■上賀茂の和食店「にしむらや」

■ 全国100万人の読者の皆さま、初めて伺った和食店ご紹介のエリーでございます。

御薗橋からほど近くに6月24日開店した「にしむらや」さん。祇園にあった、丹波ワインの「丹くろ」さんなどにつとめられた、西村泰彦さんの独立店です。

(以前NHK文化センター講座でお邪魔してお世話になりました<(_ _)>)
いわゆる割烹然とした和食店ではありません。西村さんも白衣ではないの。カウンター8席と小上がり6席でごくカジュアルな雰囲気なのだけど、お料理はばっちりおいしい。
このお店開店の前は、2年半ほど嵐山の「翠嵐」さんで(フランス料理の)松勢良夫さんと一緒に仕事されています。盛り付けやオリーヴオイル使いなど、ところどころ、確かに松勢さんを思い出させます。以下、8000円(+税)のおまかせコースです。

●うにといちじく、編んであるのはささげ。

●鱧、本マグロスモーク、金目鯛。オリーヴオイル、塩

●土瓶蒸し

●かますの焼物ですが、煎りだしひたひた仕上げです。とてもおいしい。

●冷製たき合わせ。冬瓜、ずいき、おくら。冷たい海老あんかけ。

●蓮蒸し、中に明石の鯛。

●トマトうどん。さんま、からすみ。

●とうもろこしと貝柱のご飯、赤だし、ちりめん山椒としば漬け。

●くずきり

●抹茶ソーダで締め。しゅわしゅわでいい香りでした。

●「コースのみです」と明記されていますが、実際は一品料理多数。下の通り。開店後3日目くらいからアラカルトも始められたのだそうです。調理は全部おひとりですが、最新機器を備えた厨房もチラ見えして、今風でいいな♪ と思うのでした(^o^)(^o^)/

●(お客さまがいらしたので写真写せずでしたが)入るとまずカウンターがあり、奥にこんな小上がり。入り口で靴を脱いで上るお店です。靴を脱ぐ・脱がないは外国人連れなどには特に、好みが分かれると思います。わたし自身は靴のまま入れる方が好きです。料亭は別として。これは好みです。靴を脱ぐ方が落ち着くという方もいらっしゃいます。ごめん<(_ _)>

●ビルの地下1階のお店です。
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「にしむらや」
電話 075-493-8377
〒603-8408
京都市北区大宮北椿原町45 高山ビル B1F
18:00~21:30LO・22:00閉店
月曜休み
カウンター8席、小上がり6席
★★靴を脱いで上るお店です★★
全席禁煙
要予約
2017年6月24日開店
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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は

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★クラブエリーについては

こちらをご覧ください

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関谷江里

■ クラブエリー洛楽@「木山」

■ 全国100万人の読者の皆さま、

8月24日(木)お昼、初の「クラブエリー洛楽(らくらく)」。
「木山」さん貸し切りでお世話になりました。
■ クラブエリー洛楽とは、先月セミナーもやらせていただいた、長岡京市の「next 洛楽」、高齢の方々のためのゆったり贅沢な施設なのですが、こちらの居住者の方とそのご友人や付き添いの方のための食事会。
半分くらいが80歳以上とそれに近い方々でしたが、皆さん朗らかだし、料理が出てくるなり集中してよく召し上がること!! ワインもお酒も進んでいたし、陽気に盛り上がって、めちゃくちゃお元気なのです(^o^)(^o^)/

●メインのお部屋ともうひと部屋にもみっちり入って、お世話になりました。

■ さて今回の献立は・・・

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●先附 鱧落とし 糸瓜 ズッキーニ 長芋 梅肉正油 わさび 花穂
●造り 目一鯛 莫大 青芽 わさび
●椀 帆立真丈 冬瓜 オクラ 柚子
●焼物 鰻印籠焼き 胡瓜胡麻和え
●御凌ぎ 毛蟹 車海老 加賀太瓜 ツルムラサキ 土佐酢ゼリー 生姜
●油物 鮎唐揚げ 枝豆かき揚げ バターナッツ南京 南蛮酢
●焚合 甘鯛 茄子 赤万願寺 薄葛 生姜
●御飯 うに玉〆丼と、梅しそ素麺
●水物 桃のジュース
●菓子 百合根茶巾   
●御薄
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●以上のコースを、とても段取りよく出していただきました。

●皆さんすべてのお料理をぺろりと召し上がってくださいました。すばらしい\(^o^)/

●今回は荒節、本枯れ節、まぐろ節と3種類のブレンドでした。

●木山義朗さん、今回も本当によくやってくださいました<(_ _)>
充実した「next 洛楽」のレストランで、普段から好きなものを注文して召し上がっている皆さんですが、外で料理屋さんを訪ねるイヴェントとして実現しました。木山さんのかつおぶし削りに「昔、家でやってたよねー」なんて満場一致していたし、食事をとても楽しんでくださったみたいで、本当によかった\(^o^)/\(^o^)/ 
おいくつでも、新店を訪ねたい好奇心と、おいしいものを食べたいという気持ちがあれば、こんなに若々しくいられるのだなと驚嘆。エネルギーをいただいた心持ちになりました。感謝しました。今後喜んで定期開催いたします。

●外観は全くマンションの「木山」さんです。以前は法律事務所があった物件だとか。

●マンションの一角に異空間という感じの粋な和食店です。本当に価値ある「木山」さんです。

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「木山」きやま
電話 075-256-4460
〒604-0804
京都市中京区堺町通竹屋町下ル西側
「ヴェルドール御所」というマンションの1階
12:00~13:30入店、18:00~19:30入店
不定休
(日曜定休のつもりだが、営業する時もあり、
営業したら平日休む時もある。)
メインカウンター9席と、小部屋のカウンター(詰めて)7席
将来もうひと部屋も稼動しそう。
全席禁煙
要予約
2017年4月25日開店
昼10000円(税別)、夜15000円、20000円(税サ別)
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関谷江里

■「実伶」で季節の旨いもの

■ 全国100万人の読者の皆さま、週明け竹屋町通室町東入ルの「実伶」さんで旨いものたっぷり楽しんだエリーでございます。

本当によかった\(^o^)/☆☆☆ ご機嫌になりました\(^o^)/\(^o^)/

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●帆立、ピオーネ、アスパラガスの白和え
●フルーツトマトレモン煮
●とうもろこしの冷やしすり流し
●いちじく胡麻クリーム
●きすの昆布〆
●のどぐろ焼き
●賀茂茄子田楽
●新銀杏と車海老かき揚げ、椿塩と
●焼き茄子
●焼き蛤
●和牛鍋
●岩牡蠣のフライ
●最後に鮎ご飯
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一品料理で欲しいのをあれこれ、
冷たい前菜も揚げものも焼きものも、
すべてぴたーと決まり、理想的においしかった\(^o^)/\(^o^)/
旨、旨、旨とうわ言のように言いながらどんどんいただき、
最後のご飯は鮎ご飯。よく食べました。

以下順番にいきます。

●帆立、ピオーネ、アスパラガスの白和え

●フルーツトマトレモン煮

●とうもろこしの冷やしすり流し

●いちじく胡麻クリーム

●きすの昆布〆

締め加減ほどよく、非常に上品な昆布締め。

●のどぐろ焼き

これは絶対おいしいでしょう~(T_T)

●賀茂茄子田楽を、

●半分に切ってもらいます。

●とろとろの断面撮ります。

●新銀杏と車海老かき揚げ、椿塩と

●焼き茄子

●焼き蛤

●和牛鍋

松茸、茄子入り。スープも全飲み。

●岩牡蠣のフライ

●最後に鮎ご飯

●骨を抜いてご飯に混ぜ込んでくださいます。

●いい香り、おいしいおいしいおいしい(T_T)(T_T) もう一膳いただきました。

●香の物、止椀まで抜かりなくおいしい。

●松茸山盛りでした。店主の中尾雄三さん。手元全見せのカウンターです。

●手前は焼き物揚げもの担当の押川紘一郎さん。段取りよくて見事な仕事ぶり。カウンターの舞台にふさわしいふたりです。

●わたしはまずいつも通りペリエを飲み、

●肩の痛みがずいぶん軽減したお祝いに、ブルゴーニュの白ワインを1杯、しゃーと飲みました。

●「実伶」さんいいお店です、また楽しみに伺います\(^o^)/

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「実伶」みれい
電話 075-251-2007
京都市中京区竹屋町通室町東入ル南側
12:00~13:30、17:00~22:00LO
水曜休み
カウンター8席、個室5席 全席禁煙
2016年5月8日開店

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■ クラブエリー第3金曜@「祇園 にし」

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー報告のエリーでございます。

8月18日クラブエリー第3金曜で、「祇園 にし」さんにお世話になりました。「日本料理 とくを」さんなどで修業された西隼平さんのお店、創業1年とひと月少しで今や非常に人気のお店です。季節の美味尽くしにしてくださって、おかげでわんわん盛り上がりました。よかったー\(^o^)/\(^o^)/

 

●食後のカフェは、女将の里映さんのデミタスカップコレクションで。それぞれの装いやネイルの色にカップを合わせてくださいます。

●赤いエリメスもあるのよww

●皆さんに会えてうれしかったー、笑い通しでした。(^o^)(^o^)/
隼平さん里映さんお世話になりました。徳尾さんにも感謝。
参加してくださった方々に御礼申し上げます。

↓営業時間など、これが最新データです。

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「祇園 にし」
電話 075-532-4124
京都市東山区月見町21-2
(東山安井交差点を東入ル北側)
12:00~12:30最終入店、18:00~20:00最終入店
月曜終日と火曜の昼休み
カウンター6席、テーブル10席(つなげば14席まで可)
全席禁煙
2016年7月7日開店

★お昼の2600円の「釜飯ランチ」は最初の1年で終了、

今はお昼は5千円、1万円、夜と同じ1.5万円も予約できます。

(税サ別途。)
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■「五(いつつ)」で夜コース

■ 全国100万人の読者の皆さま、「和久傳」さんの大徳寺店、蕎麦とお料理の店「いつつ」に行ってきたエリーでございます(^o^)(^o^)/

●料理長が船越真人さん(現在「室町和久傳」副料理長)から三枝健次さんに交代して以来少し献立も変わり、夜コースをいただいてきました。●右が三枝健次さん、左が仲原紀幸さん。いいコンビです(^o^)

●どこでもまずペリエで始めます。絶対にペリエ、ぜつペリ。

●蕎麦がき

●甘鯛、ぽん酢、大根おろし。

●骨付き豚肉の大徳寺納豆炊き

●つやつやとろりんと、ものすごくおいしかったです。

●酒肴盛り合わせ。右側がモロヘイア、白和え衣、椎茸、こんにゃく、利休麸/左側が塩たらこの粕漬け/奥が、

●茗荷、長芋、おくらのごま和え。

●天ぷらはたっぷり山盛り感がありました。幸せ。れんこん、とうもろこし、おくらの花、とうがらし、煮穴子、海老。大根おろし。

●後ろからはこんな。

●塩と、山椒醤油が添えられました。これが山椒でピリっとした甘醤油で止まらん。くせになります。瓶詰めで売ってます。

●お蕎麦は温製と冷製選べますが、天ぷらの後はやっぱり冷たいお蕎麦をいただきたい。

●というわけでするすると冷たいお蕎麦。

●こんな風です。

●お蕎麦を食べ終えるタイミングで持って来てくださいました。とろとろというか、ほとんどどろどろの蕎麦湯、濃くておいし。

●しみじみ美味で全飲みしました。

●食後の甘味に「七宝」です。これも滋味豊かでとてもおいし(^o^)。

あくまで蕎麦が主体でお料理は前座だそうですが、でもその前座、全部おいしかったー\(^o^)/\(^o^)/
■ 夜になってもむわーと暑気がたちこめる街なかから大徳寺まで北上したらさすがに涼しくて、遅めスタートの軽やかなコースはとてもよかったです。最終入店は21:00。帰途のチャリ走行は非常に気持ちよくて、満月を見上げながらしゃーと走ってきました。夏の夜の旨いものサイコー\(^o^)/\(^o^)/
クラブエリー夜をやるかもですよ・・・

和久傳 大徳寺店 五

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■ 掲載誌のお知らせ:ミセス 2017年9月号

■ 全国100万人の読者の皆さま、掲載誌お知らせのエリーでございます。

■ 今月発売のミセス 2017年9月号です。
最新号のお店紹介では嵐山のすてきな和食店、「嵐山さくら」さんに出ていただいています。皆さまどうぞ(お買い上げの上)ご覧くださいませ。
本サイト内でも「嵐山さくら」さんでのクラブエリーの報告があります。ご覧くださいませ。

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■ NHK文化センター講座@「祇園 又吉」

■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。

NHK文化センター講座8月(第1木曜)は、「祇園 又吉」さんにお願いしました。

ものすごくよかったのです。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
素材よく技よく、何もかもばちっと味が決まり、
高級感があって才気あるおいしさ、
2年半前の移転以来ますますよくなられたのではないかと思います。

●店主の又吉一友さんです。2008年に独立開店、現在地に移転されたのが2015年2月です。

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●先付
1)養老豆腐、新銀杏、美味出汁、振り柚
2)白和え土佐酢ジュレ掛け つぶ貝、はりはり胡瓜、湯上がり娘(枝豆)、子持ち昆布
●煮物椀
明石産黒コチの丸仕立て
冬瓜、原木椎茸、糸三度豆、もぐさ生姜、梅肉
●向付
甘鰈、剣先烏賊 あしらい一式
●炊き合わせ
鮑柔らか煮、白芋茎、小芋、冷やし餡掛け
●焼き物
琵琶湖産鮎塩焼き、蓼酢
●八寸
万願寺唐辛子炒り煮、マグロツナ和え
土佐チーズ、竹紙巻き、鱧の子煮凝り、伏見唐辛子真蒸、生麩鍬焼、八幡蒟蒻辛煮、
●寿司
こしび鮪小袖寿司川海老素揚げ/奥尻島うに寿司
●飯
鮭ご飯(時しらず)
赤だし、香の物
●水物
フルーツ、プリン、紫蘇ソルベ

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●先付 その1
養老豆腐、新銀杏、美味出汁、振り柚
●先付 その2

白和え土佐酢ジュレ掛け つぶ貝、はりはり胡瓜、湯上がり娘(枝豆)、子持ち昆布
●煮物椀
明石産黒コチの丸仕立て
冬瓜、原木椎茸、糸三度豆、もぐさ生姜、梅肉
●向付
甘鰈、剣先烏賊 あしらい一式 

ちり酢/いり酒/醤油

●炊き合わせ
鮑柔らか煮、白芋茎、小芋、冷やし餡掛け(これはあわび→茄子に差し替え版です)

●焼き物
琵琶湖産鮎塩焼き、蓼酢
●八寸
万願寺唐辛子炒り煮、マグロツナ和え

土佐チーズ、竹紙巻き、鱧の子煮凝り、伏見唐辛子真蒸、生麩鍬焼、八幡蒟蒻辛煮、
●寿司
こしび鮪小袖寿司川海老素揚げ/奥尻島うに寿司

●飯

鮭ご飯(時しらず)

赤だし、香の物

●水物

フルーツ、プリン、紫蘇ソルベ、水出しのお茶

●すべてのお皿、大人の余裕があって、かんぺきだったと思います。昼ながら夜のコースを作っていただき、味にうるさい皆さんに喜んでいただけました。
クラブエリーと今やだいぶメンバーがだぶっていて、
毎日来てくださっている方もいらして、家族みたい(^o^)?
祇園 又吉」 又吉一友さんとスタッフの皆さん
参加してくださった方々に感謝いたします<(_ _)><(_ _)>

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■「祇園にしむら」2017年7月のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、ごきげんエリーでございます。

祇園にしむら」さん7月の献立、食べやすくて心やすらぎました。まさに今、食べたかったのはこんな料理だった、と心に響く、ほんとーーーーーにおいしいお皿の連続でした(T_T)(T_T)
おばんざいでよく知っている「にしん茄子」が、あるかなきかの薄味の、エレガントな料理でした。
鮎はほわっと山椒が香る仕掛けがされていて、焼いてから骨を抜き、蒸して仕上げたのだと。
鱧と松茸のお椀は吸い地がまた香りよく味深くて天国だこれは。
最後はまぐろの塩番茶のお茶漬け、松茸入り。
どれもが熟練の味。余裕があって、食べやすくて、しみじみおいしい。店主の西村元秀さんは冗談ばっかり言ってるんだけど、この料理作れるのはやっぱりすごいわ、普通じゃないわ。
初めて見る絵やら、ゆかしいお花いけもすてきで、ふわあっと幸せな気分になりました。

●いつも通り、胡麻豆腐でスタートします。

●鱧と松茸のお椀 かんぺきな吸い地、ジャストの塩加減です。

●まぐろと鯛に、ふんわりした鱧も盛り込まれました。

●鯖寿司、わたしはいま生鯖がダメで食べられず、泣く泣くパスです。大好きなのだけど~(*_*)(*_*)

●鱧の子粒粒おいし(^o^)

●八寸です。天ぷらがとりわけよかったー! 松茸、南瓜、茄子、ズッキーニ、おくら。理想的な揚がり具合でした。

●それからこれ、とうもろこしのジュレ寄せ。これおいしかった☆☆☆

●鮎が、ものすごく技ありでした。頭はパリパリで、身は食べやすく3等分されて中からふわりと山椒が香るの、しっとりじんわりいい食感なの(*_*)(*_*)

●これがエレガントなにしん茄子。冬瓜と合わされていました。

●細い茗荷の千切りをはずすとこんな。薄味ながらしっかり味がついており、けれどどこまでも上品な味。茄子も冬瓜も中にちゃんと味が染み込んでいました。

●おだしではなく、塩入りの番茶で、まぐろ茶漬け。松茸ここにも。

●香の物はきゅうりと白菜。

●フルーツは、デラウエア、その下に桃。

●カウンターの部屋のお花いけ。りんどうは、白と紫同時についていてきれい。ピペリカムと上手に合わせてありました。

●奥のお部屋は鉄線とピペリカム。

祇園にしむら」さん、また来月伺います。

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■「水暉」と「TAKAZAWA」のディネ

■ 全国100万人の読者の皆さま、華麗なイヴェントに伺ったエリーでございます。

7月30日夜、ザ・リッツ・カールトン京都「水暉」さん全スペースで開催された
Mizuki × TAKAZAWA 一夜限りのディナー“一期一会”6月に出したこれです
「TAKAZAWA」のシェフ高澤義明さんと「水暉」さんのコラボレーションのコースをいただいてきました。
すみずみ華やかで、ストーリー性のあるお皿の連続でした。
テーマは夏祭りということで、ちょうちんが供され、ちょうちんをたたむと近江牛のメイン皿があらわれるなんていう演出もありました。
鯖が鯖街道を通って京都に届くまでを、地図も描きながら鯖のデクリネゾンで表現したお皿もおもしろかったです。
会席はもちろん鉄板、寿司、天ぷらと「水暉」さんすべてのコーナーを使って開催して(+ピエール・エルメ部門もデセールで協力)、お客さま60名を迎えられたということです。本当にわんわんと満席でした。
高澤義明さん、クリエイティヴで美しいお料理を考案してくださいました。
三浦雅彦さん、よく準備されました\(^o^)/\(^o^)/

●夏の夜、瀟洒な「ザ・リッツ・カールトン京都」に向かううれしさよ♪

●「水暉」さん入ったところに、今回のテーマは「京都の夏祭り」だそうで、こんなかわいい飾りがされていました。ヨーヨーが風でゆらゆら揺れていたのです。

●「TAKAZAWA」のシェフ高澤義明さんです。「TAKAZAWA」さんウエブサイト

●普段は鉄板のコーナーが、今回のアペリティフのコーナーになっていました。

●こんな感じで、アペリティフとアミューズをいただきました。シャンパーニュと共に、

●焼き立てのブリニは白味噌風味です。その上に、うにとラタトゥイユ/牛シチューといちじく/蛸とちりめん山椒/弓削牧場のフロマージュブランに鮒鮨、ハーブ

●鯖街道のひと皿、ということで鯖寿司がずらりと登場。

へしこに、シャリに見せた蕪/スモーク鯖に、バルサミコシャリ、マスタードの香り/ハーブのシャリで作った鯖棒寿司/五穀米に、なめろう仕立て(味噌、醤油、にんにくで風味づけ)

●粉わさびなどで地図を描いてあって、日本海・小浜から鯖街道を通って京都に運ばれる道、終点は鱧入りの玉子焼きの部分。ここが出町柳くらいなんか?

近江こんにゃく、奈良漬け、鱧玉子焼き、爪とうがらし。

●鮎の塩焼きにはエストラゴンのジュレ添えでした。

●合わせて出された竹筒の中は、

●茶そうめん入りで、

●豆乳と合わせた鮎のうるかと和えてありました。これおいしかった!!

●琵琶鱒のしゃぶしゃぶです。

●三浦さんお得意の氷柱プレゼン出ました\(^o^)/\(^o^)/

●昆布だしで琵琶鱒をしゃぶしゃぶしていただきました。これもとても美味でした。

●次は天然うなぎだそうです。うなぎが描かれたお皿に、

●こういう料理です。うなぎの挽き肉を、豚挽き肉と合わせて竹炭の衣にくるんでまとめたもの。黒トリュフたっぷりと。

●断面こんな。ソースは赤ワインソース。黒七味も効いていました。

●天ぷら料理。チューブはアイヨリソースと。

●かき揚げは車海老、あわび、鱧。天茶仕立て(=下にご飯)、ブイヤベーススープです。天ぷらのせリゾットみたいな感じでした。おいしかったー☆☆☆

●京漬物のグラニテ。赤紫蘇のジュをグラニテエにしたもの。すぐき、しば漬、大葉、花穂。

●ちょうちんで供されたのが、(ちなみに祇園囃子の音源もついてきました、)

●近江牛のフィレ肉。ちょうちんをたたむと底に肉が控えている仕掛けです。

●「水暉」料理長の三浦雅彦さん登場です\(^o^)/\(^o^)/ 料理人以上、芸術家である三浦さんがちょうちん60個にスプレーで色彩をつけたのだと。すごいです!!

●デセールで、京野菜のあんみつ タカザワ風。野菜はズッキーニ、にんじん、壬生菜、赤紫蘇、きゅうり、かぼちゃん、白とうもろこしと伺いました。

ほうじ茶アイスクリームはエルメチームが作られたとのこと。いい香りでした。

●あんみつの蜜です。白蜜と黒蜜がこのように添えられて、好きにかけてねと。

●お酒がたくさん合わされました。わたしは香りをかいで、ほんのひと口味わっただけでしたが。お酒好きの方にはこれはとてつもなくすてきな組み合わせだったと思います。

●こんなのも合わされました。わたしビールを全く飲みませんが、せっかくなので味見しました。

●シャンパーニュに、

●オリジナルのワインも供されました。本当に贅沢なディネだったと思います。

ザ・リッツ・カールトン京都さんならではの華やかでゴージャスなイヴェントでした。

スタッフの皆さまお疲れさま、ありがとうございました。

高澤義明さんお疲れさま、どうぞ京都を楽しんでくださいませ。

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■ 高辻通高倉の「観山」へ

■ 全国100万人の読者の皆さま、初めてのお店に伺い感動でふるふるしているエリーでございます。

昨年秋開店された高辻通高倉の日本料理の「観山」さん、やっとこさ初訪問。
よかったー\(^o^)/よかったー\(^o^)/よかったー\(^o^)/
●すっきり美しいカウンターのお店です。
昔「レジョン」さんがあった場所ですが、がらりと変わっています。
美しく端正で、きっちり修業を積んで来られたことがすぐにわかるお料理、修学院のものを中心にものすごく厳選した野菜たっぷり。味よし、ご主人の感じよしで言うことないです。
6月からお昼営業を、水曜金曜日曜だけされていて、2日前までに要予約。以下お料理です。

●鱧ざく 修学院のトマトときゅうり、伏見の黄にんじん、利休麸

●扇面の器に修学院のいんげん
「野菜も魚と一緒で鮮度が大事」と。

●同時に食前酒をひと口いただきます。

●螺鈿を施された美しいお椀です。

●鱧の豊年揚げ、管ごぼうのお椀

●お造り入りの八寸です。これは2名分。


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●淡路島の鱧、インド洋の天然まぐろ
●鱧ちりめん(山椒炊き)、水菜
●鯛といかの塩辛
●とうもろこしと枝豆の岩石揚げ
●さば寿司のちまき、祇園祭仕様、甘生姜と
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●えんどう豆のすり流し、湯葉、北海道のうにと修学院のおくら
●鮎の一夜干し焼き 修学院の万願寺とうがらし土佐焼き
●修学院の賀茂茄子揚げだし、業平いんげん、車海老、粟麩
●ご飯をプレゼンするご主人の八木一真さん。

八木一真さんは新門前通の骨董のお店「観山堂」さんのご子息。高校卒業後すぐに料理の世界に入り、「京都 吉兆 嵐山本店」やホテルグランヴィア京都の「吉兆」さんを経て、旅館「柊家」さんで修業されてきました。

●もち米混ぜ込んだ炊き込みご飯、鱧とごぼう
●香の物 薄切り大根に胡麻と柑橘で香味をつけたのととろっとした海苔、とりわけおいし。
●止椀は八丁味噌仕立て、中にずいきと水菜の葉
●デセールはライチの香りのブランマンジェ

●ゴールデンキウイと桃のコンポート、チェリーのコンフィチュール

●多彩な素材を使ったお手間入りのコースをご主人の八木一真さんおひとりでされています。
ほんとおいしくてすばらしくて仰天。( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)
さっそくクラブエリーをお願いしてきました。
これは欲深いクラブエリーの会員の皆さんも間違いなく喜ぶわ\(^o^)/\(^o^)/

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「観山」かんざん
電話 075-353-7357
京都市下京区高辻通高倉東入ル(泉正寺町465-2)
(たかくらビル1階)
18:00~20:30(入店)
水曜金曜日曜のみ昼営業あり
月曜休み(その他不定休あり)
カウンター10席 全席禁煙
要予約
2016年11月10日開店
昼8000円(税別)、夜12000円、15000円(税別)
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