■ 全国100万人の読者の皆さま、感動深いコースをいただいたエリーでございます。
先週末に、ちょっと久しぶり、伺いたいと思っていた「じき 宮ざわ」さんです。
こちらでは、泉 貴友さんのお料理をいただけます。
泉さんからいただいたメニューがこれです。
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・ホタルイカ 新じゃが
・蛤しんじょう うるい
・シビマグロ 千枚漬け
・焼き胡麻豆腐
・焼き筍 木の芽の飯蒸し
・サワラ 菜の花 柿醤油
・松葉カニ 春子椎茸
・金時人参 一休寺納豆
・サクラマス 白菜
・食事 香物
・梅いちご 抹茶
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これだけではどんなお料理か、(何皿かを除いて)ほとんどわかりませんね。
以下どうぞ、詳細をご覧になってください。
●食前酒は、青森の「喜久泉」です。
●春の到来を感じさせるほたるいかに、素麺のように細く切った新じゃがです。
新じゃがの食感がいいのです。ほんのり塩気が、確かにじゃがいものおいしさだなと感じさせて粋でした。
●はまぐりしんじょうとうるい。
うるいも、ものすごく春らしく感じる食材のひとつですが、優美な風情でこれが山菜とは思えないと常々思っています。
人の手で丁寧に作られた感じがしてしょうがないです。温室で作られていると聞いてもそうだろうなと思う。
ユリ科の花「オオバギボウシ」の若い芽で、最近では食用に栽培しているものも増えてきました。
以上はJAさんのサイトからの引用です。ほらねこの優美さはやっぱり百合由来なのです(^o^)/
●しんじょうはこんなで、
●割ってみると中に大ぶりのはまぐりの身です。
はまぐりだしもはまぐりの身も、実に美味でうっとりします。
●村田匠也(むらたたくや)さんの青磁の器に、しびまぐろと千枚漬です。上に八代の海苔。
●炭を当てて香りを出したしびまぐろに、自家製の千枚漬の酸味と甘味と旨味がよく合って、さらにそこに、米でとろみをつけた土佐醤油がからんで旨いったらないです(*_*)(*_*) 八代の海苔がまた鮮烈な香りを添えていました。ここまででもだいぶ感動。
●これはおなじみ焼き胡麻豆腐、胡麻豆腐に胡麻だれに上から切り胡麻たっぷりで、胡麻協会から表彰されていいお料理です(^o^)/
●大原野の朝掘りの焼き筍に、
●木の芽の飯蒸しです。もち米玄米の、プチプチした歯ざわりがすごく心地よく、木の芽が香りたって実においしいものでした☆☆☆
●菜の花とさわら。
ガラスの薄手の繊細なお皿は富山県在住のアメリカ人、Peter Ivy ピーター・アイヴィーさんによるものと教えていただきます。
●8日間熟成させたというさわらに、とろんとかかっているのは自家製の柿酢を合わせた醤油です。お手間入りです。さわらの火の入り加減も絶妙で、おいしかったおいしかった(T_T)(T_T)
●浜坂産松葉かに、きれいに身をほぐして甲羅に盛り込んだものをプレゼンされました。
●こうして供されました。春子椎茸(温製)に、松葉かにの身(冷製)がたーーーっぷり。
肉厚椎茸に山盛りの蟹の身、これまたおいしかったおいしかったおいしかった(T_T)(T_T)
●店主の泉 貴友さんです。
次の料理をプレゼンしてくれて・・・
●何でしょうこれは?
30分天ぷらにしたというのは、
●なんとにんじんでした。切り分けて、
●こんな風に供されました。
金時にんじんに、一休寺納豆の粉末です。
このにんじんの甘さときたら、「砂糖まぶしたでしょう?」というほどの鮮烈な甘みでした。にんじんここまでおいしいかと印象強烈でした。
●最後の料理が、青森のさくらますと白菜。すだち醤油。さくらますはこの上なくしっとり、白菜は柔らかで甘みがあって、しみじみ美味な一品でした。
●ご飯の用意で、香の物と、白味噌で炊いたじゃこです。
●ご飯が炊けて、おいしくなれと念ずるひと時です。
●炊きたてしっとり、これをまずひと口いただいて、
●止椀もいただきつつ、
●お代わり、お代わりと少量ずついただきました。
●食後は、しそ漬けにした梅いちご。意表を突かれましたがこれおいしかったです。
●お薄をいただきごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>
以上お昼の1万円のコース(税とサーヴィス料それぞれ10%別途)でした。
ほんとうによかった\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
●すごーく風が強い日でした。お願いして一瞬マスクをはずしていただいています。
「じき 宮ざわ」 泉 貴友さん、おいしくて、クリエイティヴな料理を作られます。優しい方で、初めての方でもリラックスして料理を楽しめるお店の雰囲気だと思います。
お昼12時の回に入りましたが、13時45分から2回転めの営業をされていました。人気のお店は時世関係ない、とここでも思いました。
また伺います。クラブエリーの皆さん楽しみに(^o^)/
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