■「じき 宮ざわ」2024年9月22日

■ 全国100万人の読者の皆さま、9月の「じき 宮ざわ」さんに出かけたエリーでございます。

●ひろゆきさん=本村衛由さん(写真左)と、はづきちゃん=小栗八津樹さんが、今月もすてきなお料理で迎えてくださいました😊♪

20代と30代になったばかりの若人がもてなしてくれる、けれど落ち着いた、よいお料理でした。ますます、どんどんよくなると思います。

●ひと品目、先付は、
島根の「出雲富士」をひと口食前酒にいただき、ふるふるの玉締め=茶碗蒸しです。やっとこさ固まっているくらいのやわらかさ、ふるふる加減で、おだしの味を最大限に楽しみました。
ばちこ、あわび茸、ブラウンえのき。
せりの新芽。

●2品目は、
車海老と冬瓜のお椀。
きくらげ、つるむらさき、三つ葉。
塩加減もおだしの味も、かんぺきでした。

●3品目は、
笛吹き鯛。菊花。
下に宮津の海水が敷かれています。ここにわさびを溶いて味わうようにと。
4日間熟成したものということ。少し厚めの切り方で、すっと歯が入る口当たりを楽しめました。優美な食感、甘みも感じられて、実においしーい😊
●以前「ごだん」でよく見た器がここにありました😂いったん北大路の「獨歩」に行ったものを、一部こちらに持ってきていると。
美麗な器が行ったり来たり。

●4品目は、
スペシャル蕎麦料理。
蕎麦の実じたいを楽しむひと品です。
福井の蕎麦の実をあさりだしで炊いたもの。合わせているのは炭焼きにした枝豆と落花生。有明の海苔、小芋をシート状態にしてパリパリのお煎餅状態にしたもの。黒七味。
パリパリやら粒粒やらピリピリやら、複数の感覚が押し寄せて、楽しくてよい調和、とてもおいしかったです😊😊

●5品目は、
宮津のさわらを、じっくり炭火焼きにしたもの。わら焼きにした鷹ケ峯の舞茸。野菜の発酵液と。

●6品目は、
しゃぶしゃぶにしたグラスフェッドの牛肉に、炭焼きにした京菊菜、揚げ茄子。みょうが。
黒く、パラパラかかっているのは粉末にした大徳寺納豆。
これでお料理は終わり。
ご飯を楽しみに・・・いやその前に、もうひと品ありました。

●ご飯の前に、
はづきちゃん=小栗八津樹さんによるお蕎麦です。
焼き茄子と、それに合わせたのは豆腐。パリパリの小芋煎餅。
あご、鯖、鰹で取ったおだしは少し濃い目の仕立て。
「ごだん」の東洋一の蕎麦✨️✨️ にひけを取らない、完成度の高い、というか、かんぺきなひと品と思いました。よいバランス、お蕎麦じたいも、とても好みです。おいしーい。
大事に味わいました。

●ご飯と味噌汁、
そしてお漬物は、

ズッキーニ2色に、かぶら、赤万願寺。
赤い万願寺は後から足してもらったもので、彩りがきれいになりました✨️✨️

●そしてお漬物の下から、
鶴ちゃんが出てきて喜びました😊😊
海の描き方も漫画みたいで楽しい😊♪

●淡雪は、梨の風味でした。
梨のすり流しを寒天で寄せたもの。上の卵白部分にも梨のすり流し。
剥いた梨の皮で作った発酵液で、ほんのり塩気も感じさせました。
上からすだちとわずかな塩。
斬新、おされ。
も、の、す、ご、く、粋な淡雪でした。

●魯山人のお茶碗でお薄をいただきご馳走さまでした🙏

●黒い方は、はづきちゃんが作ったお茶碗です。
シックな趣味です(T_T)

●今月も本当によかった「じき 宮ざわ」さんです。
また楽しみに伺います😊😊♪

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関谷江里