■ 全国100万人の読者の皆さま、パリ写真アップを続けます。「カレット」の、結局ヴォージュ店もやっぱり訪れたのでした。その前に、マレといえば行きたかったところがあり・・・
●サンポール駅で降りたら、
●そこはサンタントワーヌ通。
●南側にすぐに見える細い道に、プレヴォ通というのがありますから、そこを下ル。角を曲がるごとに通り名を撮影しておくので、どこをどう歩いた後からでも容易にたどれます。さらに時間の記録も残りますから、ほんとデジタルカメラすばらしいと思う。ほんとーーにいい時代です。昔なら、どれだけフイルムを持ち歩かねばならなかったことか。(そしてその後莫大な現像・・・(*_*)(*_*))
●プレヴォ通はこんなに細い道です。ものすごく風情はあるけれど、これらのアパルトマンは水の出なんか悪いんだろうなあと思ったりします。ごめん。笑。
●その後、シャルルマーニュ通を東へ歩き、
●はいここです!
●うしろが歩いてきた道、シャルルマーニュ通です。城壁の端にパリの歴史案内板。わたしこれ好きです♪ 「フィリップ・オーギュストの城壁」とあります。
●大好きかっしー・鹿島茂先生「パリの秘密」の中にある、「最高の骨董、八百年前の城壁」を読んで、どうしても現場で実物を見たかったのです。800年以上昔の、フィリップ・オーギュストによって造られた、パリを囲んでいた城壁の一部。最も大きく、保存状態がよいとあります。
●見張り塔の跡が2つ残っていることでも価値があるとのこと。
●今はリセ・シャルルマーニュの運動場の壁面となっています。ありがたみなく、少年たちがばんばんボールぶつけたりしていました。
壁がたまたまぶ厚くて堅牢で壊すのが大変で、住宅の壁面なんかに利用して残ってしまったということで、パリ市内に何か所か城壁跡はあるのだそうです。
●800年前はここがパリの東端だったのですね。残そうとしたのでもないのに、わざわざ壊すまでもないので結果的に残った、というパターンが多い街。意識して歩いていなくても、歴史案内板が思わぬところにあり、読んで「そうだったのかー」と思うのが楽しいです。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Enceinte_de_Philippe_Auguste
●まずはこれです。この手のおもしろいパリの遺跡、街の中の思わぬ発見があふれています。わたしはこの本大好きで、暗記するほど読んでいます。
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今回の滞在は 2016年6月 Paris パリ でひとまとまりにしています。
今回の計算:1ユーロ 122円。(6月3週目に買った時の値段)
2013年からのパリの記録:時々パリ
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