■「研野」2022年2月 パスタ、焼き鳥\(^o^)/

■ 全国100万人の読者の皆さま、岡崎の音楽割烹に行ってきたエリーでございます。
日本料理 研野(けんや)さん、今回もよかった\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

音楽割烹というのは、いつも書いている通りBGMの選曲が圧倒的に楽しいからで、よく知っている曲でもこんなカヴァーがあるんだな、こんな演奏があるんだなと新たに教えてもらうことが多いのです。30歳少しの研野さんなのに、生まれる前の流行歌まで実によく知っているなあと。それでいて、ご飯をよそう時はエルガーの「威風堂々」と決まっていたりするのがまたおかしいの。今日はビゼーの「カルメン」の、トレアドール!トレアドール!の部分だったけれど(^o^)(^o^)

●今月のコース内容は先日のクラブエリーでひと通りわかっていましたが、実際食べてみたら、やっぱりどのお皿にも工夫がありセンスのよい組み合わせがあり確かな技術が感じられ、まあほんとーにおいしかった\(^o^)/\(^o^)/

●ひと品めは、からすみのお粥 、聖護院かぶらのみぞれ餡。優しい口当たりで、温まって幸せな一品。

●2品めは金時にんじん。清湯(最後に出てくる麺に使われる中華スープ)で味を入れたものと、

●にんじんのピュレに塩だけしたもの。
料理人がつけた味と自然な味を較べてと。(どちらもこの上ない美味でした。)

●3品めはチャーシュー。チャーシューは毎月コースに組み込まれているけれど、供され方が毎回違います。今回は揚げたメークインにしゃきしゃきのくわい、えごまの葉に胡麻油の香りもいい白髪ねぎ、黄色い柚子胡椒、そして驚きの、クミンの香りが効いた甘酢ごぼう。
このごぼうひとつだけでも感動深かったです。

●4品めははりいかと春野菜。
スナップえんどう、春キャベツ、いんげん、菜の花、茗荷、たらの芽。

●5品め、これは定番で、水口さんの鯛。

土佐醤油、肝醤油と。

●6品めはお椀。新海苔たっぷりです。甘鯛、はまぐり、三浦大根、大原のほうれん草。

●7品めは和え物として、なんとパスタです。

●釜揚げしらすとせりのパスタ、

黄えんどう豆100%でできたZENBヌードルです(^o^)

こういうの、すぐに取り入れて、おいしくコースの一部にしちゃう研野さんすてきです(^o^)☆☆☆

●8品め、強肴に焼き鳥です\(^o^)/ 黒峰シャモの塩焼きとたれ焼き。鶏肉はもちろん、九条ねぎも甘くてたまらない旨さ。

●ご飯タイムとなります。ここからまたひと盛り上がりします。

●ご飯会議です。

お米は青森県産の「まっしぐら」を使っていて、つやつやピカピカ、本当においしい(^o^)/

鰯の梅煮/昆布佃煮/お漬物/津軽漬け

●ご飯の後は清湯麺です。1~4すすりまで量を聞いてくださいます。これは2すすり分。ご飯の後にすうすう食べられて、手打ち麺もスープも実に美味です。カリマンタン島の胡椒が1粒、すごくいいアクセントになっています。

●いちご葛餅とミルクアイスクリーム。熱々のいちご葛餅は黒豆、松の実入り。香味鮮やかで、意表を突かれるおいしさでした。

●すはまとカフェ(これは紅茶です)でご馳走さまでした<(_ _)>

お料理はもちろん締めのご飯、その後の麺、甘味に至るまで、ほんとーーにおいしかった、感動深かった、ひと皿ごと東大路に出て踊りたいくらいでした(^o^) すかーっとしました\(^o^)/\(^o^)/
17時スタートという、わたしにとっては夕方のおやつタイムみたいな時間からの食事がおもしろかったのですが(終わったら19時過ぎ(^o^))、うちに帰って仕事をしているうちにちゃんとこなれたみたいで、改めて(ごく軽くだけど)夕食もおやつも食べられました。つまり今や少食になっちゃったわたしの胃袋のキャパシティを研野さんはちゃんとわかって加減して出してくださったなあと。ありがとう、感謝です<(_ _)>

日本料理 研野さん、また楽しみに伺います(^o^)/

●BGM楽しかったです。国生さゆり「バレンタインキッス」、加山雄三「君といつまでも」、エディット・ピアフ「愛の讃歌」、他にビリー・ジョエルやらチェット・ベイカーやら美空ひばりやらラヴェルやらヨハン・シュトラウスやら、実に幅広くさまざまで、おもしろいことでした~~<(_ _)><(_ _)>
●今回わたしがこれぜひ演奏者を教えてと請うたのは、エリック・サティの「ジムノペディ」の弦楽ヴァージョンでした。フランス人ヴァイオリニスト、エステル・アブラミさんによるものでした。。

Esther Abrami エステル(エスター)・アブラミ

知らなかったなあ・・・世界が広がりました。ありがとう(^o^)/

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関谷江里