■「ごだん 宮ざわ」2024年8月3日

■ 全国100万人の読者の皆さま、「ごだん 宮ざわ」さんに出かけたエリーでございます。8月の1回目です。

4月からの新料理長、東洋賢士さんのコースです。

2023年10月以来、この方のコースを味わうのは19回目です。

いしかげ貝、おおもんはた、天然はまち、ぎんぽう、鬼あじ、甘鯛と、
稀少な魚介も楽しめたスペシャルお昼コースでした。風味絶佳なお皿の連続で、実に幸せなひとときでした。

●食前酒に宮城県の「浦霞」をひと口いただいた後、

いしかげ貝の先付です。

●炙りいしかげ貝。いしかげ貝は、とり貝によく似た貝で、味もよいです。

塩レモンとオリーヴオイル風味のズッキーニは緑と黄色の2色。
焼きヤングコーン、ヤングコーンのひげは山椒オイルで風味付け😂。

土佐酢あん。

●三重のおおもんはたのお椀。翡翠茄子、椎茸、柚子。

吸い地もかんぺきなおいしさ(T_T)

荒磯模様のお椀すてきです。

天然はまちのスモーク。

「胡麻かんぱち」の食べ方に倣って、胡麻はまち。

胡麻だれには、あられに刻んだ白ねぎと生姜入り。

安岡のねぎ、花穂紫蘇。

夏かぶらの鬼おろし。刻んで土佐酢漬けにした山葵の茎。

●またすてきな古染付が登場しました。こんなお皿、今まで見たことなかったです。

ごだんさんにおいては、どれだけまだまだ知らない器があるのか?

何百年前?はたまた最近のもの?

何百年前のものらしいです(*_*)(*_*)

●小浜の岩もずく、じゅんさい。トマトウォーターと合わせた土佐酢。

花咲蟹、白ばい貝。マイクロトマト、生姜。蟹の殻のだしで作ったジュレ。

●野菜もたっぷり、彩り鮮やかに登場した魚は・・・

●ほぼ俯瞰で。

わたしはこのお皿がとても好き。いつ登場しても、どんなものがのってきても、しっくりなじんでおいしそうに引き立てます。

●稀少な、ぎんぽう の青トマト麹味噌幽庵焼き。

焼き万願寺唐辛子と、赤と黄色のパプリカも焼き。

焼き葉唐辛子。

魚だしのあん。刻んだ松の実。

●料理長、東洋賢士さんです。
うふふと笑いながら、お蕎麦を用意・・・
さて、どんなお蕎麦が供されるでしょう?

●東洋一の蕎麦来ましたー✨️✨️
料理長の東洋賢士さんが打つ、東洋一の蕎麦です。
真夏のネバネバ大特集\(^o^)/
長芋、おくら、モロヘイヤ、おかわかめ、松前昆布。ネバるネバるネバる😂😂😂

油っけとして、さざえの唐揚げがネバネバ族の下に。上におくらの花の天ぷら。
梅肉麹。茗荷オイル。

上からすだち、のように見えたけれど、高知の柑橘「ぶしゅかん」を一滴二滴。(黄色くて、手の形をしたような仏手柑とは別物。)

絶妙なバランスで、夏らしくて、
おいしーい\(^o^)/☆☆☆

椎茸、あご、めじかのだしのあん。ネバネバ族が徹底的にネバっている分、あんはさらりとした仕上げでした。

●明石からの、鬼あじ。赤紫蘇の酢。赤雲丹。

桂瓜のけん、溶き山葵。

●お料理の最後を飾るのは、李朝の器で供された、

冬瓜みぞれ蒸し

●冬のかぶら蒸しのような感じで、冬瓜を使って涼しげに作られた一品です。

冬瓜の白い部分はおろしてあります。
魚は甘鯛。きくらげ。干し貝柱スープあん。上から針貝柱。生姜。

甘鯛の旨味に冬瓜の優しい香味が調和して、きくらげがアクセントになり、なんとも上品な美味を楽しめました。

●お料理は以上で、ご飯の準備です。

お漬物コレクション来ましたー✨️

・紫蘇で炊いた昆布

・トマト 醤油漬け

・水茄子 ぬか漬け

・コリンキー 浅漬け

・青瓜 味噌漬け

●炊きたて煮えばなご飯を、

大葉を合わせたコリンキーでまず味わって、大変旨し(T_T)

二膳目三膳目どうぞとすすめてくださいます。粒味噌ちりめんも同時に供されます。

●トマト醤油漬け、あまりに好きで追加をいただきました。

そしてこの後、甘味が供されます。

●アヴァンデセールという感じで、

いちじくコンポート、いちじくゼリー、いちじく豆乳ヨーグルトアイスクリーム。

●2品目に、くずきりが登場しました。

●黒蜜に浸しもって、涼味を楽しみました。

魚でお腹いっぱい胸いっぱい状態でしたが、それでもつるりと食べやすく、しみじみおいしい甘味でした。

最後まで、なんてかんぺきな美味だったことでしょう。

●お薄をいただきご馳走さまでした<(_ _)>

●「ごだん 宮ざわ」精鋭チームです。(この日、他店舗へヘルプに出て不在だった方もいらっしゃいます。)

左から、ともちゃん=副料理長の大山委宏(おおやまともひろ)さん、料理長の東洋賢士(とうようさとし)さん、そして織田海斗(おだひろと)さん。

今回も本当によくやってくださいました🙏 どうもありがとう。

また次回楽しみに伺います。

 

ちなみに前回はこんなでした

 

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関谷江里