■ 全国100万人の読者の皆さま、帰国していますが、
引き続きエリー@パリ話です。
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今回の滞在:2017年2月20日~2月28日午前帰国
今回の滞在の記録は 2017年2月 Paris パリ でひとまとまりにしています。
今回の計算:1ユーロ 122円。(2月3週目の値段)
2013年からのパリの記録:時々パリ
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■ 9区の「ASPIC」アスピック、よかったですー\(^o^)/\(^o^)/
寺町二条の「ブション」(や「ラ・パール・デュー」や「オ・タン・ペルデュ」)の店主である松井知之さんが先日いらしてよかったというので、間違いなかろうと行ってみて本当によかった☆
18席のこぢんまりした人気のお店で、まず予約が取れてよかったです。
おまかせコースです。これで49ユーロ(飲み物は含まず)って、カリテプリが非常によいと思いました。
ただし、食べ物の好みを事前に伝えないと、全く好きでないものも出てきてしまいます。
今回、わたしは普段いただかないものも出てきちゃったけれど、それでも、ここのよさはよくわかったし、このお値段でこの品数、全く気取らずシェフも自分で料理運んで来たりするのもかわいらしくて、いいなと思ったのでした。
●わたしにとっては歩いて行ける便利なところ、 rue de la Tour d’Auvergne にあります。大好きなマルティール通りはすぐ先。
●アミューズにキャンティの生ハム、フヌイユ(ういきょう)の香り
●とうもろこし、燻製にしん、白ごま Mais,hareng,sesame blond.
●わたしとしたことがあり得ないボケ写真ごめん。<(_ _)> でもおいしかったパン。
●バターは独特の香りの柑橘入り。レユニオン島のクンバリだって。
●たこは要らんかったけれどひと切れ味見しました。(一緒に行った人が幸いたこ大好物でした。)ビーツ、カシューナッツのピュレ他いろいろいい香り、爽やか。
Poulpe,betterave,cajou,piment doux,oxalys,shizo.
●魚の火入れ加減、ものすごくよかったです。こちらでなかなかこんなにおいしい焼き魚に出会えません。
Lieu noir,choux fleur,haddock,poireau,poutargue,piment doux.
●甘い甘い玉ねぎです。Oignon doux des Cevennes,lard de Colonata,noisett,persil,sirop d’erable, fenouil pourpre,oseille pourpre,jus vegetal.
●イベリコベジョータの肩肉のロゼ焼き。Pluma iberica de bellota,carotte blanche,salsifis,shiitake,jus de veau.
豚だけど牛のジュ添え。じゃがいもピュレに見えるのは白にんじんピュレ。椎茸の香りも。
●ブリア・サヴァランにパッションフルーツのピュレ。Brillat-Savarin,fruit de la passion.
わたし自身はフロマージュに酸味のピュレは要らないけれど、でも味のコントラスト明確で、いい組み合わせ。
●ミルフイユ状に重ねられたタルトタタン、これはものすごく好みでした。Tatin,creme double, streusel,ghoa.
●食後のカフェは別途です。
●シェフのQuentin Giroud さん、コックコートも着てないの。料理を持ってしょっちゅう出てきてくださいました。京都も2度いらしたことがあるそうです。
●人気のわけがよくわかったお店です。通うかどうかは別にして、こういうお店が存在できるのがすてきです。
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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
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