■「ルーデンス」オープン

■ 全国100万人の読者の皆さま、新店に伺ってたっぷり楽しんできたエリーでございます。

間之町通の「クレメンティア」から移転、昨日19日(大安!)に新装オープンされた「LUDENS ルーデンス」、田淵章仁さんのお店です。
新店は以前のお店と同じ間之町通を、70メートルほど上がった、同じく東側にあります。電話番号も変わらずです。

古い町家を美しく改修したリストランテです。
夜コースは1万、1.5万、2万と3コース。
まずは1万円のコースをいただきましたが、これで十分過ぎるほどたっぷりで満足感がありました。

ちなみに2万だとどうなるの?と伺うと、最後が伊勢海老のリゾットになったりするそうな。

いずれにしても、イタリアンというよりは、「お料理」をいただくコースだなあと思いました。

●たくさんのお花。店頭にも、中にも、奥のお部屋にも。

●カウンターが6席あります。

●店主の田淵章仁さん。

●築100年以上の町家を、きれいに改修されています。基礎工事からやり直し大変だったと思います。

以下お料理です。このコースはおまかせの1万円(税別)です。

イタリアンを食べたーという気はしませんでした。よき素材を、丁寧に料理したコース。ゆったり楽しんで満足しました。

●飲み物は発泡水(サンペレグリーノ)を取り、その他に、この透明のトマトジュースをいただきました。これは予想外のおいしさでした。

「徳田さんの搾ったままのトマトジュース」とあり、近江八幡のトマト農家さんだそうです。トマトジュースといえばマッカでとろんとしていると思ったら違うのです。

●淡海地鶏のむね肉炙りにマイクロバジル/淡海地鶏とすっぽんを寄せたテリーヌにトマトのサブレ

●バターナッツ(かぼちゃ)のピュレ、トマトとおくらのサラダ、モッツァレラ、フイユ状のものは香りのよいほたてチップ。

●黄色、赤、緑で色もきれい。

●生魚のお皿で、

●鯖の炙り、カヴィアとドライトマト入り米のサラダ。

●はまちに雲丹(根室)、いくら。ちょんちょんとお皿にのっているのは雲丹ひしお。旨味つよい。

柑橘がふわ~と香ります。河内晩柑とのこと。

●焼きに入る前に、木下牧場の牛フィレ肉がこの時点でプレゼンされます。

●ポルチーニと松茸がプレゼンされます。

●スープに浸った手打ちのタヤリン、鱧と松茸。スープは淡海地鶏と鱧の骨で取っただしベースです。

●鮎の炭火焼き、カリフラワーのソース。赤玉ねぎ、ピーマン。アップルミント。

●牛フィレ肉の牧草焼き。バーナーで炙り、炭火で焼き、オーヴンで加熱し、牧草と共に紙包みにして再びオーヴンで加熱。全部目の前で、全見え状態で調理されました。

●実に柔らか、口当たりこの上なくなめらかでした。

●料理の最後にリゾット。魚のスープにご飯が入っている感じ。際限なくおかわりしたい。魚は黒むつです。

●魚介好きにはたまらない風味でした。おかわりもひと口いただき、幸福感に包まれました。

●「お口直し」と言われましたが、肉、リゾットといただきとても美味、口を直す必要もありません・・・プティ・アヴァンデセールですね・・・白いのがりんごとミルクのジェラート、丸い2玉が、「ムレスナティーハウス」のアールグレイを使ったソルベ。

●ショコラのムースでうれしくてしょうがないです。上に洋梨のジェラート。

●食後の飲み物と共に、ひと口大のクレマカタラナと、

●ローズの香味のマカロンに、パート・ドゥ・フリュイ。マカロンは販売コーナーもあります。今のところマカロンのみということですが、数種類ありました。ローズ、マンゴー、抹茶などの他は日替わりで何があるかお楽しみということです。(10月10日現在、販売コーナーは一時休止ということです。

●カフェは2種類あって、もちろん深煎り・濃い方を選択。

●田淵章仁さんと、「株式会社のぞみ」の藤田功博さん。

1万円のコースで十分過ぎるほどで、よき素材を生かした、丹念な料理をいただきました、という気持ちです。

お腹もいっぱいいっぱいになりました。

「ルーデンス」さん、またお世話になります<(_ _)><(_ _)>
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「LUDENS ルーデンス」
電話 075-231-5606
〒604-0813
京都市中京区間之町通二条上ル東側(夷町560-8)
12:00~14:30LO、18:00、19:00、20:00の入店

月曜終日、火曜昼休み、月に2回不定休あり
カウンター6席、テーブル12席  全席禁煙
要予約
2017年9月19日開店
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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は

関谷江里の京都暮らし」 へ。

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関谷江里