■ 全国100万人の読者の皆さま、「ごだん 宮ざわ」さんに伺ったエリーでございます。
東洋賢士さん@「ごだん 宮ざわ」さん、5月5週目のコース。18時からの夜コースです。
「じき」その後「ごだん」の料理長になられてから、この方のお料理をいただくのは12回目です。
そして今月3回目です。
こんなに来られても困るだろうと
「先週と同じお料理で全く構わない。おいしかったものを、再びいただけることがうれしい」
と伝えたのに・・・
全く違うメニューがよどみなく供されたのでした。
●ひと皿の中で、
食材の組み合わせの妙や、食感の違いや、香りの重なりが楽しめて、酸味が粋。
要素が多いのに絶妙に調和していて、しかも優しい食べ心地で、本当に見事だと思うのです。
よそのどんな料理とも較べられないオリジナリティに満ちていると思うのです。
●さて5月5週目のコースは・・・
●食前酒に「天狗舞」をひと口いただいた後、
毛蟹です。もろきゅう、揚げたカシューナッツ、トマト(びわっこトマト)、土佐酢ジュレ。生姜、赤芽紫蘇、振り柚子。
●とり貝のお椀。炙ったとり貝、おかわかめ、実柚子。
●オリーヴオイルを塗って炙ったいさき。
赤大根の鬼おろし、大葉のソース、小夏のぽん酢。
わさび、松の実。
●うすい豆豆腐。炙ったさざえ。うすい豆のすり流し。ネパール山椒。
●きんきの椎茸塩麹焼き。薄切りにしたズッキーニ。
魚だしのあん、レモンオイル。振りレモン。
●東洋一のお蕎麦、今回は、一緒に行った方の出身地(青森)にちなんで、
いちご煮風に貝と紫雲丹がたっぷりのったお蕎麦。
貝はおおみぞ貝、夜泣き貝。白ねぎと芽ねぎと茗荷のけん、山椒
●赤あじ、白瓜、生姜の博多押し。赤雲丹。防風、生姜。ゴールデンキウイを混ぜ込んだ黄身酢。粋な酸味。
●鱧おとし。上にもろ味噌。きゅうり、花穂紫蘇。
梅肉を混ぜ込んだあん。わさび。
●太刀魚 赤紫蘇 はさみ揚げ。砕いたお麩を使った薄い衣は、ごく軽やかな口当たり。
道明寺粉で揚げた椎茸。
こしあぶら入り薄垂惣酢あん。
●グラスフェッドポーク。
沖縄のきび酢や黒糖やトマトで柔らかく炊いたグラスフェッドポークに、卵と混ぜたマスタードソース、白ねぎソース。
●お漬物コレクションが、
・葉生姜
・昆布、つわぶき
・パプリカの糠漬け
・青瓜の浅漬け
・筍佃煮
●この後、白ご飯が煮えばな状態からよそわれ、
味噌汁、粒味噌ちりめんも供されました。
そして食後の甘味が、
●枇杷のコンポート、薔薇の紅茶ジュレ、ヴァニラのアイスクリーム。
●黒胡麻の柏餅。
●お薄をいただきました<(_ _)>
●鶏の絵柄の、京オランダ茶椀。
●今回もお見事、「ごだん 宮ざわ」東洋賢士さんの、かんぺきなコースでした。
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