■ 大納言氷@「二條若狭屋 寺町店」

■ 全国100万人の読者の皆さま、理想的な氷にあえたエリーでございます。

宇治金時ではない、大納言氷@「二條若狭屋」さん寺町店です。

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■ これが期間限定の大納言氷です。9月の声を聞いてからスタートしようと思っていたと店主の真由美さんに伺いました。従来の宇治金時(通年商品)とは違うものです。

宇治金時は、シロップが全部抹茶、そこに粒あんや栗がのっている。

●この大納言氷は、半分が抹茶シロップ、半分が練乳入りミルクシロップ。そこにふっくら柔らかな大納言小豆がつぶされずホールで散らされているのです。(中にも、ところどころ入っています。)これ大事です。実はわたし、粒あんが全く好きじゃありません。限りなくなめらか~なピュレダズキ状態のこしあんか、粒々の亀山=小豆そのものがいいと常々思っています。粒あんは中途半端でわたしの好みではない(好きな方ごめん<(_ _)>)。なかなか粒々のホール小豆がのっている氷はない。ありますが少ない。

●抹茶シロップの濃厚で香りよいこと、この上ありません。この上はないと断言しちゃう・・・ものすごく研究を重ねられてこのブレンドされたと思います。0.何グラムって感じで配合考えられたことでしょう。そして、練乳が少し加えられているミルクのシロップは、濃すぎず甘すぎず、でも練乳をはっきりと感じさせてちょうどいいのです。ミルク部分だけを食べれば甘やかされているように心地いいです。コントラストを楽しむ氷と思いましたが、抹茶部分と少し混ぜ合わせて食べても抹茶ミルクとなってまたよいです。

●小豆は大粒でふっくら優しい食感、際限なく食べていたいと思いました。

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■ 写真のように、白玉3個がついてきます。・・・が、わたしは要らない。(ごめん<(_ _)>)白玉じたいはもちろん好きですが、これは氷と小豆で十分。これ以上の食感は要りません。

■ 白と緑どちらの氷も、のせた大納言小豆も、しんそこおいしいと思いつつ集中していただきました。

気持ちの入り方が違う氷でした。期間限定品ですが、まだしばらくやるとのことです。本当に完成度の高い、名作だと思いました。これはもう一度いただきたいです。

■ そもそも今年の夏はほとんど「氷食べ」をせずでした。でもシーズン最後にこんな完璧なものを味わうことができるとは、ほんと~にラッキーでした。

■ 追記:「二條若狭屋 寺町店」さんにおいてはものすごーく多種類の氷があります。フルーツをあれこれ使って、味を探求してすごいです。

今あるのが、定番の「彩雲」やほうじ茶氷、黒みつ氷などの他に、レモンジンジャー、パイナップル、(それとは別に)炙りパイン、瀬戸内レモン。もうすぐすだちが登場するそうです。10月には豆腐。11月にショコラ。そのうち生姜。どこかでバナナ。ノエルにはノエル氷。独自の道を歩まれています。わたしはどうも、フルーツ系よりは抹茶味か、黒蜜などオーソドックスな甘い蜜系が好きみたいです。

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「二條若狭屋 寺町店」
電話 075-256-2280
京都市中京区榎木町67
(京都市中京区寺町通二条上ル東側)
1階の店舗は9:00~18:00、2階の茶房は10:00~17:00
水曜休み
テーブル26席 全席禁煙
2013年6月16日開店
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関谷江里