■「ごだん 宮ざわ」2024年8月16日

■ 全国100万人の読者の皆さま、「ごだん 宮ざわ」さんに出かけたエリーでございます。8月の2回目です。

4月からの新料理長、東洋賢士さんのコースです。

2023年10月以来、この方のコースを味わうのは20回目です。

●福岡県「旭菊酒造」さんの「綾花」を食前酒にひと口いただき、コーススタートです。

先付が、玉子豆腐の琥珀寄せ。玉子豆腐を、透明なだしのゼリーで閉じ込めたもので、何とも涼しく美しい風情です。

この玉子豆腐に、なんと青森のブランドとうもろこし「嶽きみ」(だけきみ)ピュレが練り込まれていて、甘さ際立つとうもろこしの香味を感じることができました。

ふるふるとおだし風味の麗しいゼリーとの調和もすてきで、ひと皿めから、めくるめく美味な世界が展開されました。

上から同じく「嶽きみ」のすり流し。花咲蟹、安岡のねぎ、生姜。

下に、吸い酢。おだしで割ったお酢で、飲めるまろやかさの酸味です。

まさか「嶽きみ」登場とは😭

これです。りすのろです😂😂 この時、少し分けてもらってきた「嶽きみ」を「ごだん」さんにお持ちしたところ、まさかのお料理に採用・・・ありがとうございます🙏🙏

●お椀です。

かさご、白ずいき、モロヘイヤ。

振り柚子。

かさごは軽く葛叩きにしてあって、塩気もほどよく、風味たっぷり、
も の す ご く 美味。

白ずいきのしゃりしゃりと、モロヘイヤの香りが味わいに彩りを添えて、そして吸い地は品よく豊かな香りで、申し分のないおいしさです。完全に別世界に行きました😭😭

戻って来られるのかわたし?

●3皿目、これがまた旨かった😭😭
三重県からのめいち鯛。塩をして、炭の香りをまとわせています。めいち鯛そのものが、ものすごく美味。圧倒的とも言っていいおいしさ。

そこに、トマトの吉野。土佐醤油にトマトを合わせて葛でとろみをつけたものです。

そのトマトが、フレッシュトマト、焼いたドライトマト、トマトウォーターと使われていると聞いて驚いた( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)

おいしさのために、なんというお手間でしょう😭😭
緑色が、大葉オイル。
雲丹、かぶら鬼おろし。青瓜のけん。花穂紫蘇、わさび。

●副料理長、ともちゃん=大山委宏(おおやまともひろ)さんによる鮎プレゼンです。

ともちゃん、顔のピントが甘くてごめん🙏 
安曇川の鮎ということです。

●この鮎の、ふんわりしっとり口当たりのいいこと。炭火焼のおかひじき。
とろりとクリーミーな、たで胡椒ソース。

魚のあらで取ったおだしのあん。

ほんとーにおいしい😭😭

●手前が料理長の東洋賢士さん。奥のひろとさん=織田海斗(おだひろと)さんも、料理長を支えてよく働きます。

●そして、お蕎麦きましたー

東洋賢士さんが打つ、東洋一のお蕎麦です✨️✨️

またすごいのが来たー😂😂

ズッキーニのまぜ蕎麦、

蕎麦にはズッキーニがとろりとからんでおり、上に焼いたズッキーニが2色、くるくるふんわりのせられて、かわいらしいったらありません😭😭

はまぐり。

おだしははまぐり、あご、めじか。

上からすりおろしたからすみがたっぷりと。

風情がよいし、実に美味だし、こんなの食べたことないし。

五条通りに走り出て叫びたいと思いました。

旨い旨い旨い旨い旨い旨いこんなの初めて😭😭
すばらしいー😭😭

●そして次のお皿はこちら、鱧の酢の物です。鱧ざく。この鱧が、驚くほどふんわりした食感でした。

皮を焼かないのだとか。
皮目に水をかけて蒸し焼きにしてからタレをのせるということです。

きゅうり、大葉。つるむらさき、揚げた白ゴーヤ、フィンガーライム。土佐酢ジュレ。
たれ焼きの鱧、わたしは自分からは食べないものですが、これは例外・・・本当においしかったです。

●またすてきな器が登場しました。こんなお皿、今まで見たことなかったです。

祥瑞でしょうか。

ごだんさんにおいては、どれだけまだまだ知らない器があるのか?

何百年前?はたまた最近のもの?

何百年前のものらしいです(*_*)(*_*)

・・・って、わたし、ほとんど同じことを、前回の記録でも述べましたね😂😂
本当に、無尽蔵とはこのことよね。

●何かまたおもしろいお料理が出てきそう・・・

●はあ、またすごかった😂😂

パイナップルの皮を干してパウダーにしたものと、京都のおかきを使った、おかき衣揚げ。

きすを巻いてあります。中に豆乳とレモン麹で作った塩豆腐の、レモンえごま巻き。

パイナップルの千切り(*_*)

万願寺とうがらし天ぷら。

だしで割った薄垂惣酢あん。

何これ、驚きの美味でした。

そして砕いて衣にするおかきにも、名店のものが使われていて仰天。

橘屋物産株式会社の、「紫芳軒」さんと伺いました。

●お料理の最後、牛タンの柔らか煮。グラスフェッド牛肉(岩手の短角牛)の、牛タンだそうです。

これがもう、歯が要らん柔らかさ。

上に、赤ワインで炊いたいちじくを混ぜ込んだ赤玉味噌。冬瓜。

旨いったらなくて、お皿なめたかったです。

どのお皿も、ものすごくテンションが高くて、オリジナルなインスピレーションに満ちていて、しかししっかりとした技術に支えられていて見事に味が決まっていました。

奇蹟のようなコースだと思いました。

●お漬物コレクション来ましたー✨️✨️

・椎茸と炊いた昆布

・茄子とみょうがのしば漬け、初登場🎉

・おくら味噌漬け

・黄トマト醤油漬け

・わさびの茎 土佐酢漬け

●煮えばなのご飯に、しば漬けを合わせました之図。

●桃コンポートと桃ジュレ、桃の豆乳ヨーグルトアイスクリーム。

●水戸の梅、というお菓子です。甘酢漬けにした赤紫蘇をまとわせた求肥餅です。

中に自家製の梅干しを混ぜ込んだ白あん。赤紫蘇の香味がとても粋。

●小ぶりのお茶碗でお薄をいただき、ほんとーーーにおいしかったです、ご馳走さまでございました<(_ _)>

ごだん 宮ざわ」東洋賢士さんのお料理、今回も感動深かったです。

次は8月末に伺います。どんなお料理をいただけるでしょう。激しく楽しみにしています。

ちなみに前回はこんなでした

 

*****************

★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は

関谷江里の京都暮らし」 へ。

★クラブエリー新規登録お気軽に。

こちらをご覧ください

★速報はInstagramをご覧ください。

*****************

関谷江里