■ 全国100万人の読者の皆さま、ひっしのぱっちモードから抜け、やっとちょっと本を読める状態になったエリーでございます。読まねばならない本、読みたい本、買ってそのままの本が山積みです。山積みって、ほとんどが電子書籍ですが。
■ これは紙の本です。八幡和郎先生(クラブエリーにもいらしていただいたことがあります<(_ _)>)の新刊、
八幡和郎 イースト・プレス
2016年12月10日 240ページ 861円+税
■ 国民的偏見に終止符を打つ! と大書きされています。
お知り合いでもある井上章一さんのベストセラー「京都ぎらい」の後に読んでも先に読んでもおもしろい!という本です。
以下、茶色部分、アマゾンの画面からの貼り付けです。
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国民的偏見に終止符を打つ!
『京都ぎらい』の虚実をベストセラー作家が徹底検証!
×いやみ→○自覚させる
×閉鎖的→○よそ者に干渉しない
×ケチ→○合理的
×保守的→○長所を大切にする
■人生、ビジネスに役立つ「教養」としての京都学
『京都ぎらい』はなぜウケたのか? 京都はある意味で日本の常識に反した「特殊な街」である。しかし、これほど日本らしい町はない。古い歴史がありながら、新しもん好きで外国人も上手に使う町もほかにない。むしろ現在の日本で支配的な「東京の常識」、すなわち「日本の常識」というものが、日本人の幅広い可能性を封じ込めているだけだ。本書では、数々のベストセラーを輩出した博覧強記の作家が、『京都ぎらい』の歴史的背景から、人間関係、ビジネス、政治、文化にわたる「京都の流儀」まで、「客観的事実」をもとに分析する。
京都ぎらいな人が目を向けない「不都合な現実」
◎大阪発祥の朝日新聞的視点で描かれた『京都ぎらい』
◎根が深い京都市の「11区格差」
◎「ぶぶ漬けでも」に込められた真意とは
◎先端産業分野にも生きる「一見さんお断り」の精神
◎「白足袋族には逆らうな」の虚実
◎京都は現在も日本の首都であろう論
【目次】
第一章 本当は好きの裏返しにすぎない『京都ぎらい』
第二章 本当はいやみを言っても悪意はない京都人
第三章 本当は保守的でもケチでもない京都流ビジネス
第四章 本当は閉鎖的ではなくグローバル志向な京都文化人
第五章 本当は言うほどでもない京都の「陰の実力者」
第六章 本当は日本の中心であるべき「京の都」
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■「京都ぎらい」も相当おもしろかったのです。出てしばらくしてとりあえず紙の本で買って読んで、京都生まれ育ちの友人に「読んで読んで!」とすぐにあげて・・・また細部の何か所かを読み直したくなって電子書籍で改めて買いました。京都生まれ育ちの人も受けてたから、やっぱり強烈なんだなあと。
わたし自身は大阪出身、大学から東京で25年、その間フランス暮らしもしていて、つまり京都に全くゆかりはなく、憧れて外から来た外人と一緒なので、ひたすら「そうなんか。ひえー(*_*)(*_*)」と思うことばかりでしたが、京都の人たちは「わかるわかる!!」と何箇所も激しくうなずいたり、にやにやしながら読んだみたい。
結局、京都への深い思い、激しい愛着があればこそ書けた本だと思うのですが、すごいベストセラーになりましたね。
■ これから八幡和郎先生の「誤解だらけの京都の真実」読ませていただきますー!
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本サイトは2016年5月8日にオープン。
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