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7月8日(月)、昼の「上賀茂 秋山」さん。この日の夜は貸し切りとのことでいっぱいで伺えず昼になったのですが、昼コースも一品一品工夫が凝らさればしっと美味、秋山さんよくしゃべっておもしろくて(あれだけしゃべれたらいいなあ♪)非常に満足しました。さらにお値段がまたひどく良心的で、これは街なかから遠くても、はやるわなあと。
野菜たっぷり、彩りきれい、おだししみじみおいしい、お造りがまた昼の値段を考えたらあり得ないくらい上質、梶の葉など飾りもきれい。とろみのついた冷しそうめんとか目鍋で出てくる熱々の茄子田楽とか、繰り返し食べたい、心に響く料理の連続で、深く感じ入りました。
ほんとーーによかったです\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆☆☆☆
●12時少し前に扉は開かれました。
●鱧。すりおろしたきゅうり(祇園祭の間きゅうりを食べないものだが、紋のように見える輪切りではなく、すりおろしだから「セーフ」らしいです(^o^)(^o^))、焼茄子、伏見とうがらし、ズッキーニ、焼トマト、南瓜のパリパリ。
だしは鱧だしと賀茂茄子のだし、梅の風味。鱧はもちろん野菜たっぷりでおいしい、おだしが身に染みる。初めのこのひと皿だけでも感動深いです。
●夏らしいお椀、明石の蛸のしんじょう(実はこれは貝柱のしんじょう<(_ _)>)、黄ズッキーニ、モロッコいんげん、山芋のじゅんさい風(葛を打ってお湯に入れて、まるでじゅんさいのような食感をまとった山芋)
●お造りは鯛、すずき、はまち。鯛の身やしらすを、ほうれん草やなりひら豆と合わせた小さな取肴2種類と。
●完璧な形の梶の葉きれい。
●藁炙りにしたいさき、玉ねぎ醤油と。
●鯛の煮凝り、ちゅるんと心地よい食感。
●冷たい素麺、茄子のだしに葛でとろみをつけてあって、旨いったらないです。
明石の川津海老、卵黄、野菜はトマト、きゅうりもみ、青唐。実山椒も。
●目鍋で熱々の沸々状態で茄子田楽。とうもろこし味噌ということ。生麩、近江こんにゃくと。
●店主の秋山直浩さんがご飯をよそう之図。しみじみおいしい、笑えて楽しい、居心地がよい(^o^)(^o^)/ 2006年2月20日開店だから13年。ものすごく価値があるお店です。
●茄子田楽と共にまず一膳ご飯をいただきました。あまりにご飯が美味で圧倒的で絶句するほど。その後おこげを所望しました。塩をかけてパリパリ・・・一緒に食べた人は止椀の中身を注ぐ格好して「ニューヨーク」とか言ってたけれど、それは別のお店の話ね(^o^)(^o^)/
●昼は囲炉裏の方に移らず、カウンターで甘味をいただくのですね。わたしはこのスタイルよいなと思いました。
小豆、りんごマシュマロ、コアントローのジュレ、パイナップルの極薄スライスをドライにしたものと。
幸せだなーと思った食事でした(^o^)(^o^)☆☆☆
「上賀茂 秋山」さん、次はクラブエリーで、今月最終週に2回伺います。
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