■ 全国100万人の読者の皆さま、人生悲喜こもごもだけど、才能きらめく料理ですっかりご機嫌のエリーでございます。食にだけはめぐまれた人生です。
6月9日金曜のディネに、フォーシーズンズホテル京都さんへ伺いました。「ブラッスリー」で期間限定で行われている、いとも美しいフラワーディナーをいただいたのです。
ニコライバーグマン「花と食、香りの融合」(8月末まで、夜のみ、15000円(+税とサ13%))
シェフの井料剛さんとニコライ・バーグマンさんのコラボによる、花を組み込んだコース料理。
美しくて、驚きのある料理でした。
前菜に出てきたフラワーボックスはおみやげにいただけるというのも楽しみに伺いました。以下お料理です。
●アミューズがこれ!! 「ニコライバーグマン」さんによる明るい色のラウンドアレンジメントに、ロリポップのように作られたアミューズが挿されてきました。なんてかわいーい\(^o^)/\(^o^)/
リコッタチーズのサーモン巻き/チェリーのようなのは、フォアグラ玉にチェリーのジュレを塗ったもの/ほうずきトマト。
●このアレンジメントは最後までテーブルに残されて、目を楽しませてくれました。
●パンとバター。バターはプレーンの他に、レモンとオリーヴオイルを練り込んだものが用意されて、これが目ざましくいい香りでした。
●フラワーボックスの上にガラス板。のってきたのは牡丹海老と毛蟹の前菜。カヴィア(日本語でキャビア)、マンゴー、下にアボカド。添えてあるのがトマトのエスプーマに、マンゴーとトマトの透明ジュレ。
●組み合わせが粋で、冷たさもほどよく、目ざましく美味でした。
●爽やかさと涼しさを呼ぶグリーンの箱入りアレンジメント、これを持ち帰れるのです。ものすごくうれしい。
●63℃のサマートリュフエッグ、60℃とは卵白だけがかたまって中とろりんの温度です。サマートリュフに、イベリコ豚のハムのチップ。底はコンテのフラン。たまごを上から下から旨み責めにしていました。これもしんそこ美味でした。
●金目鯛のポワレ、ズッキーニの花の中に帆立貝のムース。かぼちゃのピュレ。これで完成ではなく、
●目の前でスープを注いでくださいます。ムール貝とサフランのスープ(少しカレー風味)。
●金目鯛の火入れかんぺき、かぼちゃのピュレとムール貝のスープの調和すばらしい。
●ズッキーニの花の中には帆立のムースが詰められていました。
●肉料理は鴨胸肉のロースト、ラヴェンダーと山椒の香り。ヤングコーン、無花果のキャラメリゼ。
肉は、コリアンダーやクミンも使っているとのことで何とも奥行きのある香りです。ラヴェンダーの香りのほどよさがとりわけすごいと思いました、香り過ぎてもダメですから。添えてあるのがヘーゼルナッツのピュレに黒胡麻。
●レモンタルト ラズベリーソルベ添え
これがデフォルトでしたが、わたしはこれを・・・
●ショコラのグラスに差し替えていただきました。感謝<(_ _)>
レモンタルトの上にはレモンのコンフィ、ライムを練り込んだメレンゲ。爽やか~なデセールでした。ほんとおいしかった☆☆☆
●ロンネフェルト紅茶の、イングリッシュ・ブレックファストをミルクと共に。
●どのお皿もきれいで、香りよくて、瞠目のおいしさでした。
●料理長の井料剛さん、なんてセンスのいい方でしょう。
今回もすべて、ものすごくよかったのでした。\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
★6月16日はニコライ・バーグマンさんがいらしての特別ディナー30000円(+税サ13%)とのことです。
感動深かったです、激しくおすすめ、はげすすです\(^o^)/\(^o^)/
「ブラッスリー」
*****************
★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は
「関谷江里の京都暮らし」 へ。
★クラブエリーについては
*****************