■「祇園にしむら」2016年5月のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、ご機嫌エリーでございます。今月も「祇園にしむら」さんのコースをいただいてきました。3人で伺って、ほんとよく話してものすごく笑って、人生いろいろそれぞれ大変だなーと思う話もしたし、うわー因果応報と思う話もあったし、それからわたしもちょっとしたむかーしの話(中央公論社時代!)を思い出して帰り道聞いてもらったりもしました。なんとも濃い夜でした。

■ お料理は、いちいちおいしかったのです。よーく知っている味ながら、今日の夜はことのほか身に染みておいしいと思いました。ひと口ひと口、無駄なくおいしい、しみじみおいしいと思いながらいただきました。どうだ?感もなく、ふつーに出てくるんだけど、熟練の味なのです。かんたーんな作りのようでいて、ものすごく深い味・・・わからん人はとにかく行って食べてみて。

昨年5月の記録(お座敷に機材持ち込み・笑)で、今月から鱧のお椀出てくるだろうな~と思って楽しみに出かけましたが、ほんとふわふわふわ、夢のようなお椀をいただけました。それもわかめと合わせるという新手で来ました♪ では以下コースです。

IMG_6251.jpgb■ いつもの胡麻豆腐でスタートです。

IMG_6253.jpga

■ ふわふわふわふわ、夢のようにやわらかだった鱧のお椀。口でほぐれて溶けるような鱧でした。塩気ほどよくて心地いいです。トロトロの鳴門わかめと。これもものすごくいい香りでした。

IMG_6257.jpga

■ まぐろと、鯛の昆布締め。鯛がねっとりじんわりたまらぬ旨さを主張していました。

IMG_6259.jpga

■ いつもの鯖寿司。

IMG_6261.jpga

■八寸の一部が先に供されたみたいな形で、ほたるいかとわけぎの酢味噌和え。

IMG_6264.jpga

■ 八寸で。天ぷらが鮎、一寸豆、かき揚げはごぼうと丸十/からすみ/うに、その下にずいきとうどの海苔和え/じゅんさい酢の物(本来は蛸がのってます。)

IMG_6265.jpga

■ 添えられたこれがすごくて、

IMG_6269.jpga

■ 山椒塩です。生の山椒に塩で、鮮やかな香りです。天ぷらはこれを少しつけていただきました。

IMG_6272.jpga■ このずいきとうどの海苔和えとうにの組み合わせ、よく調和して、印象に残るおいしさでした。

IMG_6274.jpga

 ■ ぐじの塩焼き、口当たりしっとり、旨みじゅわじゅわで、これも天国。
IMG_6279.jpga

■ 最後の焚き合わせは賀茂茄子でした。茗荷に大葉。

IMG_6280.jpga

■ まるで花開いたような形と思って、珍しく真俯瞰でも撮っておきます。

IMG_6281.jpga

■ 賀茂茄子の下に、生麩の揚げたの、長芋、ほうれん草。すごくいい組み合わせで、あんもしみじみ美味で全飲み。犬みたいにお皿なめたかったです。

IMG_6288.jpga

■ ご飯は、牛肉と玉子、下は白ご飯ではなく、少し見えている通り、豆ご飯です。うすいえんどう豆はここで出てきたかと。(^o^)(^o^)/

IMG_6284.jpga

IMG_6291.jpga■ 香の物と、赤だし。この赤だしがいつもながら濃くて旨みたっぷりで、締めにふさわしいのでした。
IMG_6292.jpgb■ いちごに、白ワインのジュレで食事終わり。
ごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>

IMG_6250.jpga■ かんぺきなおいしさ、なのにゆるくて気楽な雰囲気。人生にすっかり組み込まれている「祇園にしむら」さんでした。
今までの「祇園にしむら」さんの記録

*****************
本サイトは10年間の記録であるココログニフティ
関谷江里の京都暮らし(4280記事)
から移転・新装したものです。
*****************

関谷江里