼう、せり、ねぎがたっぷりです。

●黒七味添え。野菜はしゃきしゃきと、いのしし肉も滋味に溢れて実に旨かったー

(わたしはいのしし肉の脂を少し減らしていただきました<(_ _)>)
おだし全飲みいたしました。

●滋賀県のつやつやのコシヒカリでした。ものすごくこのご飯おいしかった(T_T)(T_T) 赤だし、香の物、ちりめん山椒と。

●さきほどのいのしし鍋のおだしで雑炊。満腹だったけれど、どうしてもいただいておきたくて少量お願いしました。うっとり美味でした<(_ _)>

●いちごはやよい姫という品種。にぎりこぶし大の大きさでした。

●甘味には、熱々の葛焼きが出てきました。ここで初めて「和久傳」さん・・・と思えたのでした(^o^)(^o^)

●黒豆たっぷり入りでした。熱々ヴェリーホット、本当に身にしみて美味と思いました。

●縁起のいい松が描かれたお椀でお薄をいただき、ごちそうさまでした<(_ _)>

ほんとよかった\(^o^)/

以上お料理は16500 円(税込み、サーヴィス料5%別途)で、飲み物を入れて2万円弱でした。

「天若」さん、さっそくクラブエリーをお願いしました。楽しみに伺います(^o^)/

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「天若(てんじゃく)」

京都市上京区牡丹鉾町570

18時一斉スタート
ただいま蔓延防止・・・で、
今のところ2組ほどで営業とのこと。

水曜休み
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■「圓融菴 小林」クラブエリー

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー@「圓融菴 小林」さんの記録です。

9月におこなってとても好評で、1月19日(水)、20日(木)とお世話になりました<(_ _)>

●「圓融菴 小林(えんゆうあん こばやし)」さん、1回8席、2日にわたって伺いました。

お昼営業ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>

前半お料理5品、その後天ぷらというコース。

お料理はおっとり上品で、しみじみ美味、天ぷらはすべて加減よく揚げられて、もうこれ以上の幸せはあるか~?なひとときでした。


●柚子釜にぬた和え。赤貝、数の子、わけぎ。

●お造りはひらめ。優美な舌ざわり、上品な、それでいてこくのあるおいしさ。

●お椀は酒粕入りの白味噌仕立て。下から海老芋、ほうれん草、揚げた牡蠣、ささがきにして揚げた、パリパリの堀川ごぼう。

しみじみうっとり、しみ入るようにおいしいお椀でした<(_ _)><(_ _)>

●もろこの南蛮漬。松ぼっくり形にしたくわい。

●伊賀の牛肉。歯が要らないほどやわらかく、風味がよかったです(^o^)♪

そしてこの後、天ぷらとなります。

●こんな感じで食材がプレゼンされています。

●いつも通り、海老でスタートします。

●ふきのとう。ほんのり苦いけれど、春は遠くないと思えるすてきな食材。

●からすみです(^o^) お酒飲みさんたちはとりわけ喜びました(^o^)

●はりいか、食感がよかったです。

●くわい。すりおろしてまとめてあります。

●ホワイトアスパラガス\(^o^)/
白アスパラガスは雅な風味を持つ、エレガントな食べものです。1月からいただけるとは。

●分厚いしいたけ、旨味が詰まっていました。

●はぜ。希少な魚です。

●さつまいも、鳴門金時です。やわらかねっとり、お菓子のように甘い甘い甘い(^o^)☆☆☆

天ぷらは以上。すべてが、本当に本当においしかった\(^o^)/
理想的に美味だと思いました<(_ _)>

●のどぐろの天ばらご飯。

細かくばらされたのどぐろ天ぷらがご飯に混ぜ込まれていて、さくっとした口当たりで旨味強く塩気も効いて、これ本当に名作だと思います。

●食後はオレンジ(紅まどんな)、りんご、いちごに、黒豆添え。

本当にいいコースでした<(_ _)><(_ _)>

●ガラス越しにお庭の眺め。敷き松葉も苔むした手水鉢も風雅そのものです。

★撮影時、一瞬マスクをはずしていただいています。

●店主の小林紀之さん、ありがとうございました。

参加してくださった皆さんにも御礼申し上げます<(_ _)>

次のクラブエリーは6月下旬にお願いしました。夏の食材を楽しみにいらしてください\(^o^)/

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●そしてわたしはこのクラブエリー開催後の週末に改めて夜の食事に出かけました。

献立ほぼ変わらずでしたが、

お造りのひらめにこしびまぐろが添えられたことと、

さらに天ぷらの食材も少し違いました。

ねぎ、ばちこ、たらの芽、きす、そして白魚が登場して、より春らしさが感じられたのです(^o^)☆☆☆

海老/ねぎ/ばちこ/ふきのとう、たらの芽/きす/椎茸/白魚/さつまいも

一緒に頂いたJさんありがとうございました。

「圓融菴 小林」さん、また伺います(^o^)/

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圓融菴 小林(えんゆうあん こばやし)」
京都市東山区祇園富永町125-2
17:30~
日曜、月曜休み
電話 075-746-7602
2021年7月15日開店

コースのみ、22000円(税込み)
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関谷江里

■「日本料理 とくを」クラブエリー第3金曜 1月

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー報告でございます。

●1月の第3金曜、すでに松の内は過ぎていますが、クラブエリー無限ループのお店、「日本料理 とくを」さんでもまだ少しお正月気分の味わえるお料理でもてなしていただきました。
おいしいことはよーくわかっているから、すっかり安心していただきました。気持ちがなごんでほっこりです(^o^)☆☆☆

●格別おいしいお料理のおかげでカウンター、テーブルとも話がはずみ(はずみ過ぎ・笑)リラックスしたお昼になりました。

ほんとーーにおいしかった\(^o^)/\(^o^)/

日本料理 とくを」徳尾真次さん、小百合さん、スタッフの皆さんありがとうございました<(_ _)>
また伺います(^o^)/

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■「祇園 川上」で新年のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、「祇園 川上」さんに伺ったエリーでございます。

前回の訪問は軽く20年くらい前・・・当時の店主、蝶ネクタイの松井新七さん(昨年95歳で没)が現役でいらした頃のことでした。

現在の店主、加藤宏幸さんがお店を譲り受けられてすでに10年以上、またとてもよくなっていると伺っておりました<(_ _)>

●祇園町南側、西花見小路で大正時代から続くお店です。

祇園情緒色濃い界隈で、店内は懐かしい割烹の風情、よくここまですてきに(手入れもされつつ)維持されているなあと感じ入ったのでした。

(店内はお客さまで賑わっていたので撮っていません。)

●松の内に伺って、お正月仕様のコースをいただきました。

まずはひと口、「寅」のお皿で食前酒が供されました。

●水仙の意匠の器でひと品めです。

●カウンター、目の前に水仙が飾られていて、器と呼応しているのがすてきです。

●器の中は菜の花のお浸しです。

●2品目は八寸。百人一首が描かれた器に盛り込まれていました。

紫式部と坂上是則。

(小野小町でなくてよかった。笑)

●俯瞰で上から。
くわい、ふきのとう、にんじん、からすみ、たたきごぼう、そら豆、金柑、数の子、さつまいも、栗、黒豆。

●お造りはひらめといか。

この後別皿で甘海老も供されました。

●ご主人の加藤宏幸さんです。
名割烹を継がれ、新たに命を吹き込まれて、いいことをされているなあと(T_T)(T_T)

後継者がなくて閉店を余儀なくされる名店が(料理屋さんでもお菓子屋さんでも)多くて、閉まるたび胸がつぶれる思いがするので、こういう方を心から尊敬します。

●お椀はかす汁(白味噌入り)で、堀川ごぼう、塩鮭。酒粕と白味噌が7対3くらいということ。

●焚き合わせは海老芋、筍、さわらの揚げだし。

●いくらのお寿司

●かぶら蒸し 海老、きくらげ、生麩、百合根

●小豆粥で締め。

●食後にフルーツ。オレンジ(紅まどんな)、洋梨(ラ・フランス)といちご。

すべて本当においしかった\(^o^)/\(^o^)/

以上、昼の11000円(サ別)のコースでした。

●料理長の南 建吾さんも大変に感じのいい方でした。

共通の知り合いがいてよかった\(^o^)/\(^o^)/

祇園 川上」さん、しみじみよいなあと思いました。

また伺います(^o^)/

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■「研野」クラブエリー 2022年1月

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー@日本料理 研野さん1月の報告でございます。

●クラブエリー@「研野」さん1月は、11日(火)お昼に開催、
今月もよかった、おいしかったおいしかった(^o^)(^o^)/☆☆☆
寒い寒い日でしたが身体も気持ちも温まり、テンションものすごく上がりました。

以下、順番にいきます。

●先付1 すっぽん豆腐 胡麻豆腐にすっぽん入り。すっぽんだしのあん。九条ねぎ、生姜。

●先付2 煮しめ れんこん、椎茸、小芋、金時人参、結び昆布、いんげん。

ひとつずつ味をつけて最後に盛り合わせたという煮しめ、しっかり味はついているが上品でそれぞれの風味が生きていて、家で材料全部を同時に炊いてしまうのとは全然違います(^o^)

いちばん上には、松葉に見立てたいんげん。

●焼き物はいつものチャーシュー。味噌床に漬けて焼いたもので、ものすごく味がしみていて旨みたっぷりです。合わされるものが毎月替わって、今月は白菜。少し甘酢漬けみたいな感じで粋な風味を添えていました。

●お造り1 赤貝、菜種、うるい、ラディッシュ。浜名湖の新海苔の醤油風味のジュレ。

この赤貝、弾力あり風味よく、海苔ジュレがほんとーにおいしかった(^o^)☆☆☆

●お造り2 水口商店さんの鯛。紅白のよりにした人参と大根。醤油と肝醤油。

食感よく申し分なくおいしい鯛です<(_ _)>

●お椀は肉厚のちぢみほうれん草に甘鯛、氷蕪(雪に見立てて砕いた蕪)、あられ柚子。

もうもう、ほうれん草も甘鯛も理想的に美味、おろしてみぞれにせず砕いて氷風にした蕪も粋なことでした。

●そして次、この柚子釜の酢の物も、丸いお盆に柚子を並べて盛り込んでいる最中からかわいいなあと思い、

●ついでに店主の酒井研野さんもかわいい顔をしてくださいました\(^o^)/\(^o^)/

●酢の物として供されましたが、お正月の八寸というか、どこか中華サラダのようでもありました。

紅白なます、くらげ、大根、人参、きくらげ、せり、ちょろぎ、数の子、黒豆。

●そしてさらにかわいい顔で店主さんがプレゼンしてくれたのはこの牛肉\(^o^)/\(^o^)/

強肴として、すき焼きをしてくださったのです。大喜び(^o^)。

●ご飯も添えて出してくださいました。

和牛(平井牛)、玉ねぎ、ふき、ごぼう、春菊。

味わい濃厚、ほんとおいしかった(^o^)☆☆☆

●すき焼きで白ご飯をいただいた分、今月のご飯会議はコンパクトです。

それでも昆布佃煮、津軽漬け、お漬物と供され、希望者にはバターのせもしてくださいました。

●最後に澄んだスープの麺を少し。カリマンタン島の生胡椒がひと粒あしらわれ、これがいいアクセントです。

●杏仁豆腐\(^o^)/「京、静華」さん仕込みですね。

これは形を保つだけの硬さですが、しかし食べるとするりとなめらかで食後にふさわしい甘味。あーもうこれ定番にしてください<(_ _)>

そして、後ろに液体が見えていますが、これがすごかった(^o^)☆☆☆

はっさくスープとして出てきました。温製。シナモン、クローヴ、八角の香りが立ちのぼり、スパイス好きにはたまりません。お料理と同様に強い印象を残しました。これもまたしてください<(_ _)><(_ _)>

●桜がなんと満開できれいでした。真冬なのに、ここだけ春が来たようですてき。

この前で写真撮りましょう\(^o^)/

★撮影時、一瞬マスクをはずしていただいています。

●研野さん愛ちゃんありがとう、今月もいいコースでした\(^o^)/

そして、BGMの選曲がまたおもしろかった\(^o^)/
ニューイヤーコンサート風にヨハン・シュトラウスの何曲かで優雅に始まったかと思ったら、いきなり「寅さん」よ。全く意味わからず、なじぇ?と思ったら、「寅年だから」だって。だいぶ笑いました。マイルス・デイヴィスもあればカルメンもあり、最後は「いとしのエリー」でエリー喜びました。ほんとありがとう(^o^)(^o^)(^o^)
日本料理 研野さん、今年は1~12月、毎月伺います。お昼はクラブエリーのみしていただいているとのことです。

盛大に感謝です<(_ _)><(_ _)>

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■「ごだん 宮ざわ」2022年1月のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、週明けすぐの夜に、「ごだん 宮ざわ」さんに伺ったエリーでございます。お料理もしつらいもますますよかったです。
19時から2時間半ほど、心に響いたコース、感涙うるうるのレヴェルでした(T_T)(T_T)

●食前酒をひと口、丹後の「弥栄鶴」が供された後、

かぶら蒸しでスタートしました。

●白味噌のお椀、伊勢海老と海老芋。

とろりと甘い白味噌のお椀はこの季節本当に幸せで、毎日でもいただきたいと思います。

●伊勢のかんぱち(9kg)を、5日間寝かせたものだそうです。

八代の青海苔と。

実に実に美味でした<(_ _)>

●熱々の焼き胡麻豆腐はごぼうの香り馥郁と。上に煮穴子。

●からすみをのせた飯蒸し。

柔らかで塩分控えめなからすみです。

●のどぐろに、たたきごぼう。

のどぐろ香ばしい、身はほくほくで脂じゅわりと。旨いったらなかったです。

●とらふぐの唐揚げ。器かわいい、柑橘の黄色きれい。

ところでこの柑橘は何でしょう? ものすごく香りがよいのです。レモンでもないし、柚子でもない。

●木酢(きず)というものだそうで、福岡県で作られる稀少な柑橘ということです。

とても気に入って、ペリエにも搾り入れて楽しみました。

●京都産の筍です。ごく細かい、ほぼパウダー状のかつお節がまぶされていました。食感すてきだし香ばしいし。

●炊き合わせで、堀川ごぼう、にんじん、聖護院大根、うずら肉の丸(がん)、たっぷりの柚子。

●お蕎麦をひと口。おろしたからすみをかけた冷たい蕎麦の選択もありましたが、ふぐだしの温製にしました。おだし全飲みのおいしさでした<(_ _)>

●炊きたてのご飯、この後もう一膳、少しいただき、

●香の物も一緒に楽しみました。

●止椀です。

●食後の甘味も粋なプレゼンで、

おしるこ、焼き餅入りです。

●お薄をいただきました。

●ぶんたんです。ぶんたんを、柚子ジュレで寄せたもの。

以上、夜の19800円のコース(サ10%別)でした。飲んだのはペリエ、日本酒を少し。

●「ごだん 宮ざわ」さん、しみじみ心に沁み入るおいしさ、器の美しさ、もてなしの優しさでした。教えていただくことも多くてほんとよかった\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

また伺います<(_ _)>

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■「東山ゆう豆」豆乳鍋+ローストビーフ

■ 全国100万人の読者の皆さま、久しぶりに「東山ゆう豆」さんに伺ったエリーでございます。

以前、塔本亮平さんが料理長でいらした頃、さんざん伺ってクラブエリーもお願いしたお店です。

(塔本さんは現在、宮川町の「路地 との本」店主さんです。路地巻おいしい\(^o^)/)

●お正月風情です。

先週の週末、お昼の、遅い時間に訪問。

ひとりで料理屋さんに伺う時は、自由業ですから少しでも遅い時間に伺ってお邪魔にならんように、遠方からのお客さまが少しでも入れるようにと思うのですが、(わたしは厚かましそうに見えて、わりと気を遣う(^o^))

それでも店内にはお客さまがたくさんいらっしゃいました。わんわん賑わっている状態。

(ついでに、楽ちんだからどこでもついひとりで出かけてしまうのだけど、お店には悪いなあと思っています<(_ _)>)

●お昼のセットものです。しかしちょっとこれスペシャルです。

豆乳鍋御膳と、ローストビーフ御膳のミックス。

せっかく久しぶりの訪問なので、(もちろんオプションお支払いして)ローストビーフもいただきましょうと♪

美山の「ゆう豆」さんの湯葉や豆乳がおいしいのはよーく知っています(^o^)

湯葉の南蛮漬けや湯葉重ね(白と黒の2種、京都産白大豆製と京都産丹波黒大豆製)といった小さな先付的なお皿も添えられて、おいしくいただきます。

ローストビーフがのっているご飯部分は、汲み上げ湯葉と美山の平飼い卵の、卵黄醤油漬けがのったご飯で、「豆乳鍋御膳」として2800円で出されています。

●これが豆乳鍋です\(^o^)/

掬い上げているのが海老と湯葉のしんじょう。

他に、巻き湯葉、自家製の豆腐、鯛、水菜、大黒しめじ、えのき。

実山椒がアクセントになっています。これも美山のものと。

●ローストビーフは丹波産京都牛ということ。

汲み上げ湯葉と、美山の平飼い卵の、卵黄醤油漬け。

「ゆばローストビーフ御膳」2500円として、1日10食限定で出されています。

●最後に水物として、豆乳豆腐が出されました。ヘルシーな甘味でよかった\(^o^)/

★撮影時、一瞬マスクをはずしていただいています。
●現在の料理長、日根野谷 誠(ひねのや まこと)さん。「たん熊」さんや「辻留」さんで修業された後、2021年4月から「東山ゆう豆」料理長に就任ということです。18歳で和食の世界に入り、現在35歳。料理人であることを「天職だと思う」とおっしゃいます。ものすごーーーく感じのいい方です。

●「東山ゆう豆」さん、今回はお昼のセットでしたが、コースでお料理をいただくのも楽しいお店です。
改めて伺います\(^o^)/\(^o^)/

店主の太田雄介さんにも久しぶりにお目にかかれました。ありがとうございました(^o^)/

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■「祇園にしむら」2022年1月、お正月料理

■ 全国100万人の読者の皆さま、「祇園にしむら」さんに出かけ、お正月料理をいただいたエリーでございます。
華やかで、よかったあああああああ\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
おいしいのはもうよーくわかっていて、
器が美しいことも知っているのだけど、
何もかも改めてうっとりしました(T_T)(T_T)

●胡麻豆腐でスタートします。

●白味噌のお雑煮です。代々栄えるようにと、結び橙。

●鯛とまぐろ、剣先いかです。鶴の華麗なお皿は、お椀と同様、お正月のみ使われるものです。

●鯖寿司。撮影だけさせてもらいました。食べたいなあ~(*_*)(*_*)(生鯖アレルギーです(*_*))
羽根模様のお皿、これもお正月仕様です。

●お正月の八寸。中央が黒豆。手前にごまめ、数の子、からすみ。

丸いつぼつぼにはには海鼠と雲丹。

いくらたっぷりと。

いちばん奥には白子です。(これは鯛に差し替えしてくださっています。)

●まながつおの西京焼き、

ふきのとう、くわい。

(八寸内ではなく)くわいはここで出てくるわけね。

●波千鳥の器で若竹煮が登場しました\(^o^)/

しみじみ美味、おだしも全飲みです。

器は5代目 高橋道八さん作と教えていただきました。

●ほんの少量添えられた、この日だけの、七草粥でした(^o^)/

●締めご飯は蟹玉ご飯でした。

あんがかかってとろりんと。

柴山の蟹。

●ご飯に添えらていれたのはいつもの赤だしです。汲み上げ湯葉入り。

●香の物と共にたたきごぼうです。

この古伊万里の小皿に心を奪われました。

彩りきれい、なんてなんてかわいいのでしょう\(^o^)/\(^o^)/

●ほんとこれほしい(^o^)(^o^)/なでまわして来ました。

●デザートは小豆入りのアイスクリームにいちごです。

●「祇園にしむら」さん、以上の献立をいただけるのは15日までです。

17日からは献立変わります。お正月料理を召し上がりたい方は急ぎましょう。

わたしは来月以降に、また伺います<(_ _)><(_ _)>

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■「和ごころ 泉」NHK文化センター講座2022年1月

■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告でございます。

1月6日は第1木曜でNHK文化センター講座。お正月料理を「和ごころ 泉」さんにお願いしました。
華麗な八寸に白味噌のお椀など予定調和の美味から、かぶら蒸しに近江牛入りといった意表を突かれるお料理まで、ほんとーーーによかったです\(^o^)/\(^o^)/

●お正月の飾りで華やかな「和ごころ 泉」さんへ。

「桜田」さんの跡に移転して来られたのが2016年2月ですから、すでに6年になられます。

●お正月仕様で迎えてくださいました。

●献立はこんな。

●紅白のにんじん、大根の下に、数の子、甘鯛、赤葱。

●汲み上げ湯葉、雲丹、ちしゃとう

●白味噌碗はさらさらの仕上げで、お餅の下に頭芋入り。

●お造りは3種と記されていましたが実際は4種盛り込まれていて、

明石の鯛、しびまぐろの赤身、紋甲いか、そして山形からのふぐ、6kgほどのものだそうです。白子1kgくらい入っていたそうで、それも添えられました。

●お手間入りの八寸です。

定番の「玉子かすてら」の他、黒豆に、柳の枝に取肴を刺し通して餅花のように仕立てた「環柳」など、お正月ならではの美麗なものでした。

●まながつおの西京焼きに、堀川ごぼう。

●松葉蟹の玉〆、これは冷製でした。

●熱々の蕪蒸し、中になんと近江牛が仕込まれていました。お箸でほぐれるほど柔らかでした。
大抵はぐじなど白身の魚が入っているものですが、牛肉、よかったです(^o^)/

●〆ご飯は茶粥です。ほんわかお茶のいい香り、いたわられるように優しい味でうれしかったです。

●ブランマンジェは酒粕の風味鮮烈で印象に残りました。

あきひめ(苺)、紅まどんな(オレンジ)、ル・レクチェ(洋梨)、どれもジャスト食べ頃でした。

●季節の椿餅と、

●お薄をいただきごちそうさまでした<(_ _)>
和ごころ 泉」さんよくしていただきました。しみじみよいお料理でした。御礼申し上げます。

参加してくださった12名の皆さんもありがとうございました<(_ _)>

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