■ 全国100万人の読者の皆さま、「ごだん 宮ざわ」さんに伺ったエリーでございます。
●東洋賢士さんのコース@「ごだん 宮ざわ」さん、5月上旬のお料理もよかったのです
「ごだん」料理長になられてから2度目の訪問、昨年10月からの「じき」時代と合わせると、この方のお料理をいただくのは10回目です。
右側が副料理長の大山委宏(ともひろ)さん。ともちゃんです😊
前回4月下旬のコースはこちら。
●さて今月のお料理は・・・
食前酒に、新潟の「八海山」(3年熟成)をひと口、供された後、
ひと皿目です。
●あおりいかの唐揚げ、上に雲丹。
藤の花ジュレ酢、生姜。
グリーンアスパラガスと原木椎茸。火が入ったいかの、ほんのり甘いことを楽しみました。
●はたのお椀。
きくらげ、アスパラソヴァージュ。実柚子。
●薬味たっぷりたっぷりで、
●胡桃チップでスモークした本まぐろ、中とろです。
粗おろしにした辛味大根、土佐酢、
甘酢醤油の島らっきょう、
安岡のねぎ、わさび。
土佐醤油、ねぎと生姜の香りの油で風味付け。
まぐろ単体で十分おいしいのに、薬味の香味と食感がおいしさを引き上げて、実にすてきなひと品でした。
●東洋一の蕎麦 来ましたー\(^o^)/
東洋賢士さんが打つ東洋で一番(ということは世界で一番)おいしいお蕎麦です。
なめらかで洗練されていて好き
●今回は、春キャベツの混ぜ蕎麦。
春キャベツのすり流しに魚だし(あご、鯖ぶし、めじか)のあん。
芽キャベツの天ぷら、白海老の天ぷら。
●白魚?と思った、白海老、まっすぐのびていてきれい。
最初おだしと思ったのだけど、魚だしあんをからめてお蕎麦をいただき、春キャベツすり流しもからめもって。混ざっても美味。
天ぷらの方も塩加減絶妙で、さくさくと、旨いったらないです。
●いさきです。
高温の油で霜ふりにされています。
白ねぎ、わさび、青海苔。
下に敷かれているのが、レモン煎り酒。梅の香味もわずか感じさせながら、レモンの芳香が圧倒的に香り立ちました。
仕上げにおろしたレモンの皮。
おしゃれな味。さわやーか。
●(わたしがいただいたコースにはなかったのですが参考までに、)
定番焼き胡麻豆腐が自在な進化を見せるこのお店ですが、この日は、
わらびの焼き胡麻豆腐でした。
●のどぐろの藁焼き。
上に豆コレクションです。
モロッコいんげん、きぬさや、スナップえんどう。
からすのえんどう、すずめのえんどうは花付き。
あらから取っただしのあん。
小夏のオイル。カシューナッツ。
旨旨旨旨・・・とうわ言・・・
●鉄線の花模様の、愛らしい薄手の器に、
●夜泣き貝(赤い巻き貝)炙り、丹波しめじ、のびる、赤軸ほうれん草の松の実和え。
土佐酢あん。
箸休めのようなひと品。箸やすまらんけれど。
●東寺揚げ。
引き上げ湯葉で汲み上げ湯葉を包んで、外側パリパリに揚げたもの。
中にぞうり海老、アスパラガスの軸と白きくらげ。
雉だしベースの春菊ソース。
一寸豆の天ぷら。
だしで割った薄垂惣酢(宮ざわさんオリジナルウスターソース)。
黒胡椒。
春菊ソースだけはこちらにおいておなじみですが、
こんな湯葉使いは初めてで(*_*)、新たなオリジナルな料理と思いました。
●グラスフェッドの牛肉と、春野菜のしゃぶしゃぶ。
花山椒たっぷりに、
●奥から、たらの芽、こしあぶら、筍、大根の実、ふき。
●ご飯の用意がされて、お漬けもの来ましたー
これがまたすてきな一品なのです。
芽キャベツは味噌漬け(酒粕漬けのような風味)、
かつおぶしと梅で炊いた昆布、
自家製きゅうりのQちゃん。
紫にんじん、黄にんじんは糠漬け。
奥に筍のつくだ煮。
●炊き立てのご飯と、味噌汁です。
●アヴァンデセールという感じで、
パイナップルの白ワインジュレ寄せに、豆乳ヨーグルトと合わせたクリームチーズのアイスクリーム。
●そして、料理長みずから巻いてくださったというちまきの美しいこと
●中はよもぎを練り込んだういろう、白あずきあんでした。
柔らかくて、甘さほどよくて、最後までおいしかったことです(号泣しっぱなし)
●お薄をいただきごちそうさまでした<(_ _)>
「ごだん 宮ざわ」東洋賢士さんの、かんぺきなコースでした。
もう毎回書いている通りですが、粋で自在で、組み合わせの妙が楽しくて仕方ありません。
毎回、ほんとーーーにおいしいのです。
いちいち好みなのです。
まだまだ伺います。気が済むまで伺います。
ともちゃん、みゆきちゃん、若人の皆さんもありがとうございました<(_ _)>
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