■ 全国100万人の読者の皆さま、本を読む時間を確保できれば、気持ちが安らぎ幸せな気分になれるエリーでございます。
人生後半、読みたいものを読んでおかねばとますます思う。
過ぎた10年(50歳→60歳)がどれだけ早かったか(一瞬かニ瞬だった)を思えば、わたしに残されているのはあの時間のかたまりが、あと2回かよくて3回くらい?
好きなことをしておかねばです。まあすでに好きなことしかしていませんが。
●で、お休み時期ならではの、懐かしい本シリーズ。
Kindle化されたから読めるのです。(今や紙の本はよほどでないと買わない。)
Kindleありがとう<(_ _)>
「コロボックル物語1 だれも知らない小さな国」佐藤さとる
なんとこれが、Kindle化されていたのです。(長年電子書籍は出されていなかった。)
小学生の頃、4年生の時に熱中して、その頃出ていたシリーズ4冊を一気に読みました。
ものすごくおもしろかった強烈な記憶があるのだけど、今読んだらどうだろうと。
細部の大半は忘れていたけれど、コロボックルと初めて出会った場面などは「これこれ♪」とよみがえりました。9~10歳の時の読書ですから、50年前に読んだものでも覚えているんだなあと。
それほど文字や言葉の記憶は刻まれるのだなあと。
10歳で、はっきり言葉を受容して脳に保持できてたんだなあわたし。
そこそこ漢字もある本で、そうか10歳でまずは日本語の文章を不自由なく読めるようになっていたんだ・・・子供の言語習得能力すごいなあとも思いました。
だって、その後、フランス語わたし何年勉強しているのよ? と考えたら余計に。( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)
●懐かしい本シリーズその2。
小学館から出ている P+D BOOKS という志(こころざし)の高いシリーズがあって、
そこから、高橋和巳さん、高橋たか子さんの全集が出ています。
わたしは高橋たか子さんの本がものすごく好きでした。学生時代に読みに読んだのだけど、網羅的に持っていた単行本全部を、東京から京都に移り住む時に荷物を減らすために古書店に買い取ってもらい、そのことを京都に来て落ち着いてからひどく後悔していました。
なんとしても持っておくべきだったと。
今また電子書籍で読めるようになって、本当に本当にありがたいです。
さらに、1冊2200円といった価格ですがポイント40%のセールをしていて助かります。
高橋たか子さんの本って、まあ万人受けするものではありませんが、マンディアルグとか、日本なら澁澤龍彦さんなんか好きな方にはこのおもしろさものすごくわかってもらえると思います。
●がらりと変わって、山本文緒さんが最期の日々を綴った、
「無人島のふたり」
メメント・モリですね。同い年だから死去された時のニュースは本当にショッキングに響きました。
特に山本文緒さんの本をすごく読んだとか好きだったということもないのですが(ごめん<(_ _)>)それでもkindle Unlimited で何冊も読めたおかげで、10冊以上は読んでいると思います。
ぐいぐい読ませて、時代の空気をよく映して、たくさん映画化やドラマ化されたこともよくわかります。
病気で、不可抗力で、死に向かうしかなくなるってどんなことなのか、これ読んでもやっぱりわかりませんが(だってあまりにも淡々とされている)、でも人生には終わりの日が来ることを忘れないでいようとは思いました。
ついでに、山本文緒さんの「夫」とあるのが大村浩二さん、以前(まだわたしが東京-京都を行き来して、ライターとしてぎゃんぎゃん仕事をしていた頃)、文藝春秋のCREA Travellerでお世話になったことがある編集者さんです。
●「三流シェフ」
四谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉店されて、次の目標に向かわれる三國清三さん。
2年後、70歳で新しいお店をされるのだと。
見つけて即、買いました。これから読みます。
改訂版出ました~~\(^o^)/\(^o^)/
ちゃんと新情報が収められていることを確認。メトロの紙のカルネ廃止→navigoですよとか、サマリテーヌとかピノーコレクションなど全部入り(^o^)/
しかし、わたしが驚いたのは、内容ではなく、版元、
Gakken
とあることでした。
学研?
地球の歩き方って、ダイヤモンド社ではなかった?????
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以下、Wikipedia からの貼付けです。
地球の歩き方(ちきゅうのあるきかた)は、株式会社地球の歩き方が発行、学研プラスが発売している。海外旅行用の旅行ガイドブック。1979年の創刊以来、世界各地を紹介する旅行ガイドブックが計100タイトル以上も発売されている。創刊時から2020年12月末まではダイヤモンド・ビッグ社が発行しダイヤモンド社が発売していたが、2021年1月より学研グループに事業譲渡された。
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2021年から学研グループに事業譲渡・・・
そうだったのね・・・
あとしばらく休みモードで、本読みます<(_ _)>
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