■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー@「ごだん 宮ざわ」さんの報告です。
7月11日、クラブエリー第2木曜(という定例会)を「ごだん 宮ざわ」さんにお願いしました。
クラブエリーの中でも、とりわけ長いお付き合いの方々(クラブエリー誕生以前の、朝日カルチャーセンター講座のメンバーだった方々)もいてくださって、旨いものがわかる方が集中している会でもあります。
料理長が東洋賢士さんになってから、初のクラブエリー@「ごだん 宮ざわ」さんです。
わたしは2023年10月以来、この方のコースをいただくのは17回目です。
●食前酒に、宮城の「墨廼江」の別吟をひと口いただいた後、
夏野菜のゼリー寄せです。
菱蟹、黄身酢。
野菜は、椎茸、ヤングコーン、ズッキーニ、スナップえんどう、大葉、茄子、トマト。
やまめのいくら。
●甘鯛のお椀。金針菜のつぼみ、柚子。下に糸瓜。
●りんごチップでスモークしたまぐろのとろ。大根鬼おろし、煎り醤油、花穂紫蘇、青芽紫蘇、わさび。
土佐醤油吉野。大葉オイル。
●どれが400年前のものでどれが最近のお皿か、このお店においてはわかりませーん😂 と今年の4月にも書いている通りですが、
これは400年あるいはもっと昔のものらしいです。その4月の時にいただいたお皿と、少し柄違いですね。
なんともよい風情です。
●とうもろこし豆腐。中はゴールドラッシュ、すり流しは白とうもろこし。
煮さざえ。上からネパール山椒。
●東洋賢士さんが打つ、東洋一の蕎麦来ましたー\(^o^)/
●万願寺とうがらしとしらす。万願寺とおじゃこって、もう鉄板の組み合わせですね。
万願寺はたたいて、蕎麦とよくからむようにされていました。そこに、パリパリのかき揚げにされたしらす。
削りたてのかつお節。
干し椎茸、あご、めじかのだし。
おだしは少しとろっとしていて、お蕎麦によく馴染みました。
絶妙な組み合わせ、
際限なく食べ続けていたいお蕎麦でした。
東洋一のお蕎麦シリーズは毎回本当においしいけれど、これもまた忘れがたく、夏の定番のひとつにしていただきたいと思ったのでした。
●焼き物はすずき。トマト醤油麹焼き。空芯菜の炭焼き、松の実。
魚のだしのあん。
このすずきの、か ん ぺ き なおいしさよ
トマト風味がよく調和しているということと、焼き加減が絶妙でした。
空芯菜を焼いたのがいい香り、松の実の食感がすてき。
とんでもなく美味な一品でした。
●ずんだあんを楽しむためのお皿。
「秋田ほのか」という枝豆を使用。
白味噌、日向夏の蜂蜜と合わせた、優美な味のずんだあん。
粟麩、天然の帆立、日向夏。
ずんだあんの上には、ノーブルな七味✨️✨️=こちらで調合された、自家製の七味です。
●醤油入りのお湯で洗ったきじはた。葉唐辛子味噌と。
玉味噌に、葉唐辛子のペーストを混ぜ込んだもの。青唐辛子と炒めて辛味も足しています。
赤芽紫蘇。
これも、も の す ご く 美 味 なことでした。
●天然の鮎(安曇川)の、たで衣揚げ。上に骨せんべい。
このヴィジュアルも強烈なら、たで衣で揚げられた鮎の、香りも食感もよかったこと、
瞠 目 の 旨さ でした。
鮎は焼いてから、骨を抜き、そののち衣をつけて揚げたということです。
●お料理の最後、
とろとろに炊かれた、牛のアキレス腱です。ほとんど正体がないほどとろとろ、コラーゲンのかたまりという感じでした。
石川芋、きくらげ、冬瓜。全く食感の違うものどうしが合わされて、それでいて絶妙な調和でした。
のっぺい仕立て。生姜。
●お漬物コレクション来ましたー
・梅とかつお節で炊いた昆布
・青桃の醤油漬け
・トマトの糠漬け
・コリンキーの浅漬け
・青瓜の味噌漬け
●炊きたてのご飯を煮えばな、二膳目、三膳目といただきました。
味噌汁も添えられます。
●食後の甘味とお薄が用意されます。
●東洋賢士さん、14名分をゆったりと出してくださいました<(_ _)>
人数が多くても、いつもの2,3名でいただく時と全く変わらぬクオリティでした。
数が多いから荒れるというようなことが、みじんもありませんでした。
●手前のグラスには、
黄プラムゼリーと、きな粉アイスクリーム。
●葛まんじゅう、中はスペシャル金山寺味噌あんです✨️
リクエストに応えてくださってどうもありがとう🙏
●古清水の、小ぶりのお茶碗でお薄をいただき、ご馳走さまでした<(_ _)>
●左から、ともちゃん=副料理長の大山委宏(ともひろ)さん、料理長の東洋賢士さん、そして織田海斗(おだひろと)さんです。
写っていないスタッフの皆さんにも御礼申し上げます。
今回もありがとうございました<(_ _)>
なんとテンションの高いチームなのかと思います。
14名分くらい、余裕でできちゃうみたいです。
十分過ぎるほど十分な準備をしてくださったのだと思いますが、
どのお料理も、見事にかんぺきに決まって、
よどみなく供されたのでした。
ここがもうちょっとこうだったら、ということが皆無でした。
「ごだん 宮ざわ」さん、次のクラブエリーもお願いしました。
わたしもまた伺います。
■
*****************
★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は
「関谷江里の京都暮らし」 へ。
★クラブエリー新規登録お気軽に。
★速報はInstagramをご覧ください。
*****************