■ 最近の本「PRIZE」/三宅香帆さん/文藝春秋2025年3月号

■ 全国100万人の読者の皆さま、たくさんは読めないけれど(*_*)、コンスタントに読書は続けるエリーでございます。

趣味は?と聞かれて、読書とは決して言いません。だって、生きていて本を読むの当たり前だから。

・・・その伝でいけば、わたし趣味なんて何もないかもしれません。だってわたしが人生の中で好きなことすべて、「それがないと生きていけない」というレヴェルだからです。

●これが強烈、今年に入ってから読んだものの中でだんとつに、ほんとーーーーーにおもしろかった、

村山由佳さんの最新刊、
PRIZE プライズ
390ページ 2200円、文藝春秋
すでに大成功しているのに、どうしてもどうしても直木賞が欲しいという女流作家の物語。

実名で「文藝春秋」とか「オール讀物」なんて出てくるし、描かれている同業の作家さんたちがどなたのことかわかったりもするし、あまりにも出版界がリアルに描かれていて、もうたまらない(*_*)(*_*)

ぐいぐい読ませるけれど、ところどころ笑わせるし、いやもう、圧倒的ですごかった😱😱

出版にかかわる人、かかわったことがある人は、これ人ごととして読めません(*_*)

村山由佳さん、肝の座った方です。今までのご本もそうでしたが、この方、スケールが違うわ(*_*)(*_*)

●三宅香帆さんおめでとう\(^o^)/

ノンフィクション大賞に続いて新書大賞2025も受賞されました✨️✨️

我がことのようにうれしい😊😊

●紀伊国屋書店さんの、大阪グランフロント店です。

香帆さんコーナーで、大きく展開されていました。

帯も新しいのがついていました。

集英社新書「なぜ働いていると本が読めなくなるのか

288ページ、1100円

2024年4月刊、集英社

ついに30万部と。これものすごい数字です😱

●昨年春に、この「なぜ働いていると~」で三宅香帆さんを知り(遅くてごめん🙏)、香帆さん大好き❤️になって、どどどと上のご本を読みました。全部Kindle版です。

この内2冊はまだ途中ですが、本当におもしろい。読みやすい。本への愛にあふれて、すさまじい読書量でいらっしゃることがわかって尊敬します。

ご著書あと3冊、買います。

テクストの読み方を、改めて香帆さんから教えていただいている感じです。

わたしも文学部を出ながら、学生時代はわからんフランス語で「フロベール講読」なんてついていくのも必死ながらテクスト読みをやったけれど、まずは、日本語で、日本の本のテクスト読みを、香帆さんに習っておきたかったものだと本気で思います。しかし、その頃香帆さんは、まだ生まれていないですよね😂😂
三宅香帆さんアマゾンページ

●2月10日発売、文藝春秋 2025年3月号です。

芥川賞受賞作品2つが全文掲載でお得な号です。特別号で1700円ですが😂その価値があります。

何よりわたしは、選考委員の方々の選評を読むのが好きです。平野啓一郎さんとか山田詠美さんとか川上未映子さんとか、選考委員も若くなり、昔よりずっと近い感じがします。

ただいま「ゲーテはすべてを言った」を読んでいますー😂

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関谷江里