■ 全国100万人の読者の皆さま、麺類大好きなエリーでございます。ひとつ前の記事でお話ししたように、料理通信 2016年07月号の、「安くて旨くて何が悪い」のページに出ていただいた夷川通の「やっこ」さん通いの記録です。「キーとは何か~?」にとりつかれ(笑)、何か月かにわたって8回伺いました。
●キーシマ 420円。かつお昆布だしに、中華麺を入れたものです。
なんで「キーシマ」という名前なのかは、料理通信 2016年07月号をご覧くださいね。(ネット上でも溢れるほど出ていますけれど・笑)
●なめらかで口当たりのいい麺です。わたしこれ好きです。まずは何も入れずにいただいていますが、ねぎが小皿で添えられています。
●キーの応用形を食べたいではないの♪ キーカレー 630円です。
●お揚げとねぎがたっぷり入って、これはまたやみつきおいしいわ☆☆☆
●キーはいから 520円。天かすとお揚げ、ねぎです。
●具材が違うと、ずいぶん印象が変わります。むう、わたしはキーカレーの方が好きだったな。。
●キーきつね 520円。ふふふ、きつね仕立てのキー麺です。これもおいし♪
●この日はかけうどんを少量いただきました。不思議だなと思いました。同じだしなのに、中身が違えばだしまで違うように感じられたからです。
●では、キー麺で、そもそもスープが違う中華そばだとどんな感じなのか?と 中華そば 630円 をいただいてみたら・・・これはもうほんと別物、鶏がらがベースの醤油味スープで、まごうことなき日本の中華そば。キーシマとは、やはり独自の道を歩むものだとわかりました。
●冷麺 840円。タレの酸味ほどよく、具材はたっぷり、幸せな夏の味でした。
●氷で冷え冷え。口当たりのいい、なめらかな麺ですが、冷麺だとよく締まっていて、いつもより弾力を感じました。素朴なおいしさでした。
●肉入りカレーうどん 730円。牛肉がたっぷり入ってゴージャスです♪
●やっぱりキーカレーとは違いました。だしからして違う感じがしました。同じはずなのに、別物なの。キーカレーもカレーうどんも、どちらもまたいただきたいと思いました。
●カレーライス 680円。ではカレーライスというメニューはどうなのだろう?と興味津々でいただいてみると、これは日本の家庭のカレーでした。なつかしい味です。生たまごとかウスターソースとか水を張ったコップにさして登場するスプーンとか、(わたしの育った家でそうはしていなかったので、どこかで見て焼きついたのだと思うけれど、)そんな昭和の風景がよみがえりました。こんなカレーが食べられることがすてきです♪
●にんじん、じゃがいもと共に、牛肉がごろんごろんと入っていました。
■ メニューが実にたくさんあって楽しい「やっこ」さんです。さすがにこれだけ出かけて取材は十分、気も済んで原稿を書けましたが、また伺いたいなあと思っています。アイドルタイムなしの通し営業ですから、15時とか16時とか、そんな時間でも伺えます。
禁煙のお店ではないのですが、奥にケムリシャットアウトの小上がりスペースがあります。
取材に当たって、女将の川畑法子さんにお世話になりました。御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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「やっこ」 電話 075-231-1522
京都市中京区夷川通室町東入ル南側
11:30~19:30閉店、(土曜は14:30閉店)
日曜、祝日休み 42席
禁煙ではない
席の予約不可
1930年(昭和5年)開店
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料理通信 2016年07月号
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「関谷江里の京都暮らし」 (4280記事)
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