■ 全国100万人の読者の皆さま、ひとつ前の記事、お昼の「天ぷら割烹 なかじん」さんがゆるぎなくよかったので即クラブエリーをお願いし、翌日の夜に夜料理を食べに再訪したエリーでございます。
お昼の天ぷらで十分おいしくて満足していたけれど、夜料理は別世界が開けていました。1年ほど前から天ぷらに特化したのだとか。ただの天ぷらではなくて、天ぷら一品一品がそれぞれ料理になっているという感じ。
夜の1万円のコース、こういう構成でした。
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●先付 山芋そうめん
●前菜盛り合わせ イタリア豆腐、明太子湯葉巻きなど定番の取肴
●天ぷら 7品
●小鉢 小松菜と湯葉のお浸し
●麦切り
●海老天で、かき揚げか天茶か天ばら
●デザート選択で。(この日はあんみつ)
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で、天ぷら7品の部分は以下の通りです。
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●お椀が出てきて、松茸入りの吸い地をひと口飲んだら、揚げたての鱧天ぷらが投入されて、鱧松椀となる。非常に旨い。
●車海老は順当な姿で。うに塩と。海老はサクサクほくほくの、ジャストな揚げ加減。
●万願寺とうがらし。中にとうもろこしが仕込まれていて、色と食感のコントラストが楽しい。ごく薄い衣はサクサクサクで、上に、醤油風味スモーク塩。
●茄子の天ぷら、切った断面。サンドイッチ状で、中に鴨つくねとお餅入り!これが本当の「かも茄子」とのこと。茄子の厚みもつくねの量もお餅のねっとりも、すべてよき調和です。
●海苔の天ぷらにうに、わさび。間違いのない組み合わせ。
●鮎の竜田揚げ。衣の食感がここまでの天ぷらと全く違う。スパイスも香りました・・・ガラムマサラ入りとのこと!たで酢ジュレはいちじく酢使用とのこと・・・限りなく仕掛けがありました。
●サクサク穴子天ぷらの上に煮穴子。穴子の2階建て。べっこうあんがとろりんと。穴子の甘辛味が好きな人には、たまらない一品です。
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●前菜盛り合わせや麦切りは、ほぼ同じなので、ひとつ前の記事を見てください。
違ったものだけ上げておきます。
●先付 山芋そうめん
●締めご飯 天茶
●甘味のあんみつ
楽しいわ、おいしいわ\(^o^)/\(^o^)/
お手間かかっているなあ(*_*)(*_*)とすみずみから感じたのですが、やっぱり以前よりも仕込みに時間がかかっていると。
価値ある夜コースでした。
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