■ 全国100万人の読者の皆さま、新しいホテル、新しいレストランがとてもよかったので、テンション激しく上がったエリーでございます。
1 月20日に開業されたホテルオークラ京都 岡崎別邸のレストラン「Nouvelle Epoque ヌーヴェル・エポック」さんに、週半ば出かけました。お庭に面した店内はゆったりして、お料理もサーヴィスも本当によかった\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
プレゼンテーションはモダンだけど味は正統派でぴたりと決まっていた上、抑えめな塩加減が絶妙で、初回で完璧と思いました。
魚料理がぐじ、肉料理が牛肉とわかりやすく食べ慣れた食材が供されましたが、だからこそ良し悪しも即座にわかるわけで。
アミューズや前菜からはっとする美味の連続でしたが、
●堀川ごぼうのフランにコンソメを注いだもの、
●牛肉グリエに酸味を効かせた赤万願寺とうがらしや海老芋、九条ねぎを合わせたメイン皿など、とりわけ印象に残りました。
そして、アヴァンデセール、デセールといちごを使ったピンク色系のものでしたがそれらも鮮やかに決まり、最後の小菓子まで実においしかった\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
順番にいきます。
●丸太町通りに面したホテル、ごくシンプルなエントランスです。
●入るとお祝いの胡蝶蘭がずらりと並び、「胡蝶蘭通り」と呼べそうな通路を経てレストランへ。
●シンプルシックなインテリア、
●庭園に面して、自然光が入ってとても明るい店内です。
●位置皿ではなくランチョンマットが敷いてあり、これが美しかったです。西陣織のオリジナルということでした。
以下、昼のコース、税サ込で18150円です。
●アペリティフとして
生ハムと南瓜のふわふわケーキ。
●アミューズは枯山水をデザインしたお皿で、
●手前がカリフラワームース、上にずわい蟹をほぐしたもの、間にデに(細かいさいの目に)切ったトマト。
●竹炭で色をつけたグジェール。中にサーモンのタルタル。オリーヴオイルのパウダー。
●柚子の香る北海道産ほたて貝柱のマリネ 、紅くるりとティムットペッパー。
ピンクのソースは紅くるりのピュレにヴィネガーを合わせたもの。
ティムットペッパーとはネパールのスパイスで、ここではグレープシードオイルと合わされて、いいアクセントになっていました。
金柑のコンフィチュール。
●パンとバターはこんな。
●雲丹をのせた堀川ごぼうのフラン、ペリゴールの黒トリュフとローストアーモンドスライス。
濃厚コンソメをテーブルで注いでくださいました。ごぼうのフランに牛コンソメの組み合わせ、瞠目のおいしさでした。
トリュフと同様セルフイユもいい香り。
●魚料理は甘鯛の松笠焼き、ソースはブールブラン、壬生菜のピュレ、からすみパウダー、柚子
●大分の豊後の牛の炭火グリエ、赤万願寺唐辛子は酸味のコンディマンでした。
マイクロサラダも香味鮮やか。
野菜はボイルしてフリットにした海老芋、九条ねぎ、大黒しめじ。白にんじんのピュレ。
牛肉じたいも質がよく、味も香りも抜群のものでしたが、あしらわれた野菜やハーブもかんぺきに美味、いいバランスでした。
●花びらがぴっと刺してあって、濃い赤がきれい。菊の花びら?
ジュエルマムと教えていただきました。
●アヴァンデセールです。
バラ香るエンジェルクリーム、と供されました。
エンジェルクリームって、もしかして、Crémet d’Anjou クレメダンジュのこと?
としたら、Crémet d’Ange(ange=天使)ではなくて、地名で、Anjou アンジュー地方ということで、、
いやいや、誤解から、天使へと美しく変換され洗練されたデセールですね。
粋で、おいしかったです\(^o^)/
いちごのエキューム、いちごとブルーベリー。
●いちごとライチのムース(ドーム形)、オレンジ風味のアーモンドテュイル、タヒチ産のヴァニラを使ったアイスクリーム。
ソースアングレーズ。
●食後の飲み物はカフェか紅茶かアンフュージョンを選択。
もちろんアンフュージョンを所望しました。ミント、レモンバーム、レモングラスのブレンドでした。
●お茶菓子が、小さいながら抜群においしかったです。
抹茶のオペラ、ガナッシュ、ヴァニラ入りのカヌレ、メロンのタルトレット。
★撮影時、一瞬マスクをはずしていただいています。
●シェフの山下亮一さん、サーヴィスの梅本宗季さん、ありがとうございました。
すみずみ気持ちがゆき届いたお料理、リラックスできて快適なサーヴィスでした。
●「Nouvelle Epoque ヌーヴェル・エポック」さん、さっそくクラブエリーをお願いしてきました。
クラブエリーの皆さん、激しく楽しみにいらしてください\(^o^)/
*****************
なんと、オフィシャルブックがありました・・・
それも、紙版、Kindle版両方あります(^o^)/
これは見ないではいられません。
サロン・デュ・ショコラ・オフィシャルムック2022
別冊家庭画報
*****************
★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は
「関谷江里の京都暮らし」 へ。
★クラブエリー新規登録お気軽に。
★速報はfacebookをご覧ください。
*****************