■ グラティネ@「ブション」

■ 全国100万人の読者の皆さま、これが食べたかったエリーでございます。

この冬まだ食べられていなかったから。

少し前のある夜、寺町二条の「ブション」さんで、

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●グラティネ=オニオングラタンスープです。

IMG_0299.jpga●テーブルで卵を混ぜ込み、胡椒をかけてくださいます。

IMG_0290 IMG_0293●そのサーヴィスをしてくれるのは玉ちゃん=玉田裕一さんです。

遅めの訪問をしたこの夜、すでに1回転した後で、店内は(珍しく)ゆったりしていました。

IMG_0300.jpga●2皿目に、温製ソーセージ レンズ豆添えを選択。
これは前菜のお皿なのですが、わたしにはほどよい量で、楽ちんなディネでした。食後のデセールは、
IMG_0308.jpga●焼きりんご(Pomme bonne femme)です\(^o^)/\(^o^)/
紅玉をじわーっとオーヴン焼きしたもので、熱々ほかほか。上にのせるアイスクリームは少量でとお願いしました。
飲み物は、さぶかったのでペリエではなく、初めからヴェルヴェーヌのアンフュージョンをいただきました。

IMG_0304IMG_0305 ●味見させてもらったタルトポム。サクサクサクで、薄切りのりんごが折り重なった部分はほどよい酸味と甘味、理想的においしい☆☆☆ これ定番にしてくださいませ。
■ この日は本当にラッキーにも、(約束して出かけたわけではないのに)、店主の松井知之さん&智恵子さんからパリとリヨンの話をたっぷり聞かせてもらえました。それがフランスへの愛にあふれていて心に響き、お料理がおいしかった上に、幸せな気分になりました。
自然と次のわたしのパリ滞在の予定もだいぶできました(^o^)/
ブション」に行ってよかったー! ラッキーでした。(^o^)(^o^)

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■ 目ざましく美味な「ブラッスリー」

■ 全国100万人の読者の皆さま、未アップの写真を溜め込んでいるエリーでございます。急ぎます。
先週半ばに出かけたフォーシーズンズホテル京都さんの、「ブラッスリー」でいただいたコース、瞠目=目をみはるおいしさとはこれで、シェフの井料剛さん、技術とセンスのよさを感じさせてくれて、輝かしい才能に恵まれた方だと改めて思いました。
ほんと最低でもフォーシーズンズ=四季、各季節に一度は通って食べたいお料理です。(近かったらもっと行きます~。)

■ 以下、ちょっとランダムに組んでいただいたコースです。
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●軽く炙った鰤(ぶり)と冬大根のサラダ、春菊のピストーソース

非常におしゃれなぶり大根ですね。炙ったぶりの上に、数種類の大根。塩加減絶妙な白大根に、緑大根、黒大根、紅芯大根、べにしぐれ大根、ラディッシュなど。ソースは春菊を使ったサルサヴェルデ=緑のソースです。

すべてがよく調和しあって、びっくりするほど粋な味でした。

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●ライムリーフ香るレッドカレーブイヨン ポーチドエッグ、金時人参のピュレ、ほうれん草
定番のタイカレースープです。これが激烈旨い、一度食べたら忘れられません。(*_*)(*_*)

鮮やかな香りと辛み、でもたまごとにんじんのピュレがまろやかに食べやすくしてくれます。モリーユがアクセントに入っているというのもおしゃれだと思います。これは繰り返しいただきたい名作だと思います。

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●フェトチーネ マッシュルームソテ、トリュフバターソース、熟成コンテチーズ、トリュフスライス。

トリュフをばさばさとかけてくださって、贅沢感があります。ジロールやらシャンピニョンドゥパリなど幅広パスタに風味を与えて、こりゃ旨い\(^o^)/\(^o^)/

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●合鴨胸肉のロースト キヌア、卵黄の醤油漬け、ロングペッパーのジュ

真空で柔らかく火を入れた鴨肉、細心の注意でこの舌ざわりに仕上げたのだなとよくわかります。キヌアがすごくおしゃれで、レバー、サラミ、アンチョヴィなどと合わせてリゾット風の仕立て。和食のような卵黄醤油漬けをからめもって食べたら、もう犯罪的に旨い(*_*)(*_*)(*_*)

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●以前はボルディエのバターだったと思いますが、今回登場したのは自家製バター。柚子と、あおさ海苔の2種類が用意されて、これがまたおいしかった(*_*)(*_*) パンが進んでいけません。

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●ドライトマト入りのフォカッチャにバゲット、

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●ミルクパンでした。

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●ルームサーヴィスのピッツァの箱の絵と一緒に写ってくれた料理長の井料剛さんと、
総支配人のAlex Porteous アレックス・ポーティアスさん。

アレックスさんは「奥様が日本人なのです」とおっしゃってました。すごく愛嬌のある朗らかな方。そして井料剛さん、こんな楽しいこともしていましたねー(^o^)(^o^)/

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●林檎のタルトタタン トンカ豆のアイスクリーム

デセールに、わたしがショコラに次いでりんごのお菓子が好きなことを周到にリサーチ済みだったみたいで(笑)、タルトタタンはいかがですか?と聞いてくださって、その時点でわたしはすでにご機嫌+大喜び(^o^)(^o^) そして運ばれたりんごの、まるまるとダイナミックな仕立てに、これまた大喜びしました。サクサクフイユタージュは丸く、それだけ独立して作られていて、下に敷いてありました。りんごは紅玉で理想的な食感と香味。あしらわれているのはトンカ豆のアイスクリーム、シードルのジュレ。

IMG_0023.jpga●食後の飲み物は、ロンネフェルト紅茶セレクションより、アッサムティを選択。これがまた、こんなに紅茶っておいしかったか? というほどのもの。何もかも、ほんとーーーに美味に決まっていて、心から満足しました。
フォーシーズンズホテル京都「ブラッスリー」さん、また伺います。

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関谷江里

■ りんご菓子 デニッシュ/パイ/タタン

■ 全国100万人の読者の皆さま、ショコラについで、りんごのお菓子が好きだなあと思うエリーでございます。

京都 りんごのお菓子

として、りんご菓子の記事だけコレクションしてあったりもします。

■ 何かいったん好きになったら、それが何であろうと、わたしにおいて発動するのはコレクション癖なのです。

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●「オレノパン」さんでりんごのデニッシュ。

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●京都ホテルオークラ「レックコート」さんで名物のアップルパイの、カットヴァージョン。

IMG_8916.jpga●先日のある晩、「バルマーネ」さんへ。パティスリなど夜遅めの時間帯に、どうしてもりんごのお菓子が食べたくて飛んで行って、これは「タルトタタン」。

あじのフライ、クラムチャウダーをいただいた後、これと紅茶を注文しました。

■ アップルパイ、アップルシュトゥルーデル、タルトタタン、タルトポム・・・いずれも非常に好きです。

熱でりんごを圧倒的にねじ伏せて、とろとろの別物にしてしまったようなお菓子がとりわけ好きです。

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■ ガレット・デ・ロワ@「パティスリー S」

■ 全国100万人の読者の皆さま、サクサクサクが大好きなエリーでございます。

ガレット・デ・ロワ@「パティスリー S」さん。

4t8a9216-jpga■ ガレット・デ・ロワには今年初参入で、カット版に限り、本日までということで四角いのを作ってみたということ。
ブルターニュからのフランス人パティシエがスタージュ(正確にはワーキングホリデー)に来ているとかで(確かに厨房にいた)、「四角でもいいじゃん♪ フランスでも何でもありよ」と言ったとか(^o^)(*_*)(^o^)

img_8973-jpga■ シシリーのアーモンド、グルノーブルの胡桃・・・素材厳選です。
4t8a9214-jpga■ 底にキャラメリゼした胡桃がところどころ敷いてあって、食感と濃厚さを与えていました。ほんと味濃いの。笑。

いやー、おいしかった、新しい感じがした~ ・・・けれど、四角いガレット・デ・ロワってのは感じが出ない~というのが偽らん感想でした。ごめん。笑。

でもまだこれ発展途上で、まだまだ変化していくということでした。
■ 15cmのホール(丸型)は1月末まで販売、1650円(+税)。フェーヴは中に入れず別添えで、好きなものを選ばせてくれるそうです。
1日1~2台しか作られないそうないので、必ず欲しい方はどうぞ予約を。
4t8a9231-jpga■ 同時にショソンオポム 450円とかミルリトン(奥) 400円なんてのも登場していて、りんごのお菓子が好きなわたしはショソンオポムをとてもおいしいと思っていただきました。りんごはグラニースミスを使用とのことです。とにかくサクサク感がすごい。サクサクサクが押し寄せます。口じゅう粉々になりますが、ふわあといい香り、なんて幸せな食感☆☆☆

4t8a9249-jpga■ りんご部分はかなり酸味強めですが、とろとろに炊いてあって、これはとても好きでした。
ミルリトンも、中のクレームダマンドは濃いめでオレンジが香り立つ、とても特徴のある仕上げでした。
いずれもこのパティスリにおいては初めてのお菓子です。
他に食べたい生菓子もありました。改めて伺います(^o^)/

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パティスリー S電話 075-361-5521

11:00~19:00

水曜、木曜休み

1月は17日(火)もお休みということです。
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■ 紅玉のタルトポム

■ 全国100万人の読者の皆さま、結論が出たエリーでございます。絶対に紅玉、圧倒的に紅玉という結論です。
4t8a8975-jpgaタルトポム@「パティスリー オ・グルニエ・ドール」さん、
先日津軽で作られたタルトポムをいただいて(ひとつ前の記事)、それはそれでおいしかったけれど、この紅玉製ほどではなかった・・・
今週から紅玉で作られているタルトポム、ずっと香味が強くて、しみじみおいしい。感動深いです☆☆☆
写真を見比べても、こちらの方が明らかにおいしそうと思います。ちなみに同じセッティング、同じレンズです。

「紅玉の方がおいしかろう」という気持ちだったから、そう写ったのかもしれないけれど・・・

img_5354-jpga■ こんな一覧が出ていました。もうこの紅玉で完璧、これでいいと思うけれど、サンふじが出た時もまたいただいてみようと思います。
img_7991-jpga■ 2016年12月13日 追記

サンふじの季節となり、サンふじいただきました。
やっぱり紅玉です。もちろんサンふじも十分おいしいけれど、感動が違います(*_*)(*_*)

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■「オ・グルニエ・ドール」でタルトポム

■ 全国100万人の読者の皆さま、引き続きりんごのお菓子でございます。先週のある午後、「パティスリー オ・グルニエ・ドール」さんで定番基本の味。

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●タルトポム 390円。ぺたんと薄い作りですが土台と一体化していて本当においしいです☆☆☆ これ大好きです。けれどこれはりんごが津軽で、週明けから紅玉になるとのこと。味がまた違うはずで、改めて買いに伺います。

4t8a8945-jpga 4t8a8951-jpga■ こちらは「りんご畑」といいます。510円。土台はアーモンドプードルたっぷりのとてもリッチなもので、上の層は濃厚なムースリーヌの層。その上に生のしゃきしゃきのりんごとレーズン、あんずソースです。かなり酸味鮮やか。りんごは紅玉を使用。

■ とてもきれいなお菓子でしたが、わたしは「熱で制圧したりんご」の方が好みなので、またタルトを買いに行きますー!

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■「ロトス洋菓子店」でタルトタタン

■ 全国100万人の読者の皆さま、ショコラに次いでりんごのお菓子が好きなエリーでございます。この季節はずせないのが「ロトス洋菓子店」さんのタルトタタンです。

 

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■ タルトタタン 550円

これ、あめ色でとろとろとろとろのりんごがもうれつおいしいです。
しゃきしゃきりんごを、火と砂糖とバターで完全制圧して、骨抜きにするのですね。

4t8a8969-jpga■ パリブレスト 500円

そしてこのパリブレストがまた泣けるほどおいしかったのでした。中のプラリネクリームが完璧のぺき子ちゃん状態に美味、シュー部分に、必要なバリっとした硬さがあって香ばしくて、ほんと申し分なくおいしい☆☆☆
パリにもブレストにも、ここまでおいしいパリブレストないかもね、うひひ♪ と思いながら、一瞬かニ瞬でいただいてしまいました。

■ あまりにおいしくて、タルトタタンとパリブレストを続けて一気食べ・・・あわわ。どれほどのカロリーか??( ̄○ ̄;) ( ̄○ ̄;) でもまあ、これで気分もハイになり、仕事もはかどるということで♪

わたしは茶色いお菓子が本当に好きです☆☆☆

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「ロトス洋菓子店」 電話 075-353-2050
〒600-8415
京都市下京区因幡堂町699
(京都市下京区松原通烏丸東入ル、1筋目を上ル、因幡薬師前を東入ル、南側)
月曜と火曜休み
12:00~19:00
販売のみ、サロンなし。
2011年1月15日開店
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■ アップルパイ@「イノダコーヒ」

■ 全国100万人の読者の皆さま、りんごのお菓子が好きなエリーでございます。ショコラに次いで好きかも♪ 

りんごのお菓子というカテゴリーを作ってしまった・・・カテゴリー増え過ぎ。笑。

でもカテゴリー別にしておくと、後で自分で探す時にすごく便利なのです。

ちょっと関係ない話をすると、ワードプレスで作ってもらったこのサイト、新カテゴリーを作るとひたすら上に積み上がっていくばかりで、自動的に50音順に並んだりはしません。以前のココログニフティは勝手に50音順に並んだんだが~

■ タルトタタンでもタルトポムでもなく、「アップルパイ」も好きなのでした。

img_5103-jpga■ ご近所にあって激しくありがたい「イノダコーヒ」さんで、ある夕方にアップルパイ。これ好きです(T_T)

ちょっと気持ちを直さないといけないことがあった時に、飛び込んでこれをいただいて、すっかり気持ちは直ったのでした\(^o^)/\(^o^)/

期待を裏切らない安心の味。カフェとセットで950円。

一度伺うと、「あー次はこれ食べたい♪」と別のものが気になって、通い癖がつきます。また伺います。

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■「La Voiture」でタルトタタン

■(承前)全国100万人の読者の皆さま、ハイシライスだけでも終わらず、さらに「せっかくだから」で、「La Voiture」さんへ。タルトタタンの名店です。

img_3760-jpga■ この時期、りんごの酸味が強いからということで、ヨーグルトは別添えだそうです。りんごの酸味、これでほどよいとわたしは思いましたけれど。

いつもは温めて供するところ、冷たい状態で食べるのが今はおすすめということで、そのおすすめにも従いました。タルトタタンて、りんごを、加熱で有無を言わさず甘みと旨みのかたまりに変えてしまうって感じですね。ほんとおいしかった(^o^)/
img_3766-jpga■ 側面も見えるようにするとこんな。ただもうとろとろになったりんごが形をなしたかたまりです。ひたすらなめらかで柔らかで香りよくてほんのり甘い。うっとり幸せになって、「この世のこと、もう全部忘れていい」という気がしてきます。下のサブレ台はあってもなくてもどっちでもいいと思う。・・・なんて言ったらいけませんね。笑。
img_3768-jpga■ このメニューカードがまたかわいくて好きです。「La Voiture」さん、また伺います。
(念のため、フランス語としては「ラ・ヴォワチュール」と読みますが、店名としては「ラ・ヴァチュール」さんです。)
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La Voiture
電話 075-751-0591
京都市左京区聖護院円頓美町47-5
(京都市左京区桜馬場通丸太町下ル西側)
11:00~18:00 月曜休み
テーブル24席 全席禁煙
席の予約不可
1971年9月開店

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