■ 全国100万人の読者の皆さま、「ごだん 宮ざわ」さんに伺ったエリーでございます。
東洋賢士さんのコース@「ごだん 宮ざわ」さん、5月4週目のお料理。
4月に「ごだん」料理長になられてから3度目の訪問、昨年10月からの「じき」時代と合わせると、この方のお料理をいただくのは11回目です。
18時からの夜コースです。
●とても旨いものを作る人と一緒に行ったんだけど、お料理は優しくもばちっと決まり、新味も感じさせて、
「目からうろこ1200枚落ちた」とおっしゃいました😂😂
そして、わたしがこのお料理を素晴らしいと騒ぐことを、500%理解してくれました。
ほんとよかった😊☆☆☆
以下お料理、順番にいきます。
●食前酒に「城陽」がひと口、供された後、
とり貝の炙りです。
ひげの部分を天ぷらにしたヤングコーン、アスパラソヴァージュ、マイクロトマト、土佐酢あん、振り柚子。
●梶島のあさりを使ったうしお汁。
あさりしんじょう。姫たけ。実柚子。とろとろのわかめ。
鯛で作ったしんじょうが旨いのです。そもそも、わたしにおいてはしんじょうってただの場所かせぎみたいに昔から思えて😂そんなに好きではない、中身だけで良い~と思っていたのだけど、これはなめらかな食感で塩気も効いて、これ自体でとてもおいしいと思いました。画期的です。
●今回最も感動深かったお皿がこれ。
かつおスモーク。ウーロン茶とレモングラスで燻したかつお。
上から、(煎り卵と合わせた)煎り酒盗。
小夏、長芋。小夏のぽん酢あん。小夏オイル。
白ねぎ、芽ねぎ、茗荷。生姜。
ひと皿の中で、香りがいく重にも重なって感じられて、もちろんかつおは旨味たっぷりで、長芋やら、ねぎや茗荷のしゃりしゃりした食感がリズムになって、生姜が粋に効いて・・・口の中が楽しくて楽しくて仕方がなかったです。
ものすごいバランスで成り立っている一品と思いました。
●「宮ざわ」さんの名物である焼き胡麻豆腐の進化形、今回はわらび豆腐です。
本体にわらび練り込み、上に叩いたわらび。煮ほたて。わらびの上から自家製七味。いとも優美な香味の七味です。
●東洋一の蕎麦です。
なめらかで口あたりよく、洗練されていてわたし好き。って前も全く同じことを言った気がするけれど😂
今回は夏野菜のまぜ蕎麦で、お蕎麦の上に、
山形の「だし」(野菜いろいろを、とろっと合わせたもの。茄子、おくら、胡瓜、大葉)をのせて、そこにトマトも足して粋な味に。上に薄切りにしたさざえと雲丹。わさび。
おだし(あごだし、鯖、めじか)の方にもトマトウォーターを加えて、より旨味を感じさせるものにしていました。創意工夫すばらしい😭
●赤鯵。五島列島あたりから来た、赤いあじだそうです。軽く〆てあります。よき酸味です。
名前がいいじゃない?😂 ネットで見てみたら、尾びれなんて本当にマッカだわ😂😂
黄にら、生姜。下に、青海苔酢。これがまた目覚ましかったです。青海苔の香り鮮烈でした。
旨旨旨・・・😭
●お仕事姿も美しい東洋賢士さん。
●太刀魚の木屋町焼き。木屋町通り=鴨川と高瀬川に挟まれています。皮と皮に挟んで焼く魚の調理法ですね。
中にこしあぶらと山椒。
梅肉入りの魚だしあん。
金時草とおかわかめ炭焼き、上に亜麻仁。
これも、美味極まれリな一品でした。太刀魚だけで旨いところにいろいろ香味が重なって、調和を持って美味。
●箸が休まらん箸休め😂
底に、白菜(しろ菜、=うまい菜)焼き浸し。あおりいかのから揚げ、土佐酢ジュレ、やまめのいくら。
こんなすてきな一品に箸が休まるだろうか?(いいや休まりはしまい)。
●小鮎の春巻き揚げ。
きゅうり入りのオランデーズソース。酢取りの茗荷。
きゅうり好きのわたしにはたまらない斬新なオランデーズソースでした。パリパリの食感をまとったほろ苦い鮎。よいですー。
●グラスフェッド牛肉に、炊いた白茄子、針状のきぬさや。生姜、白胡麻ソース。
●炊き立ての白ご飯に、お漬物。味噌汁もつきます。
お漬けものがまた目覚ましくて、
にんじんは何色かをごく薄くピーラーで削ってあります。浅漬。
芽キャベツは味噌漬け。
きゅうりのきゅうちゃん。
筍つくだ煮。
梅かつお昆布。
●デザートは何かー?とだいぶ楽しみにしていました。
向こうに見えているのは琥珀糖。藤の花入りでした。きれい。
●それでもってこれが、リコッタチーズのアイスクリーム。ブルーベリーのジュレ。
ものすごーくおいしーい😂😂
何かスペシャルなリコッタを使われたでしょうか😂😂?
●アカシアの琥珀糖というのも味見をさせていただき、味わい濃厚、これも美味。
●お薄をいただきご馳走さまでした<(_ _)>
おいしくて、楽しかったー。
今回も「ごだん 宮ざわ」東洋賢士さんの、かんぺきなコースでした。
ともちゃんや、若人の皆さんもありがとうございました。
一緒に食べた○○っちもありがとう🙏
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