■ 全国100万人の読者の皆さま、久しぶりに圧倒的にすてきな新店に出かけたエリーでございます。
本当に待たれた「圓融菴 小林(えんゆうあん こばやし)」さん、7月15日(大安)、祇園は富永町に開店されました。
以前は某有名店にいらして、超一流のお料理をされ、実にファンの多い小林紀之さんのお店です。
せんのきのカウンター8席のお部屋の他に、4席の小さな個室が2つ、見事に美しくてほれぼれするお店でした。
お料理はコースのみ2万円+税でサーヴィス料はなし。
先付、すり流し、お造り、お椀、酒肴、焼き物、天ぷら7種、ご飯もの、フルーツという構成でした。
ぴたーーーーっと精緻に決まったお椀やら、名物の雲丹海苔の天ぷらやら、少し久しぶりで懐かしい味を楽しみました。
●富永町通、花見小路から少し西に入って、南側です。
●屋号の小林さん、「林小」と表記されています。
●せんのき(栓の木)のカウンターは8席です。営業時間は17時半~。
この物件はもともと「鍵善」さんの寮だったということです。
側を残した以外はリノヴェーションというか、ほとんど建て直しをされたみたいです。
●カウンターの向こうにお庭が見えて、自然光が入るのがすてきです。
このお庭も、今回造園されたということ。雨のあとでしっとり、緑も石もつくばいも、実に美しいことでした<(_ _)>
●カウンターのお部屋以外に、こんなひっそりした個室もありました。
このお部屋に直接アクセスできる出入り口があるのもすてきでした。
●個室に、「圓融菴(えんゆうあん)」とあります。
●こちらはまた別の個室で、本館内入ったところにあります。
●さてお料理のスタートで、夜営業開始時間より少し早くスタート、
あけ~み=小山明美、泣く子も笑う京都を代表するコンシエルジュと共に、少し短縮したコースをいただきました。
コースは20000円+税で、22000円です。
●さえずり(鯨)をじっくり炊いたもの。おだしと共にちゅるっといただきました。
このおだしの、実に実に美味なこと。すでにして天国です\(^o^)/
●新じゃがのすり流し、野菜スープベースで作られたということです。
さらっとして、けれど香味明確でおいしーい\(^o^)/
●鯛のお造りです。「今、鯛ダメだから」なんて言いつつ切ってくださったのですが、全然ダメではなかったです。
●お椀が鱧と焼き茄子。
このお椀の吸い地の、ぴたーーーーーっと決まっていること、格別の風味と思いながらいただきました。
鱧も理想的においしい☆☆☆
●じゅんさいと、生このこ。
お酒飲みさんにはたまらないと思います。酒飲みでなくても旨み強烈(生このこ)で、わたしは炭酸水(「山崎の水」)を飲みながら味わいました。
●店主の小林紀之さんです。
1年半ぶりくらいにお目にかかりました。
こんな美しいお店での開店が、本当にうれしいです。\(^o^)/\(^o^)/
●さて天ぷらです。
・・・その前に、本来なら鮎の焼き物など一品入るということでしたが、今回は時間のリミットがあり、それをパスして天ぷらに進みました。
●まずは海老です。
●海老を喜ぶあけ~み。今やフリーで大人気のコンシエルジュ、小山明美です。
●定番スタートの海老に続いて、一番に出てきたのがズッキーニです。
中が熱々でした。
●ばちこ
●ヤングコーン。本体も、ひげ部分も、いい食感で熱々ほわほわでした(^o^)/
●をを\(^o^)/ 雲丹の海苔包みの天ぷらです。
懐かしい味。
●賀茂茄子は中がジューシー、熱々でゆっくりゆっくりいただきました。
●はぜではなく、きすで終わりました。
●ここから個室へ移って、天ばらをいただきました。
●フルーツはぶどうとマンゴー。
食後、あまりにも居心地のいいお部屋で、おいしかったコースの余韻に浸りながら、わたしたちには珍しくだいぶ長らくあれこれのよしなしごとを話して楽しみました。
小林さんのお店、本当にすてきでおいしくて、何もかもが美しくて理想的な感じでした。
また伺います。繰り返し伺うと思います(^o^)/
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「圓融菴 小林(えんゆうあん こばやし)」
京都市東山区祇園富永町125-2
17:30~
日曜、第2第4月曜休み
電話 075-746-7602(そのうち開通)
今はこちらへ 090-8679-7602
2021年7月15日開店
コースのみ、20000円(+税)
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