■「じき 宮ざわ」5月初旬のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、5月の連休中にいただいたすてきなコースの記録です。「じき 宮ざわ」さん、泉貴友さんのお料理です。創意に満ちて驚きがあり、それでいて食べやすく優しい味。心がなごみ、しみじみ幸せになりました。

泉さんから教えていただいたコースの内容はこれ。でも素材名が列挙されているだけで、実際にいただくまではどんな料理かわかりませーん\(^o^)/

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⚫︎ わらびとホッキ貝

⚫︎ 新生姜と毛蟹のしんじょう

⚫︎アオリイカ

⚫︎焼き胡麻豆腐

⚫︎サクラマス ふき 新玉ねぎ麹

⚫︎碓井豆 木の芽 飯蒸し

⚫︎賀茂茄子 白和え

⚫︎鰆 大葉 茗荷 新玉ねぎ 飯

⚫︎メヒカリ 白アスパラ 卵黄

⚫︎蛤 若布

⚫︎コシアブラ 手打ち蕎麦

⚫︎お食事

⚫︎じゅん菜もち(露丸)

⚫︎最中 抹茶

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●以下お昼のコース。12時のスタートでした。

禁酒法が施行されている昨今ですが、こんなすてきな食前酒がわりでスタートしました。

●いつもはひと口、食前酒が注がれますが、今回は木の芽の香りを移した水をいただき、さわやか~~~な風が吹き抜けていく心持ちになったのでした\(^o^)/\(^o^)/

●一品め、ほっき貝、たたきわらびの梅肉和え、紫蘇の香り

わらびを細かく刻んで、それが梅の風味で驚きました。わらびも梅もすでによく知った風味のものながら、初めていただくような感じがしました。ほっき貝のおいしさを引き立てて見事でした。

●毛蟹と新生姜のしんじょう

しんじょうというか、生姜風味の毛蟹の身のかたまり。

贅沢感がありました。ヴェリーハッピー\(^o^)/

●甘みを出すためそぎ切りにした伊勢のあおりいか、生姜と煎り酒で

こちらもまた梅の風味の煎り酒で、ねっとり旨かったいかのおいしさを一段と上げていました。旨いったらないの。

●こちらは定番の焼き胡麻豆腐。もちもち胡麻豆腐に胡麻だれにたたいた胡麻をたっぷりと。

胡麻協会に表彰される一品ですね(^o^)(^o^)

●さくらますの炭火焼き、ふき、新玉ねぎの麹

このふきの使い方かっこいいの\(^o^)/\(^o^)/

新玉ねぎの麹がまた斬新でした。美味のかたまり。

●水玉模様というか粒粒がかわいいお椀です。

ふたを開けてみると・・・

●うすいえんどう豆の炊いたの、玄米もち米ので飯蒸し 木の芽

器の模様と中身が一致していてすてき。

●「これ何でしょう?」とプレゼンされても何かわかず、

●賀茂茄子の白和え

切り分けて供されてわかりました。

しっとりやわらか、賀茂茄子でした。

●炭を当てたさわらのたたき 土佐醤油、みょうが、大葉、新玉ねぎ 飯発酵ソース

さわらのたたき、それだけでもう十分おいしいのに、ご飯を発酵させたとろんとしたソースが独自の風味を添えており、そこに薬味いろいろで、斬新な味になっていました。

目覚ましいおいしさと思いました。

●めひかり、白アスパラガス、卵黄ソース

これも思いがけない組み合わせでよかったー(^o^)

●新わかめをはまぐりだしと。はまぐり入り。

旨味、旨味、旨味の一品。はまぐりだし濃くて、わかめはとろとろとろ。

●手打ちの蕎麦、こしあぶらの天ぷら

だいぶお腹いっぱいながら、お蕎麦があると伺っていただかずにいられず。上品なおだしでつるつると2口くらい。

●炊きたてのご飯です。蒸らす前の状態をまずはひと口。

この後もちろんおかわりもいただきました。

ああもうほんとーーーーーーーにおいしい。ご飯もお漬物も、添えられたちりめんも何もかも、あとは野となれ的においしい。

●じゅんさい餅

完璧に透明で、つるりとした食感が心地よかった甘味です。じゅんさいがこんな風に使われて粋なことでした。

●もなかとお薄でごちそうさまでした<(_ _)>

●感動深かった「じき 宮ざわ」の、研究熱心な泉貴友さん。(一瞬マスクをはずしていただきました。)
本当に優しい、感じのいい方です。

お客さまの年齢層も広くて、老若男女が訪れています。

ひと時別世界に出かけたような心地になった、すばらしいお料理でした。また伺います(^o^)/

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関谷江里