■ 全国100万人の読者の皆さま、出かけられないフランスをしのんで「ブション」さんに伺うエリーでございます。年末に一度、年明けてからも一度。
前菜1皿、メイン1皿にデセール1皿のムニュ=定食をいつもいただくわけですが、今は冬ならではの料理が楽しめていいです。
●前菜に(これは年中ある)リヨン風サラダ。
●玉ちゃん=玉田裕一さんがサーヴィスしてくれるのは、
●冬の名物カスレです。白いんげん豆たっぷり、鴨コンフィやら豚肉やら入って熱々で、たまらなく美味。
ヴァンショーを作ってもらって、ひたすら熱く温かくいただきました。
●一緒に行った人の選択。前菜にニース風サラダと、
●豚肉のグリエでした。
●デセールにはクレームカラメルと
●ムースオショコラを取って分けましたよっと。このショコラのムースが風味濃厚で圧倒的美味なのでした\(^o^)/\(^o^)/
●アンフュージョンは、ティユールを選択。
*****************
●年末には以下の通りいただきました。
●リヨン風サラダ、たまごをどけてみたらこんな。ピスタチオ入りソーセージとベーコン、クルトンにサラダたっぷり。
●鴨コンです、鴨のコンフィ\(^o^)/\(^o^)/ これは夏場はありませんから今のうちにいただかねば。
●これは一緒に行った人の選択。前菜にオマール海老のテリーヌ。
●メインにサーモンのグルノーブル風。
●この時のデセールは焼きりんごと黄桃のクラフティ。アンフュージョンはティユール。
飲んだのはペリエの750mlの瓶と、赤ワイン1杯。
おいしくて気持ちがなごんだ夕食でした。
*****************
●で、冬メニューといえばアシ・パルマンティエを食べたいなあ、久しぶりに「オ・タン・ペルデュ」さん行きましょうとウエブサイトを訪れて仰天ショック・・・
3月に閉店されるということです。
★追記です。
●「オ・タン・ペルデュ」さんでアシ・パルマンティエをいただいてきました。冬に熱々はふはふと食べて幸せな家庭料理です。おいしかった(T_T)(T_T)
Hachis parmentier は挽き肉とマッシュしたじゃがいものグラタンで、よく「アッシェ パルマンティエ」という表記を見ますが(確かに肉をhacherするわけですが)、「アシ パルマンティエ」という料理名です。
パルマンティエというのは農学者 Antoine-Augustin Parmentierさん (1737-1813)のことで、フランスでまだじゃがいもが食用として普及していなかった時代、あの手この手を使ってじゃがいもを人の食べものとして広めた人です。
パリのメトロにパルマンティエという名前の駅がありますが、何年か前、エイプリルフールの4月1日に、冗談でオペラがアペロなんて駅名になった時、パルマンティエはポムドゥテール(じゃがいも)という駅名になった、なんていうこともありました。
それくらい、フランス人にはパルマンティエ=じゃがいもと頭に入っているみたいです。
・・・なんて、フランスのこと思い出すだけでも楽しい・・・早くまた通える世界になりますように。
●飲み物はヴァンショーにして、しばしゆったりしてきました。フランス愛明確なこういうお店こそ存続してほしいです。
●「オ・タン・ペルデュ」さん、3月の閉店までに、また伺います。
*****************
★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は
「関谷江里の京都暮らし」 へ。
★クラブエリー新規登録お気軽に。
こちらをご覧ください。
★速報はfacebookをご覧ください。
*****************