■ 全国100万人の読者の皆さま、少し間が空きましたが、映画の話です。
●京都シネマで上映中の
「ボレロ 永遠の旋律」
を見てきましたー
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BOLERO
アンヌ・フォンテーヌ監督、
2024年 フランス映画 121分
日本語字幕 松岡葉子
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作曲家モーリス・ラヴェルと彼を取り巻く人々、そしてその音楽の話。
うーん、ラヴェルの苦悩が大きくて、いつも神経質そうにしているし、タバコ吸い過ぎるから見ているだけでつらいし(*_*)(*_*)、最後は脳の病でどんどん弱っていくしで、すごく幸せになれる映画ではないのだけど、それでも、最後まで2時間、飽きず見ることができました。
何より、音楽好きにとっては、全編ラヴェルの曲、ボレロだけではなくて、ピアノ曲やヴァイオリンソナタ、バレエ組曲や協奏曲などが流れ続けていますから、それはとても心地いいものでした。
亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス、道化師の朝の歌、マ・メール・ロワ、トリオソナタに弦楽四重奏曲、ピアノ協奏曲など、好きでしょうがない曲の連続でした。
女優の皆さんは揃って名演だったと思いますが、このラヴェル役の男優は、ちょっと他に候補いなかったかなあ😂とも思いました。
いやいや、モーリス・ラヴェルさんは本当にこんな感じの人だったのかもしれない・・・
ラヴェルさんは、すばらしい才能に恵まれたことは確かだけど、全く回りの女を、誰も幸せにしてないのよね( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)
才能はあるんだけどね。愛されてもいるのにね。
こういう男いるよね😂😂
それと、ヴァンサン・ペレーズが、えええこんな風情で?と出てきて驚いた。なんかもったいない気がしました(*_*)(*_*)
あの色男が~😂😂
フランス映画が好きなら、
ラヴェルの音楽が好きなら、
見て損はない映画です。
昨年12月、封切りと同時に見た、「PERFECT DAYS」が本当によくて、
あれ以来、あれをしのぐ、あれほど心に響く映画を見ることができていません(*_*)(*_*)
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