■ 全国100万人の読者の皆さま、ご機嫌エリーでございます。今月も「祇園にしむら」さんのコースをいただいてきました。3人で伺って、ほんとよく話してものすごく笑って、人生いろいろそれぞれ大変だなーと思う話もしたし、うわー因果応報と思う話もあったし、それからわたしもちょっとしたむかーしの話(中央公論社時代!)を思い出して帰り道聞いてもらったりもしました。なんとも濃い夜でした。
■ お料理は、いちいちおいしかったのです。よーく知っている味ながら、今日の夜はことのほか身に染みておいしいと思いました。ひと口ひと口、無駄なくおいしい、しみじみおいしいと思いながらいただきました。どうだ?感もなく、ふつーに出てくるんだけど、熟練の味なのです。かんたーんな作りのようでいて、ものすごく深い味・・・わからん人はとにかく行って食べてみて。
■ 昨年5月の記録(お座敷に機材持ち込み・笑)で、今月から鱧のお椀出てくるだろうな~と思って楽しみに出かけましたが、ほんとふわふわふわ、夢のようなお椀をいただけました。それもわかめと合わせるという新手で来ました♪ では以下コースです。
■ いつもの胡麻豆腐でスタートです。
■ ふわふわふわふわ、夢のようにやわらかだった鱧のお椀。口でほぐれて溶けるような鱧でした。塩気ほどよくて心地いいです。トロトロの鳴門わかめと。これもものすごくいい香りでした。
■ まぐろと、鯛の昆布締め。鯛がねっとりじんわりたまらぬ旨さを主張していました。
■ いつもの鯖寿司。
■八寸の一部が先に供されたみたいな形で、ほたるいかとわけぎの酢味噌和え。
■ 八寸で。天ぷらが鮎、一寸豆、かき揚げはごぼうと丸十/からすみ/うに、その下にずいきとうどの海苔和え/じゅんさい酢の物(本来は蛸がのってます。)
■ 添えられたこれがすごくて、
■ 山椒塩です。生の山椒に塩で、鮮やかな香りです。天ぷらはこれを少しつけていただきました。
■ このずいきとうどの海苔和えとうにの組み合わせ、よく調和して、印象に残るおいしさでした。
■ ぐじの塩焼き、口当たりしっとり、旨みじゅわじゅわで、これも天国。
■ 最後の焚き合わせは賀茂茄子でした。茗荷に大葉。
■ まるで花開いたような形と思って、珍しく真俯瞰でも撮っておきます。
■ 賀茂茄子の下に、生麩の揚げたの、長芋、ほうれん草。すごくいい組み合わせで、あんもしみじみ美味で全飲み。犬みたいにお皿なめたかったです。
■ ご飯は、牛肉と玉子、下は白ご飯ではなく、少し見えている通り、豆ご飯です。うすいえんどう豆はここで出てきたかと。(^o^)(^o^)/
■ 香の物と、赤だし。この赤だしがいつもながら濃くて旨みたっぷりで、締めにふさわしいのでした。
■ いちごに、白ワインのジュレで食事終わり。
ごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>
■ かんぺきなおいしさ、なのにゆるくて気楽な雰囲気。人生にすっかり組み込まれている「祇園にしむら」さんでした。
■ 今までの「祇園にしむら」さんの記録
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