■ めざましく美味「二条 やま岸」の夏コース

■ 全国100万人の読者の皆さま、「二条 やま岸」さんに少し久しぶりに伺い、着想のよさと味の向上(今までもよかったがさらによくなっていた)に強く心を打たれたエリーでございます。

ほんとーーーーーーーによかったです\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

●前菜いくつかに、あふれるほどの具材の鍋、というコースで2019年8月に始まった「二条 やま岸」さんですが、今や料理、料理、料理、料理、、、、最後に料理のひとつとして鍋仕立ての一品、そしてご飯(かうどん)という構成になっています。

今回いただいたのは、7月1日に始まった夏のコース、15000円(税別、サなし)です。

●先付はこんな。蓮の葉に雨水というイメージ。

トマトウォーターのジュレです。

グラスにはじゅんさいと雲丹。

きれいで美味でうっとりしました(^o^)

●7月、祇園祭仕様の八寸です。

・とうもろこしの葛焼き、大徳寺納豆入り。焼いたとうもろこしと。

・鮎の風干し、魚醤風味 

・きすの昆布〆、糸瓜 ぽん酢吉野

・青瓜、西瓜、ブルーベリーの白和え

・蘇民将来子孫也は、鯛寿司

・ほおずきには、鱧の南蛮風

どれもばちっと味も塩気も決まり、ここまででもだいぶ満足、価値があります。

●白和え旨く、

●鱧も旨し。

●鯛のちまき寿司も旨し。

●小さいお椀は、車海老しんじょうに、蓮芋、コリンキー。

一番だしを張ってあり、それは調味料は使わずということ。(塩気もなし。)

中の具材には塩気があり、だしはひたすら香りを楽しむものでした。

絶妙としか言いようのないバランスでした。

●うとい和え、

「富小路 やま岸」さんからの名物のお皿です。

うに、とろ、いかで「うとい」。ひと切れずつそのままいただいた後に海苔巻きにして味わうと、もうもう、おいしいのです(*_*)(*_*)

●牛肉フィレ肉を低温調理して炭火で焼いたもの。 夏かぶら油煮、いちじく、青万願寺とうがらし、玉味噌。

このフィレ肉が、口当たり優美で格別です。火の入れ具合も抜群で、いつの間にこんなおいしいもの出すようになったのだー?(*_*)(*_*)

●冷たいおだしを張った中に葛切り、すだち、すだちのソルベ。

これがまただしとすだちの酸味が心地よく、つるつると葛切りがなめらーかでたまらない。

●炊き合わせは、賀茂茄子と甘鯛に、海苔あん。上に茗荷。

この海苔のあんが、もう激しくおいしかった(T_T) ミキサーにかけたとかで、みっちりと、海苔海苔したあんでした。

ふんわりした賀茂茄子によく合って、旨い旨い旨いと頭の中でファンファーレが鳴り響くような状態。

●さて、鍋の準備です。

氷の板の上に素材が並べられプレゼンされます。

鱧、湯葉、新れんこん、万願寺とうがらし、黄にら。

●料理長、横井裕史さん登場です。

●おだしにくぐらせて、いい按配で引き上げ、最高の状態で供してくださいます。

●氷にのってきます。

鱧の氷室仕立て、氷に当てはするけれど、上は冷めきらず温かさと柔らかさを残し、けれど「鍋」というほど熱々ではないという、絶妙な「鍋の夏仕様」を実現しているのです。

●梅肉だれや柑橘加減醤油がまたなめたいほどで、たっぷり鱧につけていただきました。

●おだしは熱いままで飲ませていただき、旨みを堪能。

●ご飯の選択もありましたが、おだしを引き続き味わいたくうどんをいただきました。

もう本当に、かんぺきのぺき子ちゃん状態でおいしかった(T_T)(T_T)

●京番茶餅とのこと。ふるふるでひんやり、ほうじ茶風味のお菓子でした。

●横井裕史さん、大した人です\(^o^)/\(^o^)/

明らかに腕を上げていました。塩気の決め方が粋で、いろいろの加減が絶妙で、すごいなあと思いました。

上のメニュー、8月いっぱいとのことですが、あまりによかったので、急ですがクラブエリーをお願いしてきました。

すぐ皆さんにメール配信いたします\(^o^)/

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●さらに、「富小路 やま岸」さんが手掛けられる贈り物専門店「おいわいや」さんというブランドを教えていただきました。

●鱧寿司 3800円。

7月25日(次の日曜日)までの販売ということです。

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関谷江里