■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。1月23日に開催したJEUGIAカルチャーセンター講座@「木乃婦」さん。
「関谷江里と共に木乃婦の料理を楽しむ」の7回めです。松の内は過ぎているけれど「お正月らしい華やかな料理」ということでお願いしました。
●弁舌さわやか~な髙橋拓児さん。
●今回初参加の方も、初回からご参加の方もいらっしゃいます。雪深い三重や富山からいらしてくださった方も。ありがたいです。
クラブエリーからも参加者があり、なじみのお顔にほっとしたりもしました。感謝。
●献立は、黄金色で「特別」と記されており、なんだかうれしい☆☆☆
●こんな献立でした。以下お料理順番にいきます。
●寒い日に、身に染みて美味と思えた熱々のかぶら蒸し。生姜が効いています。中に大きなあわび入り。
●ひらめ、ぼたん海老、文甲いか。ひらめがとりわけおいしさ際立っていました。
●華麗なお椀です。中はお正月仕様で・・・
●白味噌のお雑煮、お餅入り・・・と思って食べ始めるとこれが違いました。大きな淀大根に金時にんじん、芹、大ぶりの松葉柚子、そして
●お餅に見えたのは麩まんじゅうでした。中に鶏ひき肉入りで食べごたえがあり風味がいいです。「料理屋だから普通のお雑煮では日常っぽすぎるでしょう?」と拓児さん。それと、白味噌は特別に作ってもらっているものということで、塩分濃度が普通のものとは違うということです。「非常に濃厚なのに軽やか」という禅問答のような味が成り立っているのには、ちゃんとわけがあったのでした。これ感動深かったです。
●揚げものは、いとも優雅な味でした。からすみの、海老芋サンドのおかき揚げ。つぼみ菜。こういう海老芋とからすみの組み合わせがあったんだなあと。これも感動深かったです。
●お鍋登場です。熱源はキャンドルではなくて、本物の炭火です。
●焼き穴子、筍、うるい、木の芽。ふつふつと沸いて熱々で、おだしに強烈な旨みがあって、心を奪われたお鍋でした。外の、雪ちらほらの景色の中、きれいなお部屋で春のものをいただき温まった贅沢さよ。
●焼き帆立ご飯、いかにもおいしそうな、香ばしい香りが部屋じゅう香りました。
●香りよいだけでなく、しっかり旨みを感じさせて、しみじみ美味と思ったご飯です。赤だしと香の物が添えられました。
●炊いたりローストしたりしたお手間入りの晩白柚(ばんぺいゆ という柑橘、フランス語みたいで音が好き)に、ココナッツアイスクリーム。上からカラメルソース。
●「木乃婦」の髙橋拓児さん、スタッフの皆さま、JEUGIAの皆さまに御礼申し上げます。おかげで参加者の皆さんに喜んでいただけたと思います。「またこれをやるなら、必ず参加します」ってアンケートに書いてくださった方もいらしたとか。参加者の方々も、ありがとうございました。
●今までのJEUGIAさん講座の記録をどうぞ。
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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
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