■「ブラッスリー」で新しいコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、4月30日(月)はお昼、フォーシーズンズホテル京都の「ブラッスリー」さんに出かけてデジュネをいただいたエリーでございます。

料理長・井料剛さんによる夜コース「Discover ディスカヴァー」を、少し軽くしていただきました。
ものすごくよかったーーー(^o^)(^o^)/☆☆☆
日本全国のすばらしい食材を再確認するコース。食材にストーリーがあり、最適な食べ方というものがありました。どれもばちっと決まっておいしかった!!
長野のアルプスサーモンに、宮崎キャヴィア、京都の平井牛・・・
添えられた野菜も、いちいちものすごく旨かったのです( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)

●池泉廻遊式の広大な庭園、鯉のぼりが泳いでいました。

●テラスでの食事が気持ちのいいシーズンです。

●パンが3種類とバター2種類が供されました。

●夜のコース、Discover 16000円(税サ別)です。これを昼用に、少し軽くしていただきました。

●北海道の牡丹海老。ココナッツ、レモングラス、コリアンダー、こぶみかんの葉など、オリエンタルでスパイシーな香味。鮎の魚醤、ライムの酸味がニュアンスを添えていました。

●長野のアルプスサーモン、正確にはにじます。40℃でコンフィにしたとのこと。普通のサーモンならこの温度はリスキーだけど(普通なら60℃まで上げないと危ない)、このアルプスサーモンだからこそできること。火は入っているけれど食感はレアな感じ。ものすごく口当たりいいです。塩はごく控えめで、その代わり上にタプナードがのっています。

アーティチョーク、ドライトマト、菜の花、スナップえんどうなど、野菜がまた彩り鮮やかでひどく美味でした。

●アスパラガスは揚げるのがいちばんおいしいのだと井料剛さん。旨みをすべて閉じ込めることができると。愛媛のグリーンアスパラガスに生ハムを巻き付けて天ぷらにしてあります。

●断面こんな。添えられたサバイヨンソースはエスプーマにして卵の殻に詰めたとか。ピマンデスプレットが効いて、粋な味でした。ほんとおいしかった(*_*)(*_*)

●太刀魚のグリエ。帆立のだしにレモン、オリーヴオイル。まこも茸のひらひら、デトロイトやマイクロスピナッチ、すみれの花、赤紫蘇の芽など細かいハーブがいろいろで、フレッシュで豊かな風味を添えていました。目覚ましいおいしさと思いました。

●まこも茸を薄くひらひらに削って、パッパルデッレ、パスタのような扱い扱いをしていました。緑のソースはジェノヴェーゼです。

●京都の丹波牧場の平井牛の、テンダーロインステーキ。ミディアムレアということでしたが、レアに近い食感。噛んでいるのか噛んでいないのかわからないほど柔らかく、ジューシーで香り豊か。そら豆とえんどう豆が色みも食感も鮮やかです。なめらかなえんどう豆のピュレがまたよかったです。手前にはオニオンジャム、赤ワインとポルトで炊いたということ、甘酸っぱくて肉によく合って止まらないたまらない。これ瓶詰めで売っていたら買います。

●ひと皿ずつ説明に来てくださった井料剛さんありがとう。才気煥発で感じのいい方です。こんな大きなレストランを率いて、本当にすごいです。

●デセールには福岡のあまおうのウフアラネージュ、あまおうのスープ。ライムのソルベ、ライムのメレンゲ。肉のあとにひたすら爽やかな一品でした。

●カフェか紅茶の選択。ロンネフェルトの紅茶をいただきました。

●オープン1年半にして、自分らしい料理を出せるチャンスが来たと井料剛さん(右側)はおっしゃって、新たな展開を見せてくださいました。今回の「ディスカヴァー」はすでに春の前半は終わって現在春の後半編ということで、今後同様に夏、秋、冬とやっていかれるそうです。サーヴィスもよくしていただきました。いいお昼でした。

●5月第3金曜のクラブエリーは、このコースをテラスで皆さんに楽しんでいただく予定です。お天気がよかったら、初のテラスでのブラッスリーさんです。

●食後お庭に少し出て、その後ペストリーブティックでクロワッサンやパンオショコラを買って帰りました。ゆったりしたデジュネでした。普段と変わらぬ流れの中で、ちょっと連休らしかったか?(^o^)(^o^)/

フォーシーズンズホテル京都「ブラッスリー」さん、次また伺うのが楽しみです。

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関谷江里