■「ごだん 宮ざわ」2024年5月20日

■ 全国100万人の読者の皆さま、「ごだん 宮ざわ」さんに伺ったエリーでございます。

東洋賢士さんのコース@「ごだん 宮ざわ」さん、5月4週目のお料理。
4月に「ごだん」料理長になられてから3度目の訪問、昨年10月からの「じき」時代と合わせると、この方のお料理をいただくのは11回目です。

18時からの夜コースです。

前回のコースはこちら

●とても旨いものを作る人と一緒に行ったんだけど、お料理は優しくもばちっと決まり、新味も感じさせて、
目からうろこ1200枚落ちた」とおっしゃいました😂😂
そして、わたしがこのお料理を素晴らしいと騒ぐことを、500%理解してくれました。
ほんとよかった😊☆☆☆

以下お料理、順番にいきます。

●食前酒に「城陽」がひと口、供された後、

とり貝の炙りです。
ひげの部分を天ぷらにしたヤングコーン、アスパラソヴァージュ、マイクロトマト、土佐酢あん、振り柚子。

●梶島のあさりを使ったうしお汁。
あさりしんじょう。姫たけ。実柚子。とろとろのわかめ。

鯛で作ったしんじょうが旨いのです。そもそも、わたしにおいてはしんじょうってただの場所かせぎみたいに昔から思えて😂そんなに好きではない、中身だけで良い~と思っていたのだけど、これはなめらかな食感で塩気も効いて、これ自体でとてもおいしいと思いました。画期的です。

●今回最も感動深かったお皿がこれ。

かつおスモーク。ウーロン茶とレモングラスで燻したかつお。

上から、(煎り卵と合わせた)煎り酒盗。

小夏、長芋。小夏のぽん酢あん。小夏オイル。
白ねぎ、芽ねぎ、茗荷。生姜。

ひと皿の中で、香りがいく重にも重なって感じられて、もちろんかつおは旨味たっぷりで、長芋やら、ねぎや茗荷のしゃりしゃりした食感がリズムになって、生姜が粋に効いて・・・口の中が楽しくて楽しくて仕方がなかったです。

ものすごいバランスで成り立っている一品と思いました。

●「宮ざわ」さんの名物である焼き胡麻豆腐の進化形、今回はわらび豆腐です。

本体にわらび練り込み、上に叩いたわらび。煮ほたて。わらびの上から自家製七味。いとも優美な香味の七味です。

●東洋一の蕎麦です。
なめらかで口あたりよく、洗練されていてわたし好き。って前も全く同じことを言った気がするけれど😂
今回は夏野菜のまぜ蕎麦で、お蕎麦の上に、
山形の「だし」(野菜いろいろを、とろっと合わせたもの。茄子、おくら、胡瓜、大葉)をのせて、そこにトマトも足して粋な味に。上に薄切りにしたさざえと雲丹。わさび。

おだし(あごだし、鯖、めじか)の方にもトマトウォーターを加えて、より旨味を感じさせるものにしていました。創意工夫すばらしい😭

●赤鯵。五島列島あたりから来た、赤いあじだそうです。軽く〆てあります。よき酸味です。

名前がいいじゃない?😂 ネットで見てみたら、尾びれなんて本当にマッカだわ😂😂
黄にら、生姜。下に、青海苔酢。これがまた目覚ましかったです。青海苔の香り鮮烈でした。

旨旨旨・・・😭

●お仕事姿も美しい東洋賢士さん。

●太刀魚の木屋町焼き。木屋町通り=鴨川と高瀬川に挟まれています。皮と皮に挟んで焼く魚の調理法ですね。

中にこしあぶらと山椒。

梅肉入りの魚だしあん。

金時草とおかわかめ炭焼き、上に亜麻仁。

これも、美味極まれリな一品でした。太刀魚だけで旨いところにいろいろ香味が重なって、調和を持って美味。

●箸が休まらん箸休め😂
底に、白菜(しろ菜、=うまい菜)焼き浸し。あおりいかのから揚げ、土佐酢ジュレ、やまめのいくら。

こんなすてきな一品に箸が休まるだろうか?(いいや休まりはしまい)。

●小鮎の春巻き揚げ。
きゅうり入りのオランデーズソース。酢取りの茗荷。

きゅうり好きのわたしにはたまらない斬新なオランデーズソースでした。パリパリの食感をまとったほろ苦い鮎。よいですー。

●グラスフェッド牛肉に、炊いた白茄子、針状のきぬさや。生姜、白胡麻ソース。

●炊き立ての白ご飯に、お漬物。味噌汁もつきます。

お漬けものがまた目覚ましくて、

にんじんは何色かをごく薄くピーラーで削ってあります。浅漬。

芽キャベツは味噌漬け。

きゅうりのきゅうちゃん。

筍つくだ煮。

梅かつお昆布。

●デザートは何かー?とだいぶ楽しみにしていました。

向こうに見えているのは琥珀糖。藤の花入りでした。きれい。

●それでもってこれが、リコッタチーズのアイスクリーム。ブルーベリーのジュレ。

ものすごーくおいしーい😂😂

何かスペシャルなリコッタを使われたでしょうか😂😂?

●アカシアの琥珀糖というのも味見をさせていただき、味わい濃厚、これも美味。

●お薄をいただきご馳走さまでした<(_ _)>

おいしくて、楽しかったー。

今回も「ごだん 宮ざわ」東洋賢士さんの、かんぺきなコースでした。

ともちゃんや、若人の皆さんもありがとうございました。

一緒に食べた○○っちもありがとう🙏

 

ちなみに前回はこんなでした

 

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■「ごだん 宮ざわ」東洋賢士さん、2024年5月11日

■ 全国100万人の読者の皆さま、ごだん 宮ざわさんに伺ったエリーでございます。

●東洋賢士さんのコース@「ごだん 宮ざわ」さん、5月上旬のお料理もよかったのです😭😭
「ごだん」料理長になられてから2度目の訪問、昨年10月からの「じき」時代と合わせると、この方のお料理をいただくのは10回目です。

右側が副料理長の大山委宏(ともひろ)さん。ともちゃんです😊
前回4月下旬のコースはこちら

●さて今月のお料理は・・・

食前酒に、新潟の「八海山」(3年熟成)をひと口、供された後、

ひと皿目です。

●あおりいかの唐揚げ、上に雲丹。

藤の花ジュレ酢、生姜。

グリーンアスパラガスと原木椎茸。火が入ったいかの、ほんのり甘いことを楽しみました。

●はたのお椀。
きくらげ、アスパラソヴァージュ。実柚子。

おいしーーーい😭😭

●薬味たっぷりたっぷりで、

●胡桃チップでスモークした本まぐろ、中とろです。

粗おろしにした辛味大根、土佐酢、

甘酢醤油の島らっきょう、

安岡のねぎ、わさび。

土佐醤油、ねぎと生姜の香りの油で風味付け。

まぐろ単体で十分おいしいのに、薬味の香味と食感がおいしさを引き上げて、実にすてきなひと品でした。

東洋一の蕎麦 来ましたー\(^o^)/

東洋賢士さんが打つ東洋で一番(ということは世界で一番)おいしいお蕎麦です。

なめらかで洗練されていて好き😭
●今回は、春キャベツの混ぜ蕎麦。

春キャベツのすり流しに魚だし(あご、鯖ぶし、めじか)のあん。

芽キャベツの天ぷら、白海老の天ぷら。

●白魚?と思った、白海老、まっすぐのびていてきれい。

最初おだしと思ったのだけど、魚だしあんをからめてお蕎麦をいただき、春キャベツすり流しもからめもって。混ざっても美味。

天ぷらの方も塩加減絶妙で、さくさくと、旨いったらないです。

●いさきです。

高温の油で霜ふりにされています。

白ねぎ、わさび、青海苔。

下に敷かれているのが、レモン煎り酒。梅の香味もわずか感じさせながら、レモンの芳香が圧倒的に香り立ちました。

仕上げにおろしたレモンの皮。

おしゃれな味。さわやーか。

●(わたしがいただいたコースにはなかったのですが参考までに、)
定番焼き胡麻豆腐が自在な進化を見せるこのお店ですが、この日は、

わらびの焼き胡麻豆腐でした。

●のどぐろの藁焼き。

上に豆コレクションです。

モロッコいんげん、きぬさや、スナップえんどう。

からすのえんどう、すずめのえんどうは花付き。
あらから取っただしのあん。

小夏のオイル。カシューナッツ。

旨旨旨旨・・・とうわ言・・・

●鉄線の花模様の、愛らしい薄手の器に、

●夜泣き貝(赤い巻き貝)炙り、丹波しめじ、のびる、赤軸ほうれん草の松の実和え。

土佐酢あん。
箸休めのようなひと品。箸やすまらんけれど。

●東寺揚げ。

引き上げ湯葉で汲み上げ湯葉を包んで、外側パリパリに揚げたもの。

中にぞうり海老、アスパラガスの軸と白きくらげ。

雉だしベースの春菊ソース。

一寸豆の天ぷら。

だしで割った薄垂惣酢(宮ざわさんオリジナルウスターソース)。

黒胡椒。

春菊ソースだけはこちらにおいておなじみですが、

こんな湯葉使いは初めてで(*_*)、新たなオリジナルな料理と思いました。

●グラスフェッドの牛肉と、春野菜のしゃぶしゃぶ。

花山椒たっぷりに、

●奥から、たらの芽、こしあぶら、筍、大根の実、ふき。

これも感動深く、美味でした😭😭

●ご飯の用意がされて、お漬けもの来ましたー

これがまたすてきな一品なのです。

芽キャベツは味噌漬け(酒粕漬けのような風味)、

かつおぶしと梅で炊いた昆布、

自家製きゅうりのQちゃん。

紫にんじん、黄にんじんは糠漬け。

奥に筍のつくだ煮。

●炊き立てのご飯と、味噌汁です。

●アヴァンデセールという感じで、

パイナップルの白ワインジュレ寄せに、豆乳ヨーグルトと合わせたクリームチーズのアイスクリーム。

これめちゃくちゃ好きでした😭😭

●そして、料理長みずから巻いてくださったというちまきの美しいこと😭😭

●中はよもぎを練り込んだういろう、白あずきあんでした。

柔らかくて、甘さほどよくて、最後までおいしかったことです😭😭(号泣しっぱなし😂

●お薄をいただきごちそうさまでした<(_ _)>

 

ごだん 宮ざわ東洋賢士さんの、かんぺきなコースでした。

もう毎回書いている通りですが、粋で自在で、組み合わせの妙が楽しくて仕方ありません。
毎回、ほんとーーーにおいしいのです。

いちいち好みなのです。

まだまだ伺います。気が済むまで伺います。

ともちゃん、みゆきちゃん、若人の皆さんもありがとうございました<(_ _)>

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関谷江里

■「ごだん 宮ざわ」2024年4月27日 新料理長初コース

■ 全国100万人の読者の皆さま、4月最後の土曜日に、4月11日から新体制になったごだん 宮ざわさんに伺ったエリーでございます。
「じき 宮ざわ」から移られた、新料理長、東洋賢士さんの、このお店でのコースを初めていただきました。

「じき 宮ざわ」さんでの最後のコースの記録はこちら
この方のコースをいただくのは昨年10月から数えて9回目ですが、今回お料理にふさわしい箱に移られて、きっときっと、格別にいいだろうと期待していました。

そして、
ほんとーーーーに、
よかったのです😭😭

しみじみ美味で、いるだけで心地よくて、わたしはすでに天国にいるのか?と、魂を抜かれたようになりました。
帰宅後も、しばらくぼーっとしていました。幽体離脱なおいしさだったのです。(って、初めての表現😂)

お料理10品はかんぺきジャストな状態で供され、続くご飯のおいしさは従来のまま、でも添えられるお漬けものは激しくヴァーションアップされていました。食後の甘味もものすごくよかった・・・いちいち好みでした😭
以下夜のコース、順番にいきます。

●ひと品目、

食前酒ひと口、「城陽」が供された後、
白アスパラ羹。
「とおの屋 要」さんのどぶろくと。

●白アスパラガスのピュレの寒天寄せです。
伊勢海老からとっただしのあん。
伊勢海老の身、うすい豆、白とグリーンのアスパラガス。
上に雲丹と山葵。
優美な白アスパラガスかんの口当たりと香味に、伊勢海老の旨味がたっぷりからんでたまらず、この初めのひと皿で、もう心を奪われました<(_ _)>

●「もう桜は終わったけれど、」と言いながら出してくださった、名残の、
夜桜椀。
きれい😭😭
ゆらゆらと桜の花びらが舞い揺れる中に、葛打ちしたあぶらめ。上にわらび、花びらの形は独活(うど)。
塩加減もジャストに決まり、見て美しく、食べて心地のいいお椀でした。
葛打ちでとろっとしたあぶらめの舌ざわりもよかったです。

●かつおの塩たたき
塩をしてオリーヴオイルを塗って炭焼きにしたかつお。
辛味大根の鬼おろし、秋田のかたくりの花。卵白塩、土佐酢。無農薬のレモンの皮を削りおろして仕上げ。食感のアクセントに刻んだアーモンド。
これ、猛烈においしかったです😭😭
かつお自体が、それだけで瞠目のおいしさだったのに、上から足されたいろいろが風味をさらに引き上げて、味も香りも食感も楽しいわ\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

●伝統の焼き胡麻豆腐は、こんな風に進化発展を遂げていました。
そら豆豆腐。
胡麻豆腐をベースに、そら豆の味と香りのとろとろの豆腐になっており、上に半レアの煮帆立。帆立から出ただしで一寸豆を炊いて作ったソース。

全体がいい調和でした。

ネパール山椒(Poivre Timut)のアクセントが粋でした。

●断面はこんなでした。

●東洋一のお蕎麦来ましたー\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
東洋賢士さんが打つお蕎麦です。
毎回ものすごく楽しみです。
今回は、のっぺい仕立て、
あさりのお蕎麦。
名古屋、梶島のあさりと、青海苔、京都の筍。芽ねぎ、すだち。
お蕎麦は口あたりなめらーか😭
おだしも全飲みしました。

●琵琶ますの木の芽焼き。
たれ焼きにされた琵琶ますに、上から胡麻油と木の芽のソース。
魚のあらから取っただしのあん。
うるいの胡麻よごし。
(ここで胡麻が登場😂)

●ほっき貝炙りと、原木椎茸、菜種の炭焼き。土佐酢ジュレ。ノーブルに香る、自家製の七味。
ほっき貝って、わたし別にそんなに好きでもなかったのだけど、これはおいしかった(*_*)(*_*)
そして、自家製で独自に配合したという七味の、辛味がほとんどなく、ひとえに高貴に香りのよいこと。

●金目鯛 クレソンと。
金目鯛の炙ったのが、これだけで圧倒的に旨いです。そこに炙ったクレソン、花柚子。葛でとろみをつけたぽん酢、せとかオイルで香り付け。生姜。

●甘鯛の唐揚げ。
たたいた蕨を、梅肉で和えたもの。
上にこごみの天ぷら。
下にうっすらと天だし。
甘鯛唐揚げ、これがまた旨かった😭😭

●どれが400年前のものでどれが最近のお皿か、このお店においてはわかりませーん😂😂 
いずれにしても美しいので、お料理を味わい終えた後もしばし眺めます。

●炭焼きしたグラスフェッド牛肉と、炊いた筍。上に花山椒。
椎茸醤油麹。

●中央に松、四つ足は鹿? 飛んでいるのは始祖鳥・・・なことはなくて、鶴かしらん。

●ご飯と共に供されるお漬けものがまた旨いです。ごぼうを味噌酢に漬けたもの、菊芋も粋な味、ごくうっすらと味をつけた昆布も理想的です。あらゆるところで、「昆布は塩気が過ぎる」と何十年も思ってきました😂

●食後に、
豆乳に酒粕を合わせて発酵させた自家製のヨーグルトのムース仕立て、白ワインゼリー。
いちご、キウイ、ブルーベリー。

●桜餅は味噌あんでした\(^o^)/

●お薄をいただきご馳走さまでした<(_ _)>

 

なんて瀟洒なお料理なのか、
味はジャストに決まり、でも遊びがあって、余裕を感じさせて、しみじみよかったです。

そして、なんてかんぺきなコースだったことか。
ゆったりたっぷり楽しんだ感がありましたが、
それでも夜の1回転目、18時スタートで、20時には終わりました。

驚異的です。本当にいいチームワークが成り立っているのだろうなと。
何もかも、申し分なかったです。

ごだん 宮ざわ
東洋賢士さん、ともちゃん、みゆきちゃん、スタッフの皆さん、ありがとうございました🙏

次回も、ものすごく楽しみに伺います。

 

そして・・・このお料理をいただいた翌日、
わたしの身体はどうなったか?

という話は、また改めていたします。

 

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■「じき 宮ざわ」と「ごだん 宮ざわ」の新料理長

■ 全国100万人の読者の皆さま、先日お知らせしたように、宮ざわさんグループにおいてこのたび料理長交替があり、新料理長のコースを楽しみに出かけたエリーでございます。

●「じき 宮ざわ」さんで、
4月11日に就任、新料理長、大抜擢の
本村衛由(もとむらひろゆき)さん、29歳です。

ものすごく楽しみにお料理をいただきに行ってきました。
ひろゆきさんすごかったですー\(^o^)/
意気揚々、堂々たる仕事ぶりで、
見事にコースを出してくださいました。

●さらになんと、はづきちゃんがいました😂😂
ほんの3日前、クラブエリー@「獨歩」さんをおいとまして、北大路大橋から盛大に手を振って別れたのに、こんなにすぐにここで会えようとは~。
はづきちゃんはわたしを驚かせようと、異動になったことを黙っていたんだって😂
木山さん宮澤さんと受け継がれた背中送りの真似もして見せたけれど、ちゃんと優しく最後まで見送ってくれました。
楽しかった、ありがとう(^o^)/
また伺います(^o^)/

★新「じき 宮ざわ」さんの料理写真は次の投稿でアップします。
●そして、「じき 宮ざわ」料理長だった東洋賢士さんは、
4月11日付けで「ごだん 宮ざわ」料理長になられました。
お料理の格にふさわしい箱に移られたと思います。
うれしいことです😊

次回は4月下旬のお料理を楽しみに出かけます。

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■「じき 宮ざわ」2024年4月8日 東洋賢士さん最後の回

■ (承前)全国100万人の読者の皆さま、「じき 宮ざわ」さんでいただける東洋賢士さんのお料理を食べ納めに出かけたエリーでございます。

(4月11日からは「ごだん 宮ざわ」料理長に。)

初めてお昼に伺いました。

●ひと皿め、先付は、
子持ち白いか、炭焼きした甘草、筍。黄身酢、桜ジュレ酢。
酸味も鮮やか、筍もうれしい。
目が覚めるようなおいしさでした。

●はたのお椀。わらび、新もずく、花柚子、しのび生姜。

澄んだ味、ものすごくおいしいお椀(*_*)

●サラダ仕立てのようなお造りは、三重県からのきはだまぐろ。
オリーヴオイルをつけて炭火で炙ってありました。上に新玉ねぎのスライス、ペリーナ、青海苔。葛でとろみをつけたポン酢、文旦オイル入りで粋な香味。

これも、ものすごくおいしかった(*_*)

●この後、定番の焼き胡麻豆腐をいただきました。

●小鯛うの花蒸し。
おからを巻き込んだ小鯛。このおからが、(夜に供される)グラスフェッドの牛肉から出た脂と合わせてあり、中に食感の素敵なアクセントとして筍と独活(うど)。菜種の炭焼き。よりうど、木の芽。わかめあん。
もともと魚がおいしいのだけど、肉の旨味も出てきて驚かされ、しかしその肉の旨味を伝えるのはおからというおもしろさ。魚と肉の結構しっかりした旨味の上から、しろっとわかめあんで、「それが何か(^o^)?」みたいな感じで、めちゃくちゃに楽しかったお皿。今回これが一番強烈な印象を残しました。こんなの食べたことありません(*_*)(*_*)(*_*)

東洋賢士さんが打つ、東洋一のお蕎麦\(^o^)/
今日はまぜ蕎麦。桜海老と新茶の天ぷら、白炒り玉子。
お店の前に植えていたお茶の葉の摘みたてを天ぷらに。
あん仕立てにしたおだしは、鯖節と原木しいたけで取ったもの。
桜海老の旨味とお茶の爽やかさ、そして色みのコントラストがすてきで、本当においしかったです😭😭

●この後、炊き立てご飯と香の物(これも感動)、味噌汁をいただきました。

●文旦の白ワインゼリー茶巾、胡麻カスタード。
白ワインのジュレのつるりとした食感に柑橘の酸味が心地よく、そして、先月冗談で言った「カスタードクリームに胡麻」が実現されていて、しかし冗談のわりに、これはこれでおいしかったのでした\(^o^)/☆☆☆

●この後、白こしあん入りのもなかと、お薄をいただきご馳走さまでした<(_ _)>

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●今回初めて軽いお昼をいただいてみましたが、

お腹が膨れすぎることなく、けれど十分に東洋賢士さんの料理のエスプリが感じられて、満足感に包まれました。本当においしかったのです。

●今月末、今度は「ごだん 宮ざわ」で夜に、
東洋賢士さんの4月末のお料理をいただきます。今度はいったい何で驚かせてくれるのか、心から楽しみです。

追記:東洋賢士さんは、4月11日付けで、「ごだん 宮ざわ」料理長に就任されました。

今後はごだん 宮ざわさんでこの方の料理をいただくことができます。

 

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■ 今週からの「じき 宮ざわ」と「ごだん 宮ざわ」

■ 全国100万人の読者の皆さま、4月に入ってからもあちこち出かけては旨いものに恵まれ、アップしたい写真が多数溜まっていますが、

今週の京都和食界における大ニュース

をまずお伝えしたいエリーでございます。

●「じき 宮ざわ」さんで、料理長交替です。
左が東洋賢士(とうようさとし)さん、昨年10月から「じき 宮ざわ」料理長をつとめられましたが、4月11日から「ごだん 宮ざわ」料理長に。
そして同日から「じき 宮ざわ」料理長は、大抜擢の、29歳、本村衛由(もとむらひろゆき)さんがつとめられます。
これはもう、めちゃくちゃに楽しみなことです(^o^)/☆☆☆
●そもそも、東洋賢士さんという隠し玉を持っていた宮澤政人さん(昨年10月以来、北大路の新店舗、一軒家の「獨歩」にいらっしゃる)がとてつもないと思います。その政人さんが大抜擢する本村衛由さん、いったいどんな料理を作られるのか?
まだ誰も彼の料理を食べたことがある人はいません。
わたしも今週末、楽しみに出かけます。
●それでもって、東洋賢士さんの方も、先月3月に前半と後半2回コースをいただいたら、がらりと印象が変わっていていずれも感動深く、これは月に一度じゃダメなんだ、2回行かないといけないのだとわかり、えらいことやー! もうもう、宮ざわさんグループには回数券かポイントカードを作ってもらわなければなりません😂😂

1)2024年3月前半の「じき 宮ざわ」コース
2)2024年3月後半の「じき 宮ざわ」コース
●週明け、「じき」の方の、東洋賢士さんの料理食べ納めに行って参りました。

つまり、4月1回めのコースです。

次の投稿で写真をお見せいたします。

 

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■「ごだん 宮ざわ」泉 貴友さんの料理食べ納め

■ 全国100万人の読者の皆さま、週半ば、「ごだん 宮ざわ」さんに伺ったエリーでございます。

声は全く出ないけれど、味はちゃんとわかる状態で伺いました。

●「宮ざわ」さんグループから独立される泉 貴友さんのお料理の食べ納めに行って参りました。
「じき」料理長になられて以来、「宮ざわ」さんのお料理のよいところを継承しつつ、自身の料理の世界を深められてきた泉 貴友さん。北大路の「獨歩」開店以降のこの半年は、「ごだん」料理長を務めつつ、より洗練度を増した料理を作られているなあと感じ入ったのでした。
お皿の上には春の喜びが満ちていました。同時に発酵や熟成によって、持っている以上のおいしさを引き出された食材の組み合わせで、驚きの美味が実現されていました。

コースのすべて、
も の す ご く、
よかったのです。

●平貝に山菜。うるい、こごみ、たらの芽。日向夏の優しい酸味。
春の気分になって、テンションが上がりました。

 

●白甘鯛のお椀、スペシャルな独活(うど)と。

●独活(うど)はこちらのものでした。

独活って、「独身活動」の略と違うのよね😂

●花わさびたっぷりの下は、
大分ののどぐろの炙り。炊いたご飯を発酵させたもので、なれずしのような仕立てに。これものすごくおいしかった(*_*)(*_*)

●あさつきとほたるいか、たっぷりの酢味噌。この酢味噌の酸味が、なんとお酢ではなく、すいかを発酵させて作った酸味ということ。お酢は使っていないということ。優美な酸味でした。

 

●玄米餅に納豆と雲丹のソース。

●白アスパラガスの炭火焼に、からすみ卵黄醤油。

●ぬか漬けの牛肉(あか牛)。上から煎ったぬか。菜の花。
ぬかのトッピングが、旨味として効いていたのでした。斬新。

 

●塚原の筍\(^o^)/はまぐりと。海苔のすり流し。島根の十六島(うっぷるい)の海苔ということ。これも、ものすごくおいしかった(T_T)(T_T)

●ご飯ものとして雑炊を選択、甘草入り。

 

●食後に、苺を、梅干しを漬けるように漬けた、梅苺。初めての味。
定番のもなかと。

●お薄をいただき、ご馳走さまでした<(_ _)>

いや本当にすごかったです。いずれも申し分なくおいしかったです。
唯一無二のお料理だと改めて思いました。

●泉 貴友さん、照れながらも写真に写ろうとしてくださるのがうれしいです(^o^)♪

「宮ざわ」グループの店主さんと違うなあ\(^o^)/

●独立店の開店は1年後くらいになりそうということですが、とにかくあまり遠くに行かないで~と願っています。
貴友さん元気で、すべて首尾よくいきますようお祈りしています。

新しいお店でお料理をいただくことを、とても楽しみにしています\(^o^)/

 

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■「獨歩」クラブエリー2024年3月

■ 全国100万人の読者の皆さま、印象深かったクラブエリー報告でございます。

●先日のクラブエリー@「獨歩」さん3回め。
(=独歩、Doppo、どっぽ)
賀茂街道沿い、北大路大橋西詰を少し下るにある一軒家のお店です。
見惚れるしつらいの中で、
しみじみ美味なお料理をいただきました。
本当にすばらしかったです😭😭

でも料理写真を世に出してはいけないんだって。( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)
●さらに見送りの段になって、
こっちを向いてくださらない店主さん😂😂
笑ってばっかりで、
カメラ目線はくださらないのでした(-_-;)(-_-;)
それでも木山さんの尻送りよりはマシか🤣

 

●「獨歩」さんのお庭で、紅梅白梅が1本の木に同時に咲いているのを見て驚いた(*_*)(*_*)
「思いのまま」という品種だそう。

いいなあ思いのまま♪

 

●さらに、1本の枝に紅梅白梅が同時に咲いていたり、ひとつの花に紅白の花弁がついていたりと、思いのままに咲いた梅を、食後、しばし愛でました。

●しつらいもお料理もあまりにもすばらしい「獨歩」さん、また伺います。
というか一生伺います🙏

●この季節にうれしい、梅にうぐいすの「鴬宿梅」の蒔絵のお椀です。きれいです😭😭

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■「獨歩」クラブエリー初開催

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー報告でございます。

●お昼、2日間にわたってお邪魔した、クラブエリー@「獨歩」(Doppo、独歩)さん。
カメラ目線になってくださらない店主さん😂😂
(それでも木山さんの尻向け送りよりはマシか🤣?)
「獨歩」さんは昨年10月に開店されました。賀茂街道沿い、北大路通り下がるです。
何もかもが品よく圧倒的に粋で、そこにいるだけで幸せな空間に、「じき」や「ごだん」時代から宮ざわさんが大好きなクラブエリーのメンバーが集って、冬の美味満載のコースをいただき、ただもう幸福感に満たされました。
今日は雪も舞う冷え込みでしたが、気持ちは豊かでぽかぽかになって、何もかも、よいなあと思えました。
「獨歩」宮澤政人さん、はづきちゃん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。参加者20名の方々もどうもありがとう。
「獨歩」さん、また伺います。

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■ クラブエリー11月3週目、和食3軒

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリーをだいたい平均して週に3~5回はおこなうエリーでございます。11月は下旬を留守にすることもあって、よけい、詰め詰めになったかもなあ(^o^)(-_-;)
クラブエリーの皆さん、頑強な胃袋を携えてまめに参加してくださってありがとうございます\(^o^)/\(^o^)/

そして、クラブエリーのためにいつも特別よくしてくださる料理人の皆さんにも感謝いたします<(_ _)>
11月3週目に伺った3軒は、いずれも和食で、とはいえ全く個性の違うお店3軒。
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11月15日(水)「割烹はらだ」さん

11月16日(木)「日本料理 研野」さん

11月17日(金)「ごだん 宮ざわ」さん(料理長 泉 貴友さん)

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でした。

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11月15日(水)「割烹はらだ」さん

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●実質的そして良心的、本当においしいものをストレートに出してくださるお店として、お酒飲む人飲まない人の境なく愛される「割烹はらだ」さんです。

クラブエリーでも大食漢 改め 健啖家の方も、お酒大好きな人も毎回参加していただけて、大盛況です\(^o^)/

●秋色濃い前菜に、

●11月の楽しみ、こっぺ蟹。

●店主の原田耕治さん、女将の奈緒さん、今回もありがとうございました<(_ _)>

次はまた春に楽しみに伺います(^o^)/

 

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11月16日(木)「日本料理 研野」さん

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●今月も日本料理 研野さんで大盛り上がりでした\(^o^)/\(^o^)/

●献立はこんなです。見ただけでおいしそうでしょう(^o^)?

●粕汁でまず温まりました。ぽかぽかになりました\(^o^)/

●11月です、蟹ちゃん登場です(^o^)/

焼売で食べさせてくださいました。うっまかったのです(*_*)(*_*)

●研野さんは何イタズラしているのだ~?(^o^)(^o^)

●蟹ちゃんで遊んでいるのでした\(^o^)/

研野さん、スタッフの皆さんありがとうございました。

次回また楽しみに伺います\(^o^)/

 

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11月17日(金)「ごだん 宮ざわ」さん

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●長年「じき 宮ざわ」の料理長をつとめて来られた泉 貴友さんが、先月来、「ごだん 宮ざわ」の料理長に就かれています。

「ごだん」で「じき」の発酵料理をいただけたのでした。何かとても新鮮な感じ(^o^)/

今回はクラブエリー第3金曜(という定例会)でお伺いいたしました。

おいしいことはもうわかっている、第3金曜の皆さんは仲良しで勝手に盛り上がってくださることもわかっている。

だいぶ楽ちんなクラブエリーでした\(^o^)/

●きのこの香味を上手に使われる泉 貴友さんです。

こんなにすてきにきのこがプレゼンされました。

●きのこの玄米蒸し

●椎茸の香味で味が5倍くらいアップしていて仰天させられるまぐろ。

独自のおいしさ、他にない味わいを楽しめるコースでした。

「じき 宮ざわ」の貴友さんを見納めに出かけた9月の記録

●泉 貴友さん、スタッフの皆さんありがとうございました<(_ _)>

ごだん 宮ざわ」さん、また楽しみに伺います(^o^)/

 

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