■「花鏡(かきょう)」で繊細優美な料理

■ 全国100万人の読者の皆さま、新店ご紹介のエリーでございます。

オープンしたばかり、三条通神宮道東入ルの「花鏡(かきょう)」さん、とてもよかったですー\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
2016年12月まで「匠 奥村」さんにいらした中上朝史(ちゅうじょうともひと)さんのお店です。2月4日開店。
写真は夜のおまかせ。コース1種類のみで1万円+税サ(10%)。食後の飲み物まで入れて10品、バランスよく量もほどよく、何もかもが「ちょうどよい」と思わせたコースでした。

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●三条通に面して、わかりやすい場所です。お花があふれるように飾られていました。

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●八寸というかアミューズというか、スタートの美しいお皿です。

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●ほたるいかに酢味噌

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●津居山の蟹の酢の物

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●車海老、菜の花、胡麻ソース、砕いたアーモンド

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●大原野菜、豆乳入りの小さなキッシュ

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●かつお・昆布だしに少しバターを入れてこくを出したスープ、わかめと筍、車海老しんじょう

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●ひらめを赤かぶ千枚漬で巻いたもの。三杯酢にオリーヴオイルの風味、わずかなとろみ。間人の海苔。

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●パンに添えられるオイル、バターもとても美味。バターにはちゃんと仕掛けがあります。

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●もち米の飯蒸し、上に穴子とうに。

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●ぐじと、味を含ませた根菜、山椒入りタプナード。聖護院大根や蕪に、にんじんなど形も色みもきれいでした。

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●だしのジュレ、聖護院かぶらのムース、豆乳入り、中に干しあわび、帆立。

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●牛肉ロース焼きに、玉ねぎ、にんにく、生姜入りのソースが調和。小芋のピュレと。

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●炊き上がったご飯プレゼンをする中上朝史さん。鯛ご飯です。

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●ご飯と香の物とお茶で締め。パンもおいしかったがご飯の締めもうれしい。

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●食後の甘味は、豆腐を使ったガトーショコラ、きな粉のアイスクリーム、抹茶ティラミスとフルーツ。

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●カフェか煎茶か選べます。カフェを選択。必要な深みと香りのある、好きなタイプのカフェでした。

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●小菓子付きで、胡麻のテュイルにサクサク真っ白のブール・ドゥ・ネージュに、真ん中は五色豆でした。

IMG_1158.jpga■ かつお・昆布だしに少しバターを入れてこくを出した若竹+車海老しんじょうのスープや、ひらめを赤かぶ千枚漬で巻いた一品がとりわけ印象に残りました。パンを食べながらコースは進みますが最後はご飯でほっとするし、洋風デセールのように見えながら豆乳が使われて軽やかだったりと、「おくむら」さんと同様、和風フランス懐石というかフランス風和食というか、お手間がすごくかかっているのですが、とても食べやすくそれでいて粋な、独自の料理世界です。
■ 店内の風情も美しく、椅子も座りやすくてよかったし、岡崎の美術館やロームシアターからも近く、三条通に面してわかりやすく便利。これから間違いなくはやりますーーー!!
花鏡(かきょう)」さん、わたしもまた伺います。
さっそくいろいろお願いごとしました(^o^)(^o^)/

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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
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2006年から10年分の4285記事は

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■ クラブエリー@京田辺「モーネ」

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー報告のエリーでございます。

クラブエリー 遠くても旨いものは食べに行く@京田辺の「モーネ」

京田辺は京都市内から南方向へ、車で高速に乗って30分以上かかるところですが、それでも旨いもの好きのクラブエリーのメンバーが、迷うことなく遅れることもなく、貸切の「モーネ」さんに集ったのでした。

■ 店主の河村昭多さん、コースを一度いただいて、とても才能豊かな方だと即わかったのでした。(溢れ出る才能はすぐにわかるのww)これはクラブエリーの皆さんも喜んでくださるだろうと。実現できてよかったです(^o^)/

img_4575-jpga img_4515-jpga img_4516-jpga■ こんな感じで、テーブルとカウンター全部使わせていただき、コースをいただきました。せっかくここまで来たのですから、今回はわたしも皆さんと一緒にお料理をいただきました。以下順番にいきます。

img_4506-jpga●鱧と松茸のロワイヤル、稚鮎ペースト
おくらの花びらで飾られて供されました。

img_4512-jpga●中はロワイヤル=茶碗蒸しです。中の具がたーーっぷりです。

いきなりすごい充実感。鮎ペーストをかけた鱧、口当たりも味もよく、ほんとに感動。
img_4519-jpga●秋茄子、いちじく、まぐろのカルパッチョ瞬間昆布締め、生姜の泡、フロマージュブランのソース

いちじくとまぐろ! 生姜の香りがふわりとのって、どのパーツも申し分なくおいしい。

img_4518-jpga●わわ、こちらが正面でした。まぐろおいし☆☆☆  鉄分摂取ったっていう感じでした。
img_4525-jpga●炭焼き鰆、もち米の焼きリゾット、クレマディリーゾ、ボッタルガ、玉露のぶぶあられ

魚は中がうっすらレア状態に仕上げられていました。すごくなめらかで、しっとり。

米のクリームとろとろに、焼きリゾットは表面パリパリで、同じ素材のものから作られた、全く違う食感のものを合わせていました。

抹茶色のはぶぶあられに玉露をまぶしつけたもの。からすみの粉と色も味もコントラストをなしていました。

食べている間じゅう楽しさを感じさせるお皿でした。
img_4528-jpga●飛騨豚ロースしゃぶしゃぶ、ごぼう、ビーツと酢橘の香り

この季節に、柔らかで滋味深いごぼうが食べられました。青森産とのこと。パリパリ状のごぼうも風味を添えてよかったです。

かんじんの豚ロース肉は口に入れるなり溶けるようで、これは旨かったわ(*_*)(*_*) ビーツやら酢橘やらが香味のアクセントとなって、理知的な味だなあと。
img_4530-jpga●蟹と2色のにらのスパゲッティ、七味

トマトソースの、蟹が多すぎるほど入った(底にたまってたくらい)スパゲッティ、にらが高貴なおいしさで新しい味わい発見という気持ちになりました。おいしかったわ(*_*)(*_*)
img_4536-jpga●黒毛和牛炭焼き、鳴門金時のエスプーマ、オレンジと少し苦いサラダ(アンディーヴや水菜など)

牛肉の部位は、「まるしん」とのことでした。この食感もすばらしかったです。優美な口当たり。付け合せも粋でした。
img_4547-jpga●栗と秋トリュフのリゾット、発酵バター

テーブルで目の前で白トリュフを削ってもらって、芳香がふわあと漂いました。う、うまそうだ(*_*)(*_*)
いまの言葉で言うと(普段は使わないけれど)「ヤバい」というやつね。

栗、銀杏入りのリゾット、ものすごく秋の気分を盛り上げてくれました。

最後にリゾットというのも、最後にお茶漬けって感じでわたしはこの順番、無条件降伏的に好きでした。

■ お料理ここまで。いちいちおいしかった\(^o^)/\(^o^)/
img_4554-jpga●巨峰のパンナコッタ、胡桃のアイスクリーム、メイプルシロップ

器で全く別ものみたいに見えたデセールです。グラスの底にパンナコッタ。

img_4556-jpga●モンブラン(=栗のアイスクリーム)、一休寺納豆入りメレンゲ

このアイスクリームもびっくりするほど栗の風味に満ちて、お、い、し、かった~~

img_4571-jpga●食後のカフェ。これがまたしっかり深煎りタイプでわたし大好きなのです。なかなか料理店の食後のカフェでここまでおいしいものも少ないと思います。ショコラのような芳香が立ちのぼるカフェです。小菓子も添えられて、幸せな食後でした。
■ 店主の河村昭多さん、マダムの真智子さん、スタッフの皆さまありがとうございました。

そして、参加していただいたクラブエリーメンバーの皆さまにも御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)>

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「måne モーネ」 電話 0774-64-1106
〒610-0352
京都府京田辺市花住坂2-2-25
11:30~13:30LO、18:00~20:00LO 月曜休み
カウンター6席、テーブル14席 全席禁煙
要予約
2016年4月9日開店

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おいしくて陽気になるクラブエリー(^o^)(^o^)/
入会ご希望の方は、こちらをご覧ください
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本サイトは2016年5月8日にオープン。
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■ 京田辺の「モーネ」へ

■ 全国100万人の読者の皆さま、今年の4月9日にオープンした「モーネ」さんに伺ったエリーでございます。

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■ オープンするなり人気で、なかなか予約が取れない「mane モーネ」さんです。(maneのaは、上に丸がついた文字です。måne ←機種によって文字化けするかもしれませんが、これです。)場所は京田辺。なんだかすごーーーく遠い気がするけれど、車で連れて行ってもらったら30分、実は京都駅八条口からも松井山手行き直通バスもあって(そういえば以前乗ったことがあった)、そんなに遠くはなかったのでした。

■ でも遠いとか近いとか、そういう問題ではありません、「モーネ」さん、わざわざ出かける価値があります!
お手間のかかったきれいな料理、野菜たっぷり、コースのバランスもよく、とてもおいしかったのです☆☆☆ 最後のカフェまで完璧においしいと思っていただきました。その場で取材をお願いしてきました。
■ 店主の河村昭多さんは名店で修業されていて、「よねむら」さん10年、「イル ギオットーネ」さんに5年。イタリアのトスカーナ州のリストランテにも1年いらしたそうです。今のお店をオープンされたのが今年の4月9日。この地を選んだのはご実家の近くに出したかったからということでした。京田辺は野菜に恵まれているそうですが、それを最大限使いつつ、中央市場にも仕入れに週に3度は行かれるということでした。偉いです<(_ _)><(_ _)>
■ 昼は3500円と5000円、夜は5000円と8000円(いずれも税込み)。

カウンター6席、テーブル14席、すっきりきれいなお店でした。
■ 以下、昼の5000円のコースをカウンターでいただきました。とても満足感がありました。
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●京田辺野菜を使ったガスパチョ。じゅんさい入り、モッツァレラ。モッツァレラの泡。

浸け直しているというモッツァレラが、ものすごくなめらかで風味よし。泡はその浸していた水分で作ったということ。

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●右から、小芋フリットにオーストラリアのトリュフ、下に発酵バターとはちみつを合わせたもの/宮崎マンゴーに生ハム、間に鯛の身をかませてあり、上にキャヴィア、下にバジルソース/うに、牛肉カルパチョ、下にもち米焼きリゾット。黒いのは一休寺納豆。

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●よく見えるように・・・焼きリゾットです。組み合わせが楽しい、3つの小さなアミューズでした。味もばちっと決まっていました。

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●地元の野菜、サラダ仕立て。赤い、まぐろが見えている以外はほとんどが野菜で、おくら、水茄子、長芋、瓜。めかぶと海ぶどう。じゃがいもの泡。マスタード酢味噌、だしのジュレ。おくらなどの花の飾り。要素が多いのによく調和して、おいしいな~と感じ入りました。

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●パンも自家製です。

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●あさかぜ胡瓜と、鮎の炭火焼のパスタ、穂紫蘇

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●メイン肉料理は鴨、火の入り方完璧で、鴨の香味を十二分に楽しめました。非常に口当たりよかったです。おいしかった☆☆☆ 万願寺とうがらし炭火焼き、京田辺の茄子の煮浸し、上に焼き茄子ピュレと黒オリーヴを合わせたソース、みょうが、かつお節。

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●雑炊のようなリゾット。とうもろこしと生姜入りリゾットに、鯛のフリット、鯛の骨からとっただし、上に、パリパリに焼いた海苔(ちぎってかける)。

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●ドルチェは、たまご型のもなかに、ヨーグルトのソルベ、手前に桃コンポート、下にミント風味のブランマンジェ。パリパリしたナッツも。

 

IMG_1127.jpga●食後の飲み物は選べます。カフェ、紅茶、抹茶でしたが、この、「ビターチョコレートの香り」というのと「深煎り」という言葉で、迷いなくカフェを選びました。

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●紙ドリップで淹れてくださったカフェですが、これほんとーーーーーにおいしかった☆☆☆ きちんと深煎り、深い味で本当にショコラが香るようでした。なかなか食後のカフェで感動できることはないので、最後にまた印象がよくなりました。薄い、酸味が勝るカフェがはやる(わたしには理解できない)世の中にあって、こういう良識あるカフェを出すお店わたし好きです☆☆☆

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●京田辺の玉露を使った小菓子

■ ほんとよかったです。いろいろの食材を調和よく使って、コース全体すごくよかったなあと思いながら食事を終えることができました。

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●店主の河村昭多さんと、マダムの真智子さん。すごくよく考えて、お店作りをされています。偉いなーって思いながら話を伺いました。

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●山手幹線道路に面したビルの1階です。シンプルシックでセンスのいいお店でした。すでにリピートしている京都や大阪からのお客さまがいらっしゃるということ、よくわかりました。

plan-mane●地図です。JR松井山手駅から徒歩10分くらい。タクシーなら「消防署の斜め前」と言えばいいそうです。
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「måne モーネ」 電話 0774-64-1106
〒610-0352
京都府京田辺市花住坂2-2-25
11:30~13:30LO、18:00~20:00LO 月曜休み
カウンター6席、テーブル14席 全席禁煙
要予約
2016年4月9日開店

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